「シェフ、こんなレシピはいかがでしょう?」コンピューターとともに生みだす新たな料理
人とコンピューターのコラボレーションが、独創的な料理を生み出しました。
素早い判断が必要なのに、情報が多すぎてどうしたらいいかわからない! そんな複雑な状況での意思決定をサポートしてくれる「コグニティブ・コンピューティング」。その最大の特徴は、収集したデータや情報をもとに自己学習して、自動的に進化してくれるところです。
今後、さまざまな産業に取り入れられていくであろうこのシステムを使って、昨年一風変わった試食会が開催されました。「IBMコグニティブ・クッキング」と題されたこのイベント、「コグニティブ・コンピューティング」のひとつであるIBM Watsonが提案したオリジナルレシピをもとに、フレンチのシェフが調理した数々の料理がイベント参加者に振る舞われました。
IBM Watsonは事前に世界の食材や9,000種類に及ぶレシピをインプット。蓄積した情報をもとに自己学習を行い、歴戦のシェフが思いもつかなかった斬新な発想でレシピを提案したのだそうです。
「無限大(mugendai)」では、このイベントで実際にどんな料理が出されたのか、またWatsonが提案したレシピに触れたシェフの感想などが述べられてます。料理の世界で繰り広げられた人とコンピューターのコラボレーションを、ぜひこちらからご覧になってみてください。
source: 無限大(mugendai)
(和保皓介)