日本へ観光などで訪れる外国人旅行客の「消費総額」が過去最大であることが
わかりました。
画像:【外国人旅行客】
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20日に報じられたもので、宿泊や買い物などによる消費総額は昨年1年間で2兆305億円に上り、前の
年と比べ、43%も急増。
その背景には同年10月から消費税の免税対象が拡大され、外国人の購買意欲が高まったことにあります。
国籍別の割合は中国人が最も多く、次いで台湾人、3位に韓国人。
観光庁の久保成人長官は記者会見で
「急増する外国人旅行者に満足してもらうため、受け入れ態勢をさらに充実しなければならない。
バスや宿泊施設が時期や地域によってひっ迫しないような対策を今後検討していきたい」
「円安の進行と消費税の免税制度の拡充で、外国人の購買意欲が促進された。
今後は地方にも免税店を増やして地方の消費増加を図っていきたい」
と語りました。
相当な額ですね。
多くが近隣アジア諸国の外国人であり、外交関係では多少問題のある中国や韓国が占めていることも少し
意外でした。
最近では外国人旅行客を主な対象としたカジノ法案について議論されていますが、良くも悪くも観光立国と
して後押しされるかもしれません。