米HPは20日(現地時間)、Android 4.4 KitKatベースの12.3インチタブレット「HP Pro Slate 12」と7.9インチ「HP Pro Slate 8」を正式に発表しました。
なお、両モデル共通でディスプレイにはアスペクト比4:3のパネルが採用されており、前者の画面解像度は「UXGA(1600×1200)」(163ppi)、後者は「QXGA(2048×1536)」(326ppi)となっています。また、ディスプレイ保護素材には、米Corningの最新製品Gorilla Glass 4を採用しています。
そのほか、SoCにはSnapdragon 800を搭載しRAMの容量は2GBを確保する一方で、端末の厚みは両モデル共にわずか8mmに抑えることに成功。将来的にAndroid 5.0 Lollipopへのアップデートも提供される見込みとのことです。
紙の上に書いた文字が、ダイレクトのタブレット上に入力される
日常使いをする為のAndroidタブレットとしては、必要十分なスペックを備えている印象を覚えるこのHP Pro Slateシリーズ。しかし、その最大の特徴は「Duet Pen」と銘打たれた、紙を含むあらゆる平面上での使用を可能にすることを謳う専用スタイラスペンにあります。
HP Pro Slateシリーズに内蔵された4つの ”超高感度マイク” の力により、Duet Penが発する超音波を感知することで、タブレット以外の平面に書いた文字や図をリアルタイムにタブレット上に入力することを実現しています。実際の使用感や入力精度がどの程度のものとなるかは判然としませんが、これまでの類を見ないその技術に思わず期待で胸が膨らみます。
HP Pro Slate 12は569ドル(約6万7千円)、HP Pro Slate 8は449ドル(約5万3千円)にて、既にHPの公式Webページを通じての入手が可能となっています。
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
米HP製スマートウォッチ「MB Chronowing」、11月7日より発売開始へ
2014年11月2日
Nexus 6、Nexus 9がついに正式発表 ―日本でも「近日発売」
2014年10月16日
米HP、2-in-1タブレット「ENVY 13 x2」と「ENVY 15 x2」を正式発表 ―Surface Pro 3対抗製品か
2014年11月19日
中国Xiaomi、5.7インチフラッグシップモデル「Mi Note」と「Mi Note Pro」を正式発表
2015年1月15日
米HP、自社事業を「個人向け」と「法人向け」とに完全分割へ
2014年10月6日
中国Lenovo、「Vibe X2 Pro」と「P90」を正式発表 ―スマートバンドや外付けフラッシュも登場
2015年1月6日
でかい方が解像度低いのか
12.3型のパネルに高解像度のものがないんじゃない?
8の方はちょっと高いかな
日本で出たとしたら6万弱行きそう
欲しい
おおっと思ったけど感圧スタイラスじゃなくてセンサーペンか。んー
iPadminiの画面でのお絵かきタブは俺も待ち望んでたから、「あれ…デジタイザじゃないじゃん…」でがっかりな気持ち、よくわかる
あれ?Qualcommのペンなら筆圧とか傾きもわかるペンなんじゃない?