文学と美術の深い関わりを紹介する「美術でたどる物語」が高崎市タワー美術館で1/31から

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群馬県高崎市にある高崎市タワー美術館で「美術でたどる物語」という展覧会が2015年1月31日(土)~3月22日(日)の期間に開催されます。近現代の日本画と工芸作品から、美術と文学がおりなす多彩な世界が紹介されます。当サイトでも紹介した截金(きりかね)ガラス作家の山本茜さんや日本画家の今村紫紅(1880〜1916)、日本画家の牧進さん(1936〜)、松岡映丘(まつおかえいきゅう)の作品などが出品されます。

王朝物語や説話など人々を魅了した文学作品は、長く読み継がれるだけでなく、古くから絵画化され、“テキスト”である文学と、それを“イメージ化”した絵画は密接に関わり、共に親しまれてきました。また文学は絵画だけでなく、工芸や図案、古典芸能など日本文化の幅広い分野に多大な影響を及ぼし、今日にいたるまで、美術作品における重要な主題のひとつとなっています。
優雅な貴族の恋物語、勇猛な武士たちによる軍記物語、動物が主人公となった御伽草子など、それぞれの物語を描くのに適した表現は異なりますが、美術と文学は互いに深く関わり合いながら、また時代の好みを反映して、多様に展開してきました。

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源氏物語シリーズ 第十三帖「明石」

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源氏物語シリーズ 第二十五帖「蛍」

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今村紫紅「宇津の山路」

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展覧会名:美術でたどる物語
期間:2015年1月31日(土)~3月22日(日)
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午前10時~午後8時(入館は午後7時30分まで)
休館:毎週月曜日、祝日の翌日
   会期中の休館日:2月2日・9日・12日・16日・23日、3月2日・9日・16日
場所:高崎市タワー美術館
住所:高崎市役所 〒370-8501 
入場料:一般:500円(400円)、大学・高校生:300円(250円)