「表現の自由には限度がある」。仏紙襲撃事件を受けてローマ教皇がコメント
2015.1.23 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(27)
第266代ローマ教皇、フランシスコは、フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」が襲撃された事件に関連して、「表現の自由には限度がある。」と公式に語ったそうです。
訪問先のスリランカからフィリピンに向かう機中で記者団に対し、法王はイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を載せてテロの標的となったシャルリー・エブドそのものについては言及しなかったものの、誰にも「公益に資すると思うことを言う」自由と責務がある一方で、それが他人を害するならば口にすべきではないと述べました。
また法王は「自らの宗教の名の下に戦争を起こしたり殺してはならない」、「神の名の下に殺人を犯すなど常軌を逸している」とも述べたそうです。
「では、誰かの感情を害する発言をしたらどうなるのか」。法王は同行者のアルベルト・ガスバッリ氏を見てこう言いました。
「もし友人のガスバッリ氏が私の母のことをののしったら、パンチが飛んでくるだろう。それは普通のことだ。挑発してはならないし、他の人の信仰を侮辱してもならない。信仰をからかってはならない」。
波紋を呼んだこの発言に対し、ローマ法王庁のトーマス・ロジカ報道官は、「教皇の表現はパリでのテロを正当化するものとして解釈されることを意図したものではない」。とコメント。「法王は暴力を擁護したわけではない」。と述べたそうです。
via:cnn
言論の自由には責任が伴うということです。辛辣な表現で誹謗中傷を繰り返すということが、果たして自由という権利にあたるのか?それは言葉の暴力なのではないか?とはいえ受けた側はそれを暴力で返していいのか?いろいろ難しい問題がはらんでいるようです。とくに思想の違いなどが根底にあった場合には。
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コメント一覧
1. おまえら
1カラパイアとかでも言論統制よくやってるもんな
2. おまえら
2そういえばクソコラグランプリでもアラーを馬鹿にするようなネタは見たことないな。だからと言ってクソコラグランプリがいいというわけではないが、その一線だけは越えないでほしい。
3. おまえら
3>パンチが飛んでくる
侮辱されたら武力で報復、でも自分がやるわけではない
って認識が端的に表現されていて良い
4. おまえら
4このオッサンが言うまでこんな当たり前の事すら
本気で思いつかないキリスト教徒はアホの集まり。
みのもんたに騙されてココアでダイエットする
情弱主婦と同じレベル。むしろそれ以下か。
こんなレベルの奴らに上から目線で色々言われるアホらしさ。
体がでかくて馬鹿力なやつはノータリンって漫画の法則を
地で行くバカの集まり。
5. おまえら
5他人を怒らすような事をしていけない。
一見、正論のように見えるけど、これって、怒りっぽい人々に圧倒的に有利な基準だよね。
さらにテロや抗議デモ、その他あらゆる方法で嫌がらせをする暇人達に有利な基準だ。
実際、世の中、心が貧しくて、怒りっぽい人々が短期的利益を得ることが常態化しいるね。その反動で嫌われて、長期的利益を失っているだけど、やっぱり納得がいかないね。
それで不満を言うとヘイトスピーチだとか外来語を使って、また怒りだし、圧力を掛けて来る。
もっと客観的基準を作るように働きけるべきだよ。ローマ法皇ならできるだろ。
6. おまえら
6カトリックローマにも風刺に対する被害があるだもんな。
7. おまえら
7自由とともにあるのは責任だと思う
8. おまえら
8まあ、教皇は昔から結構きつい風刺の的だったからな、「表現の自由」なる言葉を玉条視する訳が無い。
それこそ中世以来、そしてルター以来約500年、探せば沢山今でも見られるわ。
9. おまえら
9神だなんだいいながら
感情や欲求で思考してやりたい放題は許されるってこと?
10. おまえら
10宗教家なら表現の自由があるから、何でもかんでも言えやとは
言わんだろう。法的な話じゃないと思うよ。
酒は飲んでもいいが飲みすぎるなという自制の類のお話だろう
11. おまえら
11焚書とかしてたもんな
12. おまえら
12至極当たり前な事を言っているよね。
13. おまえら
13※7
そうだな。
責任が持てる者にのみ自由が保障されるとも言える。
表現に関してもそうだな。
自由を享受するんなら、それに起因する全てのことを受け入れる覚悟をしなければいけない。
下品な雑誌を売ってれば怒りを買うのは当然のこと。
怒った人間が何をするのかくらい当然考えとかなければならない。
14. おまえら
14言論の自由だとか言って、過激派やテロリストを
ネタにするのはわかるんだけど、一般の信者の
神経まで逆なでするような記事をわざわざ書く
意味がわかんない
15. おまえら
15言論の自由を主張するフランスでも、テロリストを擁護する言論に対してはフルボッコだからな
だったら宗教や他人を侮辱するような表現もフルボッコしろよ
こいつらの言う自由の基準に賛成はできん
16. おまえら
16法律の観点からはムハンマド風刺画は合法。しかし倫理的にやるべきじゃないってことよね。
17. 炎蹄
17結局のところ誹謗中傷は止められないな。
それは本能的に楽しいからか、優越感を感じるからだろう。
18. おまえら
18>「自らの宗教の名の下に戦争を起こしたり殺してはならない」
自分たちの歴史は・・・?
19. おまえら
19暴力に訴えない、というためのラインだったんじゃないかね
20. .
20好きに表現の自由()して死ぬのは勝手だけど
テロを引き起こして巻き込まれたんじゃたまったもんじゃない
21. おまえら
21※18
ヨハネ・パウロ2世は十字軍や異端審問なんかの罪を認めてたな
22. おまえら
22こんなことはみんな知ってるけど無視しているんだ
23. おまえら
23「表現の自由を守れ。」
「誰の表現をだ?」
24. おまえら
24闘牛士だって立派な雄牛を挑発するじゃん?
あの新聞社の連中だって自分たちを闘牛士のような英雄だとどこかで思っていたはず
テロリストなんて不意打ちしかしない、狂信者連中だから雄牛に失礼か
25. おまえら
25少年少女やその親たちにまでに性的暴行をしまくった神父の集団が何言ってんだよ。
性獣の法王やないか。
26. おまえら
26道徳観念が全体的に低下しているってことか。
今は、世界の片隅で起こったことさえ、世界中に配信される情報社会。
碌に熟考もせずに発信された言葉も、受け取り手によっては、更なる互いの確執を生むことになるという、悪循環。マスコミだけでなくなった発信側、どう受けて、どう返すか、web上のコメ欄も色々で怖い。
27. おまえら
27人間がやることは最初からデタラメ。
表現の自由なんてのも偽善者のタテマエにすぎない。
つまり罠なんだよね。