美希 「独立するの!!」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 21:51:33.36
-765プロ-
美希「...さないの!」
社長「...か..たよ」
ギャーギャ-!
春香「美希、どうしたんだろう」
春香「社長室であんなに怒って......」
千早「ええ、いったい何があったのかしらね...」
ばたんっ
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 21:53:54.52
美希「もうゆるさないの!!社長、覚悟しといたほうがいいって思うな!!」プンプン
春香「あ、美希....って」
ドスドス ばふっ
真美(あ、ミキミキ、戻ってくるなりソファに倒れこんじゃった...)
真 「み、美希...ずいぶん怒っていたけど、どうしたのさ」
美希「どうしたもこうしたもないの!」ガバッ
美希「社長に、ミキのおにぎり食べられたの!!」プンプン
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 21:56:11.70
小鳥(しゃ、社長ってばまた..)
やよい「え~っ!社長、またミキさんのおにぎりたべちゃったんですかぁ!!」
雪歩「この間も食べて怒られてましたぁ...」
貴音「社長も懲りませんね...」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 21:58:02.69
美希「今月だけでもう5回は食べられてるの!!」
美希「それにミキ、今日のやつはトクベツ楽しみにしてたのに...」
美希「許せない.....ユルせないの~~!」ジタバタ
美希「あ~~ん!!!」ジタバタ
雪歩「み、美希ちゃん落ち着いて...」アワワ
美希「落ち着いてなんていられないの!!」ガッ
雪歩「きゃっ」ビクッ
美希「......ミキ、今日という今日はカンニン袋の緒が切れたの!!」
美希「もう、こんな事務所にはいられないの!!!」
全員「「「「「 ええぇっ!! 」」」」」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:03:04.29
春香「ま、また出て行っちゃうの!?」アワワ
やよい「そ、それとももしかして、アイドルやめちゃうんですかぁ...」
やよい「そんなのかなしいです......」ウルウル
美希「やよい、安心するの!ミキ、アイドルをやめるつもりはないよ!」
響 「えっ、どうするんだ美希!また961プロに行くつもりなのか!?」
美希「ううん、ミキ的には961プロにはもう行きたくないって感じかな」
響 「そ、そっか、よかった.....ってちがうぞ!」
響 「美希、どっかいっちゃうのか?自分、そんなのやだぞ...」
響 「ここにいてよ、美希~~!」ウルウル
美希「ゴメンね響、これも定められた運命なの...」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:05:02.26
千早「....じゃあ、876プロかしら」
美希「それも魅力的だけどー、ミキ的にはあそこはちょーっとミキのカラーとは違うなって思うな」
美希「きっとあそこに美希が入ってもきっとなんか浮いちゃうの」
春香「あーそれは確かに....ってそれじゃ美希、行くところないじゃない!」
美希「ん~、ホントにそう思う?」ニヤ
貴音「その笑顔...なにか考えがあるのですね」
美希「..........」ニヤリ
雪歩「......美希ちゃん、どうするつもりなの?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:07:00.03
美希「ふっふっふ...よくぞ訊いてくれましたなの...ミキはね....」
美希「......ふふふ」
響 「......ごくり」
美希「ミキは........独立するの!!」ババーン
全員「「「「「 な、なんだってー!!! 」」」」」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:09:52.55
真 「み、美希、自分のプロダクションを立ち上げるってこと!?」
貴音「面妖な...」
やよい「うわー、それ、なんかかっこいいかも!」
美希「ふふふ、みんな驚いてるの」フフ
美希「ジョーダンだけどね」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:10:56.89
響 「へ?冗談?」キョトン
美希「うん!出て行ったりなんてしないよ!!」
響 「そうなのか!?ホントか!!?」
美希「うん!だからこれからも一緒だよ」
響 「よ、よかったぞ...」ウルウル
美希「えへへ、響はかわいいの」ナデナデ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:15:22.26
千早「よかった、冗談だったのね...」
美希「怒ってるのはホントだよ?でも、さすがにまた飛び出したりはしないの」
美希「エヘヘ...ごめんね、ビックリした?」
真美「な、なーんだそっか~、よかった~」ホッ
真美「もーミキミキ、おどかさないでよ~!」
貴音「まったくこれは、きついおしおきが必要ですね...」
美希「ちょっ、それはカンベンしてほしいの!」
貴音「......」ジリジリ
美希「ごめんなの!ごめんなの!!」
ギャーギャー
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:20:00.63
美希「 」ボロ
美希「律子......さんがいないから冗談をいったのに、とんだ伏兵だったの...」
春香「あはは...でも、あんな冗談をいう美希が悪いんだよ?」
美希「反省してるの」
美希「でも、765プロがいつまでもあるとは限らないんだし」
美希「独立のことを考えておくのはワルいことじゃないって思うな」
真 「独立か...」
春香「な、なんか美希っぽくないドライな考えを聞いた気がする...」
千早「独立...」
雪歩「独立...」
やよい「どくりつ...?」キョトン
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:24:38.32
美希「ん~、ミキが独立するとしたら~、名前はなんにしよっかな~」
雪歩「星井プロとか?」
千早「ありそうな名前ね」
美希「そんなのつまらないの!」
美希「ミキ的にはせっかくだから、765プロっぽさを残したいって思うな」
響 「な、765プロっぽさ?ってなんだ?」
美希「たとえば~.......」ウンウン
美希「........!」ティン
美希「821(はにぃ)プロとか!」
春香「ああ、765プロぽさってそういう...」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:26:22.91
美希「821プロ!!ミキ気に入ったの!!」
美希「ミキ、すっごい頑張れそう!!」
雪歩「美希ちゃんらしい名前ですぅ」
春香「でも、765から独立したら、プロデューサーさんはいないんじゃ...」
美希「え......春香なにいってるの?」キョトン
春香「あれ、何でそんな不思議そうな顔...私へんなこといった?」
美希「ハニーはウチに引き抜くに決まってるの!!」
美希「そしてミキとハニーでいつも仲良しデュオ!なの!!!!」
美希「あ、なんか本当に独立したくなってきたの....」
響 「やめろぉ!!」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:31:57.92
千早「ふふ、それは楽しそうね...」
千早「でも、プロデューサーが首を縦に振るとは限らないわよ?」
美希「ふふん、千早さん」
美希「そこは心配いらないって思うな」フフン
美希「ハニーはミキのこと大事にしてくれるから」
美希「きっとついてきてくれるの!」
春香「ほ、本当にそうかな...」
美希「む、春香は疑い深いの....」
美希「ねぇ、ついてきてくれるよね!ハニー!」クルッ
シィン...
美希「...あれ?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:37:07.87
小鳥「プロデューサーさんならさっき、社長と一緒にあわてて外に出て行ったわよ」
美希「えー!!!」
真 (きっと美希へのお詫びの品でも買いにいったんだろうな...)
雪歩(つきあわされるプロデューサーさんがかわいそうです...)
美希「........」
美希「..........」
美希「やっぱり、832(はちみつ)プロにするの」ショボン
響 「ちょ、いきなり落ち込みすぎだぞ!!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:41:10.78
美希「ハニーがいなかったら、それはもう821プロじゃないの...」
やよい「美希さんが一気に元気なくなっちゃいましたぁ」
春香「しかも結局ハニーから離れきれてないし...」ボソ
千早「未練たらたらね...」ボソ
貴音「ふふ、ですがそこも美希らしいといえるかもしれませんね」
美希「ハニーがいないなんて、悲しすぎるの」ショボン
真 「あはは、まぁ、元気だしなよ!!もしもの話だし!」
美希「......そうだね、ありがとうなの」
真美「...うーん、独立かぁ」
真美「真美だったらどんな名前にするかなぁ...」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:45:01.62
雪歩「真美...まみ、かぁ。思いつかないなぁ」
千早「苗字ならどうかしら」
響 「双海、ふたみ...いけそうじゃないか?」
真美「うーん....こいつはなんもんですぜ....」
真美「ふたみ...33...まみ...双子.....」
真美「.......!」ティン
真美「決めた!!真美は、223(ふたみ)プロにするよ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:49:24.91
貴音「223、で双海ですか?」
真美「うん!真美たち双子だし....22で”ふた”、で3が”み”なんだけど」
真美「.....どう?ミキミキ」
美希「......」
美希「うーん....ちょっとこじつけっぽい感じもするけど」
真美「...........」ドキドキ
美希「でも、双子って言う自分のひとつの個性が良く出せてると思うな」
美希「うん、おめでとう。合格なの!!」
真美「!!」
真美「やったー!!」ピョンピョン
春香「え、なにこれそういうゲームなの?」
やよい「よくわかんないけど、おめでとうございます~!」パチパチ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:53:19.68
真美「これで真美は、765プロに何かあってもヘーキだよん☆」
やよい「うわ~、うらやましいです~」キラキラ
美希「やよいも後で考えるといいの」ナデ
美希「あ、そうだ春香」
春香「?」
美希「春香だったら、なんて事務所にする?」
春香「え、私もやるの?」
春香(わりとどうでもいい... )
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 22:56:26.75
美希「トーゼンなの!」ニパ
春香「そっかぁ....うぅーん」
春香(まぁ、真美もあんなに喜んでるし、ここはノッてあげないとかわいそうだよね)
春香「...そうだなぁ」
春香(でも、思いつかないなぁ)
春香(あ、そうだ)
春香「私は、765プロがあるならそこにずっといたいけど、そうじゃないなら」
春香「千早ちゃんと一緒の事務所がいいな」ニコ
千早「ふぇ!?」
春香(千早ちゃんにふっちゃえ!)テヘ
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:02:13.77
真美「ひゅ→ひゅ→!やけるねぇお二人さん!」
真 「よっ、お似合いですよ!おふたりさん!」
雪歩「すてきなおふたりさんですぅ!」
千早「も、もう春香ったら...」テレ
春香(あ、千早ちゃん照れてる!!すっごいかわいい!!)
春香(適当に振っただけだったけど、すごいファインプレーじゃない私!!)
春香「えへへ....だって本当なんだもん」エヘ
春香「ねぇ、千早ちゃんだったらなんて名前にする?」
美希「ウマくかわされた気がするけど...千早さんがどんな名前にするかも興味あるの!」
千早「そうね....」フム
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:07:28.28
千早「如月は二月だから....2....じゃ足りないわね」
千早「ちはや....千早.....千はや......」
千早「ゴンザレス...」
響 「!?」
千早「........!」ティン
千早「ととのいました」
美希「どうぞなの」
響 「なんか変な単語が聞こえたぞ!!」
真 「不安だね...」
雪歩「不安ですぅ」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:10:41.61
千早「私のプロダクションは....」
千早「......089プロです!!」バン
美希「.............」
美希「あれ?」キョトン
春香「89?」キョトン
真美「?」キョトン
やよい「?」キョトン
貴音「なるほど」
真 「?」キョトン
雪歩「?」キョトン
響 「....なんで89なんだ?」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:15:51.89
千早「我那覇さん、よく訊いてくれたわ」
千早「私の名前ってなんだったかしら、高槻さん」
やよい「ちはやさんです!」
千早「ふふ、ありがとう、そう、私は千早。千は文字通り1,000」
千早「そして、残った”早”は”はや”...つまり88に変換可能だわ」
雪歩「ここまではわかりますぅ」
千早「で、先ほどの1,000に88を足すといくつになるか...高槻さん、わかるかしら」
やよい「えーーっと....せんはちじゅうはちです!」
千早「うふふ、正解よ高槻さん」
千早「でもね、1088じゃ大きすぎるのよ」
春香「......あ」
春香(わかっちゃった...)
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:20:27.39
真美「おおきすぎる?」
千早「ええ、だから最初の1を、どこかに足そうと考えたの」
千早「そうすると....88に1か、10を足すことになるわ」
千早「高槻さん、88+1と、88+10.....わかるかしら」
やよい「うっうー!89と、98です!!」
千早「正解よ。さすが高槻さんね」ナデナデ
やよい「えへへ」
千早「89と98なら、私は大きいほうを選ぶわ」
千早「期待をこめて」グッ
春香「ちはやちゃん....」ホロリ
春香(なんか泣けてきちゃった...)
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:24:45.25
千早「というわけで、私は098プロにするわ」
響 「............」
響 「あれ?さっきは89って言ってなかったか?」
千早「ええ.....はじめは、現実性のある数字にしようと思ったのだけれど」
千早「どうせ、もしもの話ですもの」
千早「夢は、おっきく持たないとって」
千早「だから、098に変えさせてもらったの!」ニコ
美希「そうだったの....」
春香(89を現実的な数字だと思ってるんだね........ちはやちゃん)ポロポロ
真美「はるるんさっきから泣きすぎっしょ....」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:28:02.27
千早「どうかしら、美希。わたしの098プロは」
美希「そんな悲しい設立話を聞かされたら、合格にするしかないの」
千早「悲しい!?....でも、合格よね!!!」パァ
千早「やったっ!やったわっ!春香!!!」クル
春香「うん、おめでとう....千早ちゃん」ボロボロ
千早「私のために泣いてくれるなんて.....春香!!!」
春香「千早ちゃん!!」ガシッ
真美「美しい友情だね....」
真 「はたから見ればね.....」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:28:58.90
まだ4人しか終わってないという悲劇
明日早いので寝ます
今度 続きたてます
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/18(金) 23:30:04.88
乙です
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