穂乃果「やったー、ウミレウスから宝玉が二つも剥ぎ取れたよ!」ことり「そのタマってまさか…」 Part5
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155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 01:55:02.56
穂乃果「海未ちゃん、これが何かわかる…?絵里ちゃんは教えちゃダメだからね」
絵里「…」
海未「知ってるに決まってるじゃないですか。紙と鉱物片ですよね」
絵里「はぁ」
穂乃果「海未ちゃん…」
海未「そんな憐れむような目で見ないで下さい!」
穂乃果「田舎育ちなのか常識がないとこがあるなとは思ってたけど、さすがに…」
絵里「私は一日で何でもできるようになったけど」
穂乃果「絵里ちゃんはお嬢様だから仕方ないよ」
海未「私だって田舎者なのではなく、由緒正しい…」
穂乃果「でも、海未ちゃんお金だって知らないんだもん。今だってこれを紙と鉱物片って…」ジトーッ…
海未「うぅ…」シュン
絵里「まあまあ、穂乃果もそんな目で見ないの。誰だって初めてはあるんだろうから」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:02:15.11
穂乃果「そんなわけで、今日は常識知らずの田舎者の海未ちゃんを厳しく躾けるべく指令を出します」
海未「田舎者ではないのに…」
穂乃果「絵里ちゃん、これは何?」
絵里「お金ね」
穂乃果「そう、お金です。額は?」
絵里「1000ゼニーね」
穂乃果「その通り。海未ちゃん、二万ゼニーあれば一生を遊んで暮らせると言われているんだよ?このお金の重さがわかるよね?」
海未「すごい大金…です…」ゴクリ
絵里(以前お使いに行ったとき小銭を握り締めた子供が50ゼニーを見せて、全てが思い通りにできる額だと言っていたし、貨幣価値について穂乃果の言ってることも大げさなんだけどね)
穂乃果「このお金を海未ちゃんに預けます。そして、それでお使いをして来て下さい」
海未「そんな!いきなりお使いなんて無理です!」
穂乃果「かしこい絵里ちゃんは一日でできるようになったよ」
絵里「まあ、多少はね」
海未「くっ…」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:11:14.35
穂乃果「いつかは通る、避けては通れない道なんだから頑張って。絵里ちゃんも一緒に行かせるけど、これは海未ちゃんの修行だから」
海未「まあ、エリンと一緒なら…」
穂乃果「海未ちゃんに買ってくるものを教えるけど、絵里ちゃんには教えないから頼っても無駄だからね」
海未「そんなっ…」
穂乃果「絵里ちゃんに助力を請うのは三回までだからね。絵里ちゃんも、海未ちゃんを甘やかさないように」
絵里「穂乃果の言う通りにするわ。頑張ってねウミ。この世界で生きるということは、そういう戦いを生き延びるという事なのだから」
海未「…わかりました」
穂乃果「じゃあ頑張ってね。ファイトだよっ!」
海未(絵里が一日でできるようになったとはいえ、私のような空の青さしか知らない存在が…。いえ、頼まれたからにはやってみせなければ…)
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:17:42.57
海未「さて、まずはここで買い物ですね」
絵里「オトノキザカの市場ね。色々な物が売っているから見てて飽きないのよ」
海未「私はまだ来るのが二回目なので何とも言えません」
海未(…ですが、この市場の活気、品揃え。確かにエリンの言うことも頷けます)
海未(穂乃果に買ってくるよう頼まれた物は、ハチミツにクーラードリンク、それから…)
売人「嬢ちゃん、質の良い宝石があるんだけど買ってきなよ。今ならたったの50ゼニーだよ」
海未「お断りします。あいにくですがお使いの途中ですので悪しからず」
売人「お、おう…」
絵里(へぇ、人間の世界に慣れてないだろうから心配してたんだけど、これなら心配はいらなそうね)
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:28:09.49
海未「おや?あれは何でしょうか」
絵里(人間界に慣れていないウミには、何でも珍しい時期なんでしょうね。色んな物に目を奪われて微笑ましいわ)
行商「目が高いねお嬢さん。これは異国の珍しい筒だよ。覗き込むと色々な綺麗な景色が見えるんだ」
海未「どれどれ…すごい!何と…これは美しい…綺麗…。これは何というのですか?」
行商「マンゲ鏡(まんげきょう)だよ。東方の国の逸品さ」
海未「買います!いくらですか?」
絵里「こらこらこら!」
海未「あっ」
絵里「今はお使いの途中でしょう?ダメじゃない、無駄遣いしようとしちゃ」
海未「で、ですが、これがすごくて…」
絵里「どうしても欲しいのなら止めないけれど、どうなったって知らないわよ?」
海未「…」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:31:34.18
海未(穂乃果に預かったお金は、お使いで使う為のお金…)
海未(でも、買ってくるように頼まれたのはハチミツなどの嗜好品…)
海未(確かに頼まれたものを買ってくるのが正しい選択なのかもしれません…)
海未(ですが、言われるがままにそういう嗜好品を買ってくるのは穂乃果を甘やかすだけなのでは…)
海未(穂乃果の大好きなハチミツ…。この間は真姫にそれで虫歯になるなどと怒られていました…)
海未(もしかすると今回のお使いは、穂乃果に言われるがまま買ってくるのではなく、自分で判断して穂乃果の為になる物を買ってこいというのが趣旨なのでは…)
海未(とすれば私の選択すべきは…)
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:39:07.38
海未「エリン、やっぱり私はこの東方の逸品を買います」
絵里「そう…。好きにしたらいいわ。私は一応止めたんだからね」
海未「すみません、これはいくらなんですか?」
行商「そうだねぇ…、珍しいものだからねぇ…」
海未「なるほど。では物々交換はいかがですか?私も飛竜の珍しい素材を持っているんです」
行商「な、何だって!?それは本当かい?」
海未「ええ。あの、大空を舞う最強の飛竜種、ウミレウスの希少なものです」
行商「ゴクリ…。ぜ、是非見せてくれ」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:40:35.23
海未「ええ。珍しいものなのでこっそりと見て下さい。この袋に入れてあるのですが…」
行商(宝玉だとしたら価値は計り知れない…。逆鱗だとしても大金になる。身なりのいい世間知らずそうなお嬢さんだし、多分きっと騙し取れる…。へっへっへ)
行商「どれどれ、一体その袋に何が…」
海未「しっかりと顔を入れて覗き込んで下さい。さあ」
行商「…ぐぇぇ!?クッサ!?」バタッ
絵里「うっ…。まさかウミ、貴女、その袋の中に…」
海未「ええ。希少な飛竜のフンをたんまりと。気密性の高い袋ですし、何かの役に立つと思って持ち歩いているのです。それじゃあこれはここに置いておきます。物々交換は成立ということで…」
絵里(なるほど、確かに一握りあれば広大な畑全ての肥料となりえる飛竜のフン、物々交換の対価として十分に釣り合う…かもしれない…。一見不当な取引にも見えるけど、極めてフェアなのかもしれないわね)
絵里(私が口出しするのも野暮ってものだし、ここは海未に任せましょう)
その後、海未はお金を使うことなく様々な希少品を手に入れて帰り、穂乃果をおおいに喜ばせた
が、頼んだ品を何一つ買ってこなかったので海未は結局怒られた
尚、その後市場では高品質の肥料が流通し話題となり、市場を賑わせ、農家たちはこぞってそれを求めた
一方、酒場にはあの古龍の魔の手が誰にも知られることなく、深く、静かに伸びていたのだった…
第五部 ~初めてのお使い編~ 完
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/01/11(日) 02:41:32.41
乙
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