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ZOOMから4トラック同時録音ハンディビデオレコーダQ8、ステレオマイクと2個のXLR端子搭載 - Engadget Japanese

日本の電子楽器メーカーZOOM がハンディビデオレコーダの新製品Q8 を発表しました。ステレオマイクと2個のXLR 端子を使った4トラック同時録音が可能なほか、最高3M HD (2304 x 1296)での動画撮影やPC と接続してWeb 配信用カメラ兼マイクとしても使えるなど、多彩な機能を備えるコンパクトなビデオカメラです。

ZOOM Q8

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37 枚





市販のビデオカメラの多くが画質の高さをアピールする中、ZOOM は楽器メーカーらしく音質にこだわったQ シリーズを2009年から販売しています。

その最新モデルとなるQ8 は、本体のステレオマイクと2個のXLR/TRS コンボ端子を使い、最大で4トラック同時録音をサポートすることが大きな特徴です。

コンボ端子はマイクとラインレベルの入力に対応し、市販のミキサーを繋いで本格的なライブ動画が撮影可能。また最大+48V のファンタム電源を供給できるので、コンデンサーマイクを直接つないで高音質な「OOしてみた」動画も撮影できます。

さらにマイクカプセルは用途に合わせて別売のショットガンマイクなど5種類と交換可能。ZOOM はマイク交換対応ビデオカメラは世界初としています。

肝心の音質は、音声のみを録音するオーディオレコーダーモードで最高24bit/96kHz のハイレゾ録音に対応。動画と同時にトラックごとの音声も保存するMOV+WAV モードでは最高24bit/48kHzです。



カメラは1/3インチ 3MP CMOS センサとF2.0の広角160度レンズを採用し、動画撮影時の画質は最高で2304 x 1296/30fps。HD720p 画質では60fps 撮影も可能です。動画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264 (MOV)。

本体は標準でカメラ用三脚へ固定できるほか、付属の変換アダプタを使うことで市販のアクションカメラ用マウントにも取付可能。タッチ操作対応の液晶モニタは180度反転できるので設置場所を問わず操作できます。



そのほかの主な仕様は、SDXC スロット(最大128GB)、ライン/へッドフォン兼用ステレオミニ端子、microHDMI 出力(Type D)、モノラルスピーカー、USB2.0 mini B。

電源は容量1700mAh のリチウムイオン充電池。720p/30fps、LCD開、コンデンサマイク接続時の実使用時間は約2時間。充電はUSB 経由で約4時間30分、別売のAC アダプタAD-17 経由で約2時間45分。

機能面では音声録音用にローカット(80Hz/120Hz/160Hz)、ダイナミクス(リミッター、コンプレッサー、レベラー)。動画撮影では5段階デジタルズーム、シーンセレクト(Auto/Concert Lighting/Night)、セルフタイマー(Off/3秒/5秒/10秒)。

寸法はマイクを収納した状態でL157.57 x W47.8 x H68.65mm、立てた状態でL156.63 x W47.8 x H118.54mm。マイクと電池を含む重さは約340g。

ZOOM Q8 は2015年2月末発売予定。価格はオープン。参考までに従来モデルZOOM Q4 の実勢価格は2万6000円前後です。

なお競合製品としてはソニーが2013年11月から販売中のミュージックビデオレコーダHDR-MV1 があります。液晶モニタは固定で4トラック録音もできませんが、165g と軽くコンパクトなことや、Android スマートフォンをリモコンとして使えたり、NFC 対応スマートフォンにタッチするだけで動画を転送できるといった便利な機能が売りです。

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