ドローンついに宇宙に進出。NASAが火星を飛ぶソーラーヘリを開発中
火星にもドローン!
地球とは異なる厳しい環境下の火星地表面において、探査車の「Opportunity」は目ざましい働きを続けてきましたが、走行不能に陥らざるを得ない悪路にはまってしまうトラブルも頻発……。もっと事前に走りやすいエリアを察知して進路を定められたら?
そんな望みを一発でかなえてくれる、火星探査車とペアになった新たなミニヘリコプターの開発がNASAのJet Propulsion Laboratory(JPL)で進行中ですよ。地球とは違う重力や大気の状態、決して良好とは評せない離着陸環境などの要素を加味した開発が求められるため、火星探査車に向けて上空からナビゲーションを提供するドローンの設計は容易でないとのことですが、ソーラーパネルを搭載し、毎日数分間の飛行で約500mの距離を移動しながら稼働していくことになるそうです。
すでに長期の開発期間を経ており、2.2ポンド(約1kg)の機体重量で、直径3.6フィート(約1.1m)のブレードを装備した超軽量ソーラーヘリの完成が間近に迫っているんだとか。ついに火星までドローンが進出を果たす日も近づいているんですね~。
Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)
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