ソニーモバイルとソネット(So-net)は、高付加価値のXperiaスマートフォンをSo-netの販売網を通じて今春発売すると発表しました。
またXperiaとSo-netのLTE通信を組み合わせた『新サービス』も提供予定。端末の価格や発売日、通信プランや料金は決まりしだい発表します。(写真はXperia Z3)
So-netはNTTドコモの回線を利用したMVNO事業を展開。割安なモバイル通信サービス「So-net モバイル LTE」や「PLAY SIM」を提供しています。
発表によると、現在のMVNO市場は低価格スマートフォンの導入が進む一方、高機能で使いやすい商品へのニーズも高まっているとして、ソニーの技術を集結した
高付加価値のXperiaスマートフォン をSo-netの販路などで今春発売し
、また同端末とSo-netのLTE通信を組み合わせた「新サービス」も提供するとしています。
新サービスの中身は明かされておらず、発売日、端末価格および通信プランを含めた月額料金については決まり次第アナウンスするとしています。
なおソニーモバイルとMVNOの絡みで眺めると、先日の各紙の報道によれば、ソニーは格安スマホのイオンと協力して
割安なXperiaスマートフォン旧機種を提供する方向で最終調整中と伝えられていました。
今回は「XperiaスマートフォンのMVNO投入」が正式発表されましたが、イオンではなくSo-netから、またMVNO向けに割安ではなく高付加価値端末を発売するという点が異なります。
MVNOは単に携帯電話事業への参入障壁を低くして携帯料金の価格競争を促すというだけでなく、携帯電話サービスの多様性を広げるといった側面もあり、今回発表された『新サービス』の中身が気になります。