この度のシリア邦人人質事件でも改めて感じさせられた事は日本には独立した専門の諜報機関がないという事。今回のテロ事件もそうですが、解決の糸口を探る為にもまず必要なのは質の高い情報を集めること。どの国も主にその役割を担うのは諜報機関だ。日本の外交官からある話を聞いた事がある。(続く)
— 野口健 (@kennoguchi0821) 2015, 1月 29
その外交官は中東のある国の諜報機関のメンバーと接触した事がある。その国は欧州にてテロ活動を繰り返してきた。従って日本の外交官はその諜報機関のメンバーから貴重な情報を手に入れようとしたが、しかし、その男は諜報機関が情報を与えるのは相手も諜報機関に属してなければならないと言い放った。
— 野口健 (@kennoguchi0821) 2015, 1月 29
質の高い情報は1日や2日で集まるものではない。世界各地にどれだけパイプをもっているか。それは時に相手が諜報機関であったりまたは部族の長であったり。その為には時間とコスト、また優秀な人材が必要となる。相手にも信頼される専門集団だ。それを担うのは「裏の政府」とも表現される情報機関だ。
— 野口健 (@kennoguchi0821) 2015, 1月 29
情報を提供する側も高度な情報になればその扱いに神経質になる。専門的な情報機関がない日本に情報を提供し筒抜けになっても困る。信用されなければ高度な情報も集まりにくい。情報機関というと戦中の憲兵というイメージが今だ強いのかもしれない。故に情報機関に対してアレルギー反応を示す人も多い。
— 野口健 (@kennoguchi0821) 2015, 1月 29
その外交官は「先進国の中で専門的な情報機関をもっていないのは日本だけ。それだけに自らのルートで情報を集めるには限界がある。情けない話だけれど他国からの情報に頼らざるを得ない。日本の最大の弱点だ」と話していた。情報収集を軽視したが為にあの大戦ではどれだけ無謀な作戦を繰り返した事か。
— 野口健 (@kennoguchi0821) 2015, 1月 29
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