美少女「俺くん好き!」ぎゅっ 俺「うわっ」
美少女「えへへ、照れてる照れてるー」つい
俺「び、びっくりするからやめて…」
美少女「…あ…そう言えば俺くんってこの辺によく癖毛あるよね」ぴっ
俺「そう?…引っ張らないで」
美少女「ふふふっ」ぴっ
俺「やめてってば」
美少女「(チョロいチョロい)」
美少女「(女の子に慣れてないキモい男なんて私にかかればイチコロよ)」
美少女「ね、今度の日曜日一緒に買い物行きたいな♪」
俺「うん。良いよ」
美少女「(私に沢山貢ぎなさい童貞)」
俺「(お金があればコイツ何でもしてくれるもんな、最高)」
日曜日
俺「……」
美少女「俺くーん!お待たせ!遅れちゃってゴメンね」
俺「あ、美少女。別にそんなの気にしないで良いよ」
美少女「(前々から思ってたけど呼び捨てとか気持ち悪い…)」
美少女「えへ、俺くんって本当に優しいね!付き合えて良かった♪」
俺「じゃ、行こう」
美少女「うん!」腕組み
俺「(露骨なポイント稼ぎ…最高)」
俺「えっ…ちょっと…恥ずかしくない…?」
美少女「もー!可愛いなぁ!」ぎゅ
美少女「あ、ね!あのお店行きたいな!(あれ買えよお財布君♪)」
俺「(だいたい4000くらいかな…まあ出せる)」
俺「うん。何か見たいものあるの?」
美少女「えへへ、えっとね、あれ」
俺「へー…確かに美少女に似合いそう」
美少女「でしょでしょ!」
ありがとうございましたー
美少女「~♪」
俺「ご機嫌だね」
美少女「(あはは。楽勝過ぎて笑いが止まんないんだけど)」
美少女「うん!俺くんが買ってくれたから大事にするね…」ぎゅう
俺「(どうせ丁度良いイケメン見つけたら即リサイクル行きだろ藁)」
俺「嬉しいなぁ…大事にしてね」
美少女「ん!約束する!」
美少女「(する訳ねーだろバーカ)」
俺「(約束ね、3日持たないに1000円賭けてやんよ)」
俺「あ、そう言えば今日の服装可愛いね」
美少女「何よ今さらぁ♪そんなに褒めても何も出ないんだから」ぎゅっ
美少女「(当たり前でしょ、わざわざキモオタ受けしそうな物選んだんだから)」
美少女「(本当に男って馬鹿よねー、ほら。しかも今まであんたが貢いだ服で固めたのよ)」
美少女「(あははっポイント高ーい♪)」
俺「そろそろ食事にする?」
美少女「うん」
俺「(さーて2番目のチェックポイント。今度はどんな店要求すんのかなー)」
美少女「あのね…ファミレスで済ませない?」
俺「え?」
美少女「駄目…かな…えへ、ごめんね」
俺「(どんな風の吹き回し…?)」
俺「(飯をとっとと終わらせて服に時間割きたいのか、それともお金気にしないアピールか…)」
俺「いや、そうしよう。俺も手軽に食べたかったし」
美少女「!!えへへ。ありがとっ」
俺「ごちそうさま」
美少女「ご馳走様でした♪」
俺「(飯食う時とかのマナーはほんと上品だよな。中身はゲスいのに。女ってマジで怖い)」
美少女「さ、行こっか♪」
俺「うん……?あれ、レシート…?」
美少女「ああ、さっき俺くんがお手洗い行った時に済ませちゃった♪」
俺「えっ………あ、ありがとう…」
美少女「どういたしましてっ」
俺「(お金気にしてないアピールの方だった)」
美少女「~♪」ぎゅーっ
俺「(当たってる当たってる!幸せ)」
美少女「(はーあ、私スタイル良くて助かった。お馬鹿さんをコロコロ引っ掛けられるもの♪)」
俺「」ぎゅっ
美少女「ん、えへへ」
美少女「(うわ最悪ぅ!とっとと帰って風呂で体洗わなくちゃ)」
俺「美味しい?」
美少女「うん、とっても」
俺「良さげな喫茶店があったから入ってみたけど。大当たりだね」
美少女「うんうん!もう気に入っちゃった!」
美少女「……ね」
俺「何?」
美少女「あーーーん」
俺「」
美少女「」んー
俺「(俺が食べさせんの!?普通は逆とかもっとこう)」
俺「」はい
美少女「んっ。………えっへへへ…甘い…♪」かぁぁ
俺「(演技上手いな恐い可愛い)」
美少女「(お約束よねー、うん。こんなのが通用するとか単純過ぎ)」
俺「…あ、先払ってくるよ」
美少女「!いいの?私が出しても…(出すつもりはさらさらないけどね)」
俺「さっきの分もあるし良いってば」
俺「(昼より高いねこれ。考えたな)」
…
俺「そろそろ帰ろう?」
美少女「そうね」
俺「もうだいぶ暗いなぁ」
美少女「(もうエネルギー切れか。高燃費のボロロートルめ)」
俺「……あ、家まで送るよ。危ないし」
俺「(これくらい付き合ってよ?今日も結構あげたし)」
美少女「うん…ありがとう…」にこっ
美少女「(まあサービスしてあげよ。用心棒って意味では使えない事もないし)」
俺「」ぎゅっ
美少女「…♪」しなだれかかる
俺「…じゃ。またね」
美少女「ばいばい……」
俺「……」
美少女「………あっ!ま、待って!」
俺「?」くるり
美少女「」ちゅっ
俺「」
美少女「ー…………」
俺「………………、ぷはっ…」
美少女「……」にへ
美少女「」たったったっ ガチャッ ぱたんっ
俺「…………」
俺「…………」ぽー…
美少女「あーあ、今日も充実したなぁ」
美少女「欲しいお洋服も手に入れたし」
美少女「……ま、それにしたってあの飴は大き過ぎだけど」
美少女「良いのよ。担保よ担保」
美少女「もう…責任取ってよね!なぁんて、あははっ」
美少女「ふふふふっ…搾り尽くしてやる…」
数ヶ月後
美少女「ねぇねぇ!俺」
俺「何?」
美少女「そのね、明後日この前のショッピングモールまた行きたいの」
俺「あー…………ごめん。無理」
美少女「……は?」
俺「(これまた露骨に態度変えてきたな)」
俺「その、忙しくて。用事」
美少女「へー…そっか、残念だなぁ…」しゅん
俺「今度行こう」
美少女「…うんっ!絶対ね!それじゃ」
俺「……」
俺「(そろそろ金欠なんだよね)」
俺「(バイトやめたし)」
俺「(どうしよう…もう終わるのもアレだけどこればっかりは仕方ないし)」
俺「(それに最近虚しくもなってきたし。正直潮時かもしれない…)」
俺「(あと、美少女の悪癖助長してた訳だから…いやいや俺は美少女の何なんだよ偉そうに)」
後輩「……先輩?」
俺「(勿体ないなぁ…)」
後輩「……先輩」
俺「(……)」
後輩「先輩ッ!」ガギッ
俺「いてえぇっ!?」
後輩「もう。なんなんですか。シカトって」
俺「わざとじゃないんだって」
後輩「はぁ。……で?何悩んでたんです?」
俺「」
後輩「……彼女さんのコト?」
俺「」「」
後輩「………図星だ」
俺「ちが、違う!」
後輩「………」
俺「………はぁ…分かったよ…」
俺「最近上手く行ってなくて」
後輩「………、ふーん」
俺「……」
後輩「あの、全部話せばスッキリするかもしれませんよ?」
俺「……え?」
後輩「あ…いや…何か、言いたいけど言えない事があるような…ないような…」
俺「………はは。どっちだよ…」
後輩「ぐう」
俺「実は」
後輩「……なるほど」
俺「いや…うん、お金で釣ってたとも言えるから…」
後輩「別に大した事ないじゃないですか」
俺「」
後輩「そもそも美少女先輩が実際にお金目的だと話した訳でもありませんし」
俺「それは…け、けど、ハッキリ言って黒いと思う…」
後輩「……ま、先輩がそう感じたのならそうでしょう」
俺「………」
後輩「…とにかく。先輩はこれからどうするつもりです?」
俺「決めた。別れる」
後輩「………」
俺「もうやめる」
後輩「そうですか」
俺「あの、後輩と喋ってたら気分が軽くなった……ありがとう」
後輩「…へ……ど、どういたしまして…?」
俺「それじゃ」
後輩「………」
後輩「………」
後輩「…別れるって事は…」
後輩「えっと、先輩がフリーになるから…あー……ん?いやいや…え?」
後輩「え…?………ち、チャンス……ある……?」
美少女「(アイツ最近使えないなー…どうしよっかな。揺さぶりかけてみようか)」
俺「……美少女」
美少女「…え?あ、俺!」にこり
俺「…あの、別れよう」
美少女「……………え?」笑顔のまま硬直
俺「……」
美少女「…え?何、もう一回…」
俺「別れよう」
俺「その、何と言うか、信じられなくなったと言うか」
美少女「…………は、はは、面白い冗談ね、あは、あはは…」
俺「……」
美少女「な、何でよ!!!!?急にどうしたのよ!!!!」
俺「……」
コメント一覧
-
- 2015年02月01日 17:51
- ま、実際こんなもんだよねー、他人なんて。
-
- 2015年02月01日 17:52
- まともなのがいない…
-
- 2015年02月01日 17:59
- 最近俺SS多いな・・・
-
- 2015年02月01日 18:01
- ※1
現実がこんなものだったらヤバすぎでしょ……
普通に後輩イチャラブルートにシフトしてはくれないんですね……
-
- 2015年02月01日 18:03
- ※唐突な暴力描写がありまう
-
- 2015年02月01日 18:09
- 全員メンヘラ
-
- 2015年02月01日 18:10
- 唐突なエンカウント俺とかに草
-
- 2015年02月01日 18:26
- タイトルだけ見たけどこういうの書いてる奴って死にたくならないのかな
-
- 2015年02月01日 18:28
- 無限ループって怖いね(白目)
-
- 2015年02月01日 18:38
- 最近メンヘラSS流行ってんの?
同一作者?
-
- 2015年02月01日 18:39
- ぐうキモい
◯◯マン俺早く帰ってきてくれ
-
- 2015年02月01日 18:43
- キャラの設定はすっごい好きなんだけど
文章力が壊滅的だろこれ…
-
- 2015年02月01日 18:43
- なんだこれ・・・なんだこれ・・・
-
- 2015年02月01日 18:56
- 何か怖い
-
- 2015年02月01日 19:20
- なんやねんこれ
-
- 2015年02月01日 19:22
- 唐突な急展開に草
-
- 2015年02月01日 19:25
- こんなの絶対おかしいよ
-
- 2015年02月01日 19:34
- クウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
-
- 2015年02月01日 19:38
- ツッコミが不在だと簡単にカオスになる典型
-
- 2015年02月01日 19:57
- ※8
で、でたーwwwww本文は読んでないアビール奴ーwwwww
-
- 2015年02月01日 20:02
- 序盤の雰囲気のガチクズSSを期待してたンゴ
-
- 2015年02月01日 20:02
- 俺も読んでないわ
読んでないけどコメントでだいたいわかるわ
これがクソだってことがな
-
- 2015年02月01日 20:06
- ※10
文体が全く違うし別だろ
ていうかこの作者のが独特すぎる
いやおもしろかったけどさ
-
- 2015年02月01日 20:07
- ※22
ここの奴らは批判しかしないから頼りにならないぞ
-
- 2015年02月01日 20:08
- ※22「読んでないけどこれがクソだってわかる(キリリッ」
これは草不可避wwwww
-
- 2015年02月01日 20:16
- スレタイも内容もコメントも不穏
-
- 2015年02月01日 20:33
- セリフくっっさ
ラノベ(笑)って真似するほど面白くないやろ
-
- 2015年02月01日 20:37
- ?????
-
- 2015年02月01日 20:39
- (面食らう)
-
- 2015年02月01日 20:46
- 美少女「俺くん好き!」ぎゅっ
俺「うわっ」
美少女「えへへ、照れてる照れてるー」つい
俺「」
美少女「し、しんでるッ!?」
みたいなノリだと思ったのに…起訴
-
- 2015年02月01日 21:14
- ぐだぐだに引き伸ばした感が凄い
-
- 2015年02月01日 21:25
- 前半は面白かったのに
-
- 2015年02月01日 21:30
- 最初の腹黒い関係のままゴールインが見たかった
-
- 2015年02月01日 21:31
- ガラケーでもline出来るわなめんなや
-
- 2015年02月01日 21:34
- 狂気
-
- 2015年02月01日 21:46
- 0点なんだよなぁ
-
- 2015年02月01日 21:53
- ※30
代わりにお前さんが書いてくれよ
-
- 2015年02月01日 22:05
- 文章力は無いけど、力を付ければ絶対おもしろいものが書けると思う
この独特な感じ好きだな
-
- 2015年02月01日 22:17
- 作者がもてない男というのがわかりすぎる
-
- 2015年02月01日 22:23
-
げしゃっwwwwwwwwwwwどしゃぁっwwwwwwwwwwwwww
俺「…」重い…wwwwwwwwwwwwwww
斬新な文章だねwwwwww^^
-
- 2015年02月01日 22:27
- 男女系統のssは常に需要あるんだし、どんどん新しい書き方や斬新な物語作っていってほしい。
-
- 2015年02月01日 22:29
- ラノベのが遥かに面白い
-
- 2015年02月01日 22:32
- 途中まで面白かったのに一気につまらなくなったな
-
- 2015年02月01日 22:39
- 擬音が分かりにくい。あと後輩いらない。暴力最低。
-
- 2015年02月01日 22:43
- やっぱりまとめられてた
-
- 2015年02月01日 22:57
- ぐしゃぁぁって何?
顔面でも潰れたの?
-
- 2015年02月01日 23:18
- これは神作品。
はっきりわかる。
エンカウント俺などという表現方法や擬音が特徴的で何を表してるのか全くわからないというとても斬新なSSだと思いました
-
- 2015年02月01日 23:25
- 昨日のよりはマシ
-
- 2015年02月02日 00:01
- どういう顔して書いてるんだろ
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