WCCFTechは30日(現地時間)、米Intelの2015年第1四半期から2016年第1四半期にかけての、最新製品ロードマップが新たに発見されたことを伝えています。
ロードマップによると、2015年第2四半期には最新アーキテクチャ「Broadwell」を採用した ”倍率ロックフリー版”(=オーバークロックが可能)が登場する模様です。
さらに興味深いことに、その直後となる第3四半期には、大幅な設計変更が加えられた次世代CPUアーキテクチャ「Skylake」シリーズのチップが登場することになり、2つの新アーキテクチャが ”共存” する形になる見込みです。なお、デスクトップ向けとなる「Skylake-S」においても倍率ロックフリー版となる「K」モデルが用意されることになります。
また、モバイルプラットフォーム向けのチップとして、先月の中旬頃よりようやく市場に出回り始めたばかりの「Broadwell-U」シリーズに関しては、どうやらわずか半年程度で世代交代を迎え、第3四半期には「Skylake-U」シリーズに置き換えられることになる模様。
そのほか、第2四半期には、低消費電力なプラットフォーム向けに提供されてきた「Bay Trail-D」が一線を退き、その後釜に「Braswell」が収まることになります。さらに2016年第1四半期にはハイエンドプラットフォーム向けに「Broadwell-E」の提供が開始されることも明らかに。
今回、ロードマップからは多くの情報を入手することができましたが、気がかりなのはやはりBroadwell-KとSkylake-Kの ”住み分け” です。「DDR3メモリ環境下」には前者、「DDR4メモリ環境下」には後者と、単純な区分けをするのか。あるいは、前者と後者のTDPがそれぞれ「65W」と「95W」であることを鑑みるに、その省電力性能によって差別化を図る目論みなのか。
いずれにせよ、半年以内には全てが明らかになるものと思われますので、続報に期待です。
[WCCFTech]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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Skylakeが本命ですわな。
ボクのSandyちゃんにはもうちょっとだけ頑張ってもらいますわ。
新MacBook Airがどうなるのか…
Broadwellなら見送るしかない…
MBAはいつも産廃だろw
噂のRetina12インチMBAは超欲しい
SkylakeがQ3ってことは、またAppleが最初に搭載したのだして、んで続けて冬商戦向けで搭載ウルトラブックが続いて出てくるってかんじか。というか今にいたるまでAppleはBroadwell機種だしてないってことは、下手すると噂の12インチMacbookAir以外ではBroadwellは完全無視すんのかな(WWDCでの発表もありうるけど
Skylake自体はDDR3対応してる
LGA1151でDDR3のマザーボードが出るかどうかだけど
メモリでIntelが住み分け理由にはしないと思う
流出とかじゃなくて発見て
どこで見つけたんだよっていうw