イスラム国スンニ派過激組織「イスラム国」の人質となり、1日に殺害された国際ジャーナリスト・

後藤健二(享年47才)さんのが、メッセージを送りました。

画像:【ヨルダン軍のパイロットの写真を掲げる後藤健二さん(生前)】
ヨルダン軍のパイロットの写真を掲げる後藤健二さん

1日、妻はフリーのジャーナリストを支援するイギリスの団体を通じ、

「家族も私も、健二の死の知らせに打ちのめされています。
彼は、愛する夫であり、2人のかわいい子どもの父親であるだけでなく、世界の多くの人々にとって息子、兄弟、友人でもありました」

「大きな喪失感を感じる一方で、イラクや、ソマリア、シリアのような紛争地域で、窮地にある人々の現状を伝えてきた夫を大変誇りに思います。
戦争という惨事が、一般の人々に何をもたらすかを、特に子どもの目を通じて、伝えることに夫は情熱を注ぎました」

「ここ数か月間の困難な時期に、家族や私にさまざまな支援をさしのべていただいた皆様に感謝します」

と語りました。

後藤さんはあえなく、亡くなってしまいましたが、夫を誇りに思うといえる妻の存在は本当に大きいですね。

残された家族はとても辛いでしょうが、懸命に生きて行って欲しいと願います。