「ポリネシアンキッド 南海の黄金」といえば?
※ファミコンソフト『たけしの挑戦状』カセットラベルより ご存知、愛すべきクソゲー『たけしの挑戦状』のサブタイトルです。このゲーム、クソゲークソゲーって言われてますけど最近、その評価は高まっています。理由は「名前を貸しただけ」のような、いわゆる一般的なタレントゲームと違って、
たけし本人が積極的にアイデアを出してつくられたゲームだということが、当時の製作スタッフの証言により明らかにされたからで、不条理の中にも独特の北野ワールドが描かれていると評判です。
中には、『たけしの挑戦状』こそ、映画監督、北野武の処女作だったと言い張っているひともいるとか、いないとか……
しかし、同作品はファミコンブームの波に乗って80万本を売り上げるヒット作となったわけですが、実は、その裏で
「CMが打ち切りになる」という事態に陥っていたことは、あまり知られていないのかもしれません。
『たけしの挑戦状』がタイトーより発売されたは1986年の12月10日。時代的には次のような出来事がありました。チャレンジャー号事故(1月)。岡田有希子の飛び降り自殺(4月)。W杯メキシコ大会でアルゼンチンが優勝(6月)。世界初、使い捨てカメラ「写ルンです」発売(7月)。ちなみに同じ年の5月には『ドラクエ』が発売されています。
そして、なんといっても衝撃的だったのが、
フライデー襲撃事件ですね……
そうなんです。ビートたけしが軍団を引き連れて、編集部を襲ったこのあまりにも有名な事件、実は
『たけしの挑戦状』が発売される前日の出来事だったのです。むしろ、CMが打ち切られるだけで済んだのが不思議なくらい(笑)
Youtubeに当時のCMがアップされていたので、最後に紹介させていただきます。
えらいっ
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ただ事件直後も僅かの間ではありますが、CMの差し替えが間に合わなかったのか、
本作のCMが流れてた時期もあったような記憶がありますが。