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佐々木「僕にまかせてくれたまえキョン」




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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 15:44:28.17


谷口「オーッス!キョン」

佐々木「やあ、おはよう…えぇっと…」

キョン「谷口だ。アホの谷口」

佐々木「おはよう谷口」

谷口「なんだぁ!?…まさか大親友の俺様の名前が出てこなかったんじゃあないだろうな?」

佐々木「くつくつ…まさか。親友の名前を一時でも忘れるようなことがあるはずがないだろう」

谷口「本当かよ?涼宮と付き合ってるうちにアホがうつっちまったんじゃねえか?」

キョン「アホはお前だ。…それに親友じゃなくて悪友の間違いだろ」

佐々木「くつくつ…そうなのかい?」

谷口「んあ?…なんだ?本当にアホになっちまったのか?」

佐々木「いや、こちらの話だ。気にしないでくれたまえ」

谷口「オイオイ!俺にまで涼宮菌をうつさないでくれよ?」

キョン「安心しろ。すでにお前はもっとひどい谷口菌に感染しているから」

佐々木「くつくつ…なるほど。親友と悪友のどちらも正解のようだね」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 15:48:24.11


谷口「本当に大丈夫か?…って、まあいいか」

佐々木「くつくつ…大丈夫さ。少し気分が高揚してはいるが至って正常だよ」

谷口「で、どうだった?」

佐々木「ん?なにがだい?」

谷口「なにすっとぼけてんだよw例のDVDはどうだったかって聞いてんだよw」

キョン「!!?こ、このバカ野郎!!」アセアセ

佐々木「DVD?…はてなんのDVDだったかな?」

谷口「オイオイ…お前が貸してくれっていってきたのになにとぼけてんだよ?」

佐々木「(キョン?)」

キョン「あ、いや…」

佐々木「…あいにくと最近忙しくてね。すまないがまだ見ていないんだ」

谷口「なっ!?あれを見る以上の用なんかこの世に存在するのか?」

佐々木「くつくつ…まあ、これでも色々と忙しい身でね」

キョン「(…完全になにか気づいてるよな…)」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 15:52:47.09


谷口「けっ…確かにお前の周りには朝比奈さんに長門に涼宮と良い女が揃ってるからな」

国木田「中学のときには佐々木さんもいたしね」

谷口「オッス!国木田。その佐々木ってのはキョンが付き合ってたっていう例の変な女か?」

国木田「おはよう谷口、キョン。…付き合ってたかどうかはしらないけどそうだよ」

キョン「付き合ってねえ!」

佐々木「くつくつ…『変な』は余計だが…まあ、悪い気はしないね」

谷口「否定しないってことは…マジで付き合ってたのか!?どんな女なんだよ!?」

佐々木「くつくつ…。いや、残念ながら付き合ってはいなかったよ。そうだね…君と同く親友といった間柄かな」

谷口「なんだよ焦らすんじゃねえよ!」

国木田「まあ、キョンには涼宮さんがいるからね」

谷口「まったく、本当に物好きだよなお前」

キョン「だから、ハルヒとはそんな関係じゃないといっとるだろうが!」

佐々木「ほう…涼宮さんと…ねぇ…」ニヤニヤ


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 15:57:23.14


谷口「じゃあ誰とならそういう関係なんだ?そういえば教室で長門を押し倒してたことがあったよな」

国木田「へえ~長門さんなんだ?僕はてっきりキョンの本命は涼宮さんだとばかり」

キョン「あれは違うっていっただろうが!」

佐々木「くっくっく…本当に愉快だねぇ」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:02:02.39


国木田「そういえば、この間、駅前の本屋で佐々木さんを見かけたよ」

国木田「声はかけなかったんだけど、改めて私服姿の佐々木さんを見たけど…美人だよね」

佐々木「くつくつ…お世辞でも嬉しいといっておくよ」

谷口「はぁ?なんでお前が嬉しいんだよ…って、まさか付き合って―――」

キョン「だから―――」

佐々木「付き合ってはいないよ…本当に残念ながらね」

谷口「逃した魚は大きかったってか?ww」

佐々木「まあ、そういうことにしておいてくれ」

キョン「…もう勝手にやってくれ」やれやれ

谷口「涼宮や長門にその佐々木って女か…」

国木田「キョンは本当に変わった人が好きだよね」

佐々木「そんなつもりはないんだけどね。むしろ、至って普通だと思うが」

国木田「恋は盲目とかいうし、なによりキョンの趣味にあれこれ口出しするつもりはないんだけどね」

谷口「…お前って高校生活を満喫してるよな」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:07:16.16


谷口「朝比奈さんの乳揉ませてもらえないかなぁ~」

キョン「アホか。朝比奈さんがそんなことさせてくれるわけがないだろ」

谷口「涼宮も乳でかいよな…もう揉んだのか?」

キョン「揉んでねえ!」

佐々木「くつくつ…どうやらまだ触れてはいないみたいだね」

谷口「まだって…涼宮の乳ならいつでも揉めるってことかよ!?」

佐々木「くつくつ…まったく…君たちは女性のことを胸の大きさでしか評価できないのかい?」

谷口「ああ、できないね」キッパリ

佐々木「呆れて開いた口が塞がらないよ…」

谷口「なにいってやがる!巨乳列伝を借りた人間の言葉とは思えないぞ」

キョン「いや、違うんだ!こいつが無理矢理俺のカバンに―――」

佐々木「やれやれ。低俗に思えるこの会話も、やはりというべきか…健全な男子高校生ならば当たり前といえるのかな?」

キョン「穴があったら入りたい…」

佐々木「君は本当に本能に忠実な生き物なんだね」

キョン「なんかちげえよ!!!」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:12:12.88


キョン「…やっと学校に着いたわけだが…オイ!佐々木!!」

佐々木「くつくつ…そんなに大きな声をだして、いったいどうしたというのだいキョン?」

キョン「わかってるくせに!確信犯なくせに!!」

佐々木「くつくつ…。いや、確かに少しおふざけが過ぎたかもしれないが、まあ、まかせたまえw」

キョン「最後の『w』はなんだよ!!?」

佐々木「わかっているさ。僕が見事にキョンの学校内における地位が向上するような大活躍をしてみせてあげよう」

キョン「やっぱわかってねえ!!!」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:17:35.13


佐々木「おはよう、涼宮さん」

ハルヒ「……?いつもはハルヒって呼び捨てにするくせに…どうかしたの?」

佐々木「くつくつ…いや、なんでもないよハルヒ」

ハルヒ「なんだかしんないけど、あんたにさん付けで呼ばれると気持ち悪いからいつも通りハルヒって呼びなさいよ!」

佐々木「(これはツンデレというやつじゃないのかい?てっきり創作の中だけの存在だと思っていたよw)」

キョン「(それをいうなら僕っ娘も同じようなもんだと思うがな)」

佐々木「ふむ。…今日もハルヒは可愛いな」

キョン「ぶぶふぅ!!?」

ハルヒ「なっ!?…なにいってんのよ?バッカじゃないのあんた?////」

佐々木「くつくつ…。いや、僕は本当に可愛いと思うよ」

ハルヒ「バッ…/////」

キョン「オ、オイ佐々木!!なにをいってるんだお前は!!?」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:22:15.31


佐々木「まあまあ。僕にまかせておきたまえ」

ハルヒ「…なにをまかせろってのよ?」

佐々木「ん?…ああ…いや、そうだね…う~ん…」

佐々木「そうだ!ハルヒの望むことをなんでも叶えてあげよう」

ハルヒ「へ~え…じゃあ、今すぐあたしを満足させなさい」

佐々木「おやすい御用さ」チュッ

キョン「!!?佐々木!!!!?」

佐々木「くつくつ…。どうだろう?満足してくれたかい?」

ハルヒ「えっ…////」

佐々木「僕にそっちの趣味はないはずなんだが…なんだろう?このときめきにも似た感情は?」

キョン「知るか!!ちょっと場所を変えろ!!!」

佐々木「やれやれ。じゃあハルヒ、またあとでね」

ハルヒ「////」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:27:15.40


キョン「なんてことをしてくれたんだお前は!!!」

佐々木「おでこに軽くキスをしただけじゃないか」

キョン「軽くって…キスだぞキス!!?チュウだぞ!!!?どうすんだよ!!?」

佐々木「くつくつ…その慌てよう。…どうやらキョンはまだ童貞のようだね?」

キョン「ど、ど、童貞で悪いか!!!」

佐々木「くつくつ…。いや、僕も処女だから大丈夫さ」

キョン「なにが大丈夫なんだなにが!!」

佐々木「喜びたまえキョン。あの反応をみる限りどうやら涼宮さんも処女のようだ」

キョン「女性を胸の大きさで評価するのがどうこうとかよく言えたな!」

佐々木「それは完全に肉体を欲っした性的な行いじゃないか」

キョン「処女や童貞だって肉体的なことじゃねえか!!」

佐々木「わかってないようだねキョン。女の子は恋をしている限りいつでも清らかな少女なのさ」

キョン「お前の言っていることはなにひとりわからん!」

佐々木「そうかい?なら、教室に戻って涼宮さんを見てみるといい」

キョン「戻れなくしたのはお前だろ!!!」





22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:34:13.21


佐々木「!!?………キョン」

キョン「…どうやら入れ替わったようだな」

佐々木「くつくつ…。僕の肉体で性的な欲求を果たさないでくれたまえよ?」

キョン「果たすか!!!てか、マズいぞ!」

佐々木「確かに北高の生徒でない僕が男子生徒の制服姿で校内をウロウロしていたら大問題になりかねないね」

キョン「ここからならSOS団の部室が近い!長門に助けてもらうしかない」

佐々木「くつくつ…。キョンはやっぱり男の子なんだね」

キョン「なにがだ?」

佐々木「ほら、鏡を見てごらん。制服がぶかぶかだから」

キョン「ああ…そうだな…(ダボダボの制服姿の佐々木か。…正直これはありだな)」

佐々木「くつくつ…なにか、いやらしいことを考えていたんじゃないだろうね?」

キョン「ち、ちが…////」

佐々木「少しだけなら触ってもいいよ」

キョン「このアホ女!!!////」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:39:24.48


キョン「問題はそこまで誰とも会わずに行けるかどうかなわけだが…」ガチャ

古泉「おや?…佐々木さんではありませんか」

キョン「やっちまった…か?」

佐々木「くっくっく…」

古泉「…ここでいったいなにをされているのですか?それにその制服は?」

キョン「いや、これには色々と訳があってだな…」

古泉「ぜひともその訳とやらを聞かせては頂けませんか?」

キョン「(くっ…やりずらい奴に会っちまったな)」

佐々木「さて、どうにかしてこの場を乗りきらないといけないわけだが…」

キョン「これはだな…その…」モジモジ

古泉「(…佐々木さんってやっぱり可愛いですよね。モジモジされたりするのは正直ツボです)」

佐々木「くつくつ…。どうやら色仕掛けでいくしかないようだね」

キョン「お前はアホか!!!それに、こいつはガチホモだぞ!?」

古泉「いきなり人のことをアホ呼ばわりしたうえにガチホモ扱いですか?」

キョン「やっちまったあぁぁぁぁぁ!!!」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:47:24.49


佐々木「ここは僕のいう通りに行動するんだキョン」

キョン「しょうがない…まかせる」

古泉「まかせる?…なにをですか?僕としては質問に答えて頂きたいのですが」

キョン「ご、ごめんなさい古泉くん。今はまだ話せないの」

古泉「話せないとはどれについてですか?」

キョン「お願い。今は黙って見逃してほしいの」チラッ

古泉「(む、胸元が大きく開いて…どうやら着痩せするタイプなんですね////)」

佐々木「今だキョン!!!」

キョン「許せ古泉!!!!」バシィ

古泉「ごふぉっ!!!?」

キョン「…佐々木の指示通りにやっちまったが…」

佐々木「くつくつ…無刀金的破」

キョン「(無刀金的破って、相手の武器を白刃取りで受け止め、同時に金的を前蹴りで打つ…じゃなかったっけ?)」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:50:57.85


佐々木「さあ、なにをぐずぐずしているんだキョン!早く頭を踏み潰してとどめをさすんだ!!」

キョン「悶絶してる奴の頭を踏めるか!!って、そもそも目的が違うだろ!!?」

佐々木「そうだったね。僕としたことが興奮して目的を見誤ってしまっていたよ」

キョン「佐々木さんパネェっす」

佐々木「くつくつ…。まあ、可哀想ではあるけど僕を性的な目で見た報いだよ」

キョン「お前が性的な目で見るように仕向けたんじゃねえか!!!」

佐々木「細かいことにこだわっているとモテないよキョン?そんなだからいつまでたっても童貞なんだ」

キョン「処女のお前に言われたくねえ!!!」

佐々木「くつくつ…。童貞は恥ずかしいのに処女だと清純なイメージがあるのは何故なんだろうね?」

キョン「それには俺も同意するが…キモオタがどうたらって感じじゃねえのか?」

佐々木「ふむ。これを機に男子諸君は女の子が異性になにを求めているのかを考えてみることを推奨しておくよ」

キョン「…なにを求めてるんだ?」

佐々木「お金だよ」キッパリ

キョン「ぶっちゃけた!!?」

古泉「ブクブク…」ピクピク


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 16:56:30.94


キョン「さあ、さっさと部室に向かうぞ」

佐々木「待ちたまえキョン!」

キョン「なんだ?どうかしたのか佐々木?」

佐々木「これからの僕たちの旅に軍資金はかかせないものだろ?」

キョン「…まあ、金はあったほうがいいのかもしれないが…」

佐々木「敵を倒したのだから経験値のほかにもお金が手に入るのは当然のことだろ?」

キョン「…お前、鬼だな」

古泉「………」ピク…ピク…


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:01:06.59


佐々木「くつくつ…。奇麗事だけで世界が平和になるのなら誰も苦労はしないよ」

キョン「理屈や理論をすっ飛ばしてそれを達成出来る力のある人間を俺は知ってるけどな」

佐々木「現実にならないうちはないのと同じことだよ」

キョン「まあな」

佐々木「現実で必要なのはお金さ。お金は人を裏切らないからね」

キョン「…その歳でそんなこと言う女、嫌です」

佐々木「くつくつ…。心配しなくても女の子はいくつもの顔を使い分ける魅惑の生き物さ」

キョン「なら、俺に対しても使い分けてくれよ!」

佐々木「童貞の幻想を壊してすまないが、僕の身体を隅々まで見た代金だと思えば安いものだろう」

キョン「童貞いうな!それと、なんでも話に金を絡めるな!あと、見てないから!」

佐々木「やれやれ。本当に君は細かい男だね。お金とあそこの卑小な男は嫌われるよ?」

キョン「あそこってどこだよ!!」

佐々木「まさか、この歳になって、初めて立ちショ―――」

キョン「声にだすな!!!」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:05:56.74


キョン「ふぅ…なんとか部室に着いたな。…長門はいないのか…」

佐々木「ここが君たちSOS団の部室か。…ちょっとした生活なら出来そうな品揃いだね」

キョン「ハルヒのバカがどこからか集めてくるからな…どんな手段で集めてくるのかは考えたくもないが」

佐々木「くつくつ…この衣装はなんだい?」

キョン「それも朝比奈さんに着させる為にハルヒが集めたものだ」

佐々木「メイド服に…バニーにカエルの着ぐるみ!?」

キョン「筋金いりのアホ女だからな。…あいつは」

佐々木「…キョン」

キョン「なんだ?」

佐々木「僕も着てみたい!」

キョン「…ここにもアホ女がいたか」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:10:07.22


佐々木「くつくつ…。キョンは僕のメイド服姿を見てみたくはないのかい?」

キョン「それはその…ちょっとは見てみたいが…」

佐々木「それに、着替えるんだから、また僕の裸体を拝めるわけだよ?」

佐々木「どうして女性は容姿を磨くことを怠らないと思う?」

キョン「え?」

佐々木「つまるところ美しい自分の姿を余すところなく殿方に見てほしいからだよ」

キョン「…ま、まあ、お前がどうしても着てみたいってんなら俺は別に構わないがな」

佐々木「どうしてもだよキョン(くつくつ…これだから童貞は)」

キョン「じゃ、じゃあ、着替えだから仕方なくであって決してやましい気持ちはこれっぽっちも―――」

佐々木「はいはい。わかったから早く着替えようね」

キョン「ま、まかせろ!!!」





33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:15:25.86


佐々木「ふむ。自分で言うのもなんだが、なかなかのものじゃないかな?どう思うキョン?」

キョン「めっちゃ似合ってます」

佐々木「くつくつ…ありがとう。なんだか無理に言わせたみたいだね」

キョン「そんなことはないぞ。本当に似合ってるぞ。朝比奈さんと甲乙つけがたいくらいに」

佐々木「くつくつ…そこは嘘でも僕のほうが似合ってると言うべきじゃないかな?」

キョン「佐々木のほうが似合ってる」

佐々木「よろしい。良くできました。ご褒美に好きなところに触れて構わないよw」

キョン「お前…完全に俺を男と思ってないだろ?」

佐々木「おや?怒ったのかい?そんなことはないよ。僕はキョンが男である証をつまみもしたわけだし」

キョン「だから口にするな!!!」

佐々木「くつくつ…さすがに口にはしていないよ」

キョン「もう、やだこいつ」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:18:18.11


長門「その姿は?」

キョン「な、長門!!!?いつからそこに!!?」

長門「朝比奈みくると甲乙つけがたい~の辺りから」

佐々木「くつくつ…。二人だけのラブロマンスを見られてしまったね」

キョン「お前は黙ってろ!」

長門「!!?」

キョン「あ…いや、長門!お前ってのはお前じゃなくて」

佐々木「くつくつ…。男と女はスレ違いというわけだね」

長門「…戦闘モードに移行」

キョン「!!?ちょ!!!?」

長門「…この女は敵。倒すべき敵」

佐々木「あwやwなwみwww」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 17:24:45.30


キョン「笑ってる場合じゃないぞ!!?」

長門「…わたしは笑ってなどいない」

キョン「いや、だから長門じゃなくて!」

佐々木「wwwww」

長門「安心して。殺しはしない」

キョン「いやいやいやいや!!!十分怖いから!!!」

佐々木「やれやれ。女の子ひとりにみっともない…」

キョン「女の子ひとりでも相手が長門だとわけが違うだろ!!」

佐々木「くつくつ…。冗談はこの辺でやめておくとしようか」

長門「わかった」

キョン「…へっ?」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:30:14.65


キョン「なんで…?いったい…?」

佐々木「くつくつ…簡単なことさ。長門さんの最初の質問を思い返してみるといい」

キョン「…え~と…なんだっけ?」

佐々木「『その姿は?』だよキョン。君はその質問を『僕がメイド服を着ていること』についてだと考えたようだが」

キョン「違うのか?」

佐々木「もしも、君だけの言葉しか聞こえずにつなぎ合わせてたと推測するとおよそ話は成立しない」

佐々木「その場合、最初にされる質問は、なぜここにいるのか?か、なにをしているのか?辺りが妥当だろうね」

キョン「じゃあ長門には俺たちの声が…」

長門「そう。わたしの質問は、なぜあなたがあなた以外の姿をしているのかについて」

佐々木「普段の君なら普通に気づきそうなものだが…なにかやましいところがあったんじゃないのかい?」

キョン「やましいことだらけすぎてもう」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:31:28.85


キョン「にしても、やりすぎだぞ長門。マジで焦ったじゃないか」

長門「ごめんなさい」

佐々木「くつくつ…。ユーモアの心は人間ならではのものと言えなくもない」

佐々木「むしろ、キョンにとっては喜ばしいことじゃないのかい?」

キョン「まあ…な(確かに長門が感情豊かになるのは喜ばしいことだな)」

長門「…怒ってる?」

キョン「いや、怒ってはいないぞ。…次はユーモアの内容を学ばないとな」

長門「努力する」

佐々木「くつくつ…。努力する内容なのかどうかはおいておいて…なるほど、キョンが惹かれた理由がわからなくもない」

キョン「だからハルヒも長門も大切ではあるがお前の思っていることとは違うぞ?」

佐々木「いや、涼宮さんも長門さんも本当に可愛いよ」

キョン「…お前ってレズとかじゃないよな?」

佐々木「失礼な!それを言うなら百合だろう」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:35:50.64


キョン「佐々木の声が聞こえるなら話は早い。長門、お前ならどういうことなのかわかるか?」

佐々木「くつくつ…百合とレズは違うものだと僕は考えているんだ」

長門「あなたと彼女が同一の身体に共存した存在であることしかわからない」

キョン「…こうなった理由も戻す方法もわからないってことか」

佐々木「レズはこう…肉体を求めたドロドロとしたイメージがあるけど――」

長門「推測は出来る。おそらくは原因は彼女」

キョン「…ハルヒ以外にこんなふざけたことが出来る奴がそうそういても困るしな」

佐々木「一方で百合はこう…清らかで清純な想い…そう、友情に似ているような―――」

長門「しかし、友情とは似て非なるものだとわたし個人は考える」

佐々木「それには同意するよ。その辺りのライン引きが難しいところでね」

長門「そこを間違えると、こちらにそのつもりはなくても相手を傷付ける」

キョン「あれ?…長門の役割ってハルヒの力の観察だよな?」

佐々木「まあ、僕が百合だというのは嘘だけどね」

長門「裏切ったな。わたしの期待を裏切ったな!!!」

キョン「…こいつら偽物なんじゃねえか?」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:37:13.08


長門「もう相談にのってあげない」プイッ

佐々木「むくれた長門さんも可愛い」

キョン「な、長門。俺は関係ないから相談にのってくれるよな?」

佐々木「あっ!ずるいじゃないかキョン」

キョン「うるさい!俺は元に戻りたいんだ!」

佐々木「くつくつ…元に戻ったら僕のあんなところやこんな姿はもう拝めなくなるのだよ?」

キョン「…一応、直す方法を知っておいても損はないだろう」

長門「今のあなたたちはひとつの存在だからあなたも駄目」

キョン「くっ…こんなに反抗的な長門は初めてだ」

佐々木「反抗的もまたしかり…さ」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:38:36.26


佐々木「学食をおごるということで手をうってはもらえないだろうか」

キョン「いくら長門でもそんなことで―――」

長門「食べ放題なら」

佐々木「商談成立だね」

キョン「商談じゃねえし!てか、長門がどんだけ食うか知らないだろ!?」

佐々木「くつくつ…備えあれば憂いなしだよキョン」

キョン「古泉の財布か」

長門「まずはカレーで食欲を促す。それから味の薄いものから順番に…」ジュルリ

キョン「最初にカレーの時点で終わってるような気がするのだが…」

佐々木「泣く子と長門さんには適わないってことさ」

キョン「…実質三歳児だしな」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:39:53.05


長門「そうと決まれば直ぐにでも行動に移すべき」グウゥ~ッ

キョン「…腹が減ったんだな」

佐々木「しかしながら…この姿では目立ちすぎて校内を歩けやしない。だからといって、キョンの制服姿でも同じことだし」

長門「わたしの服を貸す」

佐々木「気持ちは嬉しいんだけど…その…胸が…」

長門「…?」

キョン「佐々木は着痩せするタイプでな。ハルヒ並みにあったりするわけだ」

長門「!!?情報修正のためにデータを収集する」ガシッ

キョン「ちょ!!!?長門!!?」

長門「これは…」モミモミ

佐々木「くつくつ…。僕の身体だけど感覚は全てキョンにあるからね」

キョン「あっ…な、長門…やめっ…////」

長門「データ収集完了。次は涼宮ハルヒのデータを集めてくる」タタタタタ

佐々木「…行っちゃったね」

キョン「あいつももはや立派なアホの娘か…」





48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:41:10.73


キョン「長門が帰ってくるまでここでおとなしくしておくか…」

佐々木「そうだね。これ以上無益な殺生はしたくないしね。」

キョン「古泉から財布をせしめておいて無益もなにもないだろ…」

佐々木「ああ…そうだね。あれは有益な殺生だった」くつくつ

キョン「有益なら殺生はかまわないのかよ!!?」

佐々木「おいおい、キョン。勘違いしてもらっては困るね。」

佐々木「陸奥圓明流は人殺しの業だが人を殺すのが好きなわけじゃない」

キョン「そもそもなんだ?その陸奥なんとかってのは―――」

ガチャ

みくる「おはようございま……さ、佐々木しゃん!!?」

キョン「…また、ややこしいことになりそうだな…」やれやれ


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:42:25.22


みくる「こ、ここでなにをしてるんですか!!?それに、その服はあたしの…いえ…涼宮さんの…があたしに…」

キョン「いや、あの、落ち着いてください」

みくる「あ、あたしはいつでも落ち着いてます!!…さては、涼宮さんが狙いですね!!?」

キョン「いや、確かにハルヒが関係してるとは思いますが――」

みくる「も、問答無用でしゅ!!後顧の憂いはこの場で摘み取らせてもらいます!!!」

キョン「いや、だから、ちょっと話を聞いてください」

みくる「あなたとお話することはなにもありません!!」

佐々木「くつくつ…。どうやら死にたいらしいね」

キョン「お前、殺る気満々じゃねえか!!?」

みくる「当たり前です!!全ては未来を守るためです!死んでください!!」

キョン「ちょ!!!?待っ―――」

みくる「みっ…みくるビィィィィム!!」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:43:37.72


長門「落ち着け牛乳女」ガシッ

みくる「ひゃうっ!!?な、長門しゃん!!?」

キョン「…た、助かった」

みくる「長門さん!!力を貸してください!!」

長門「だから落ち着け」ポカッ

みくる「い、いたいでしゅう~」ウウッ

佐々木「くつくつ…どうやら無益な殺生をせずにすんだようだね」

キョン「…俺はお前のほうが怖いわ」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:44:48.15


みくる「じゃあ…佐々木さんの姿をしてるけど…」

キョン「はい。中身は俺です」

佐々木「くつくつ…。今の僕も、その中身に含まれるのかな?」

キョン「話がややこしくなるから口を挟むな」

長門「大丈夫。朝比奈みくるには聞こえない」

みくる「な、なにがでしゅかぁ~?」

キョン「いえ、どうかお気になさらないでください」

長門「それよりも、お腹が空い……早急に対策を練るために学食に行くべき」

キョン「(思いっきり腹が減ったからって言ったな…)」

佐々木「話が振り出しに戻るわけだけど、サイズの合った服がないんだが…」

長門「心配ない」

みくる「ふぇ?」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:46:05.37


長門「カレーにきつねうどんにとんかつに…メニューの箸から全部」

キョン「…味の薄いのからどうたら言ってなかったか?」

長門「あれはあくまで予定。戦況は刻一刻と変わっている」グウゥ~ッ

佐々木「くつくつ…。何事も臨機応変に…だよ、キョン」

長門「そういうこと」パクパク

キョン「(お前らにだけは言われたくねえ!!!)」

佐々木「それよりも…北高の制服って可愛いね」

キョン「ああ…確かに似合ってるな。お世辞ぬきで」

佐々木「くつくつ…。素直にありがとうと言わせてもらうよ」

キョン「まあ、少しばかり胸のサイズが大きいがこればかりはな…」

佐々木「まったく…なにを食べたらあんな大きな胸に成長するんだろうね?」

キョン「学食ではないのだけは確かだな」チラッ

長門「……なに?」ガツガツ

佐々木「失礼だよキョン。女性の魅力は内面だよ」

キョン「容姿を磨くのに必死って言ってたじゃねえか!!だいたい、その言い方も失礼じゃねえか!!?」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:47:36.58


佐々木「なら、キョンは長門さんの魅力とはいったいなんだと考えているのだい?」

キョン「長門の魅力?」チラッ

長門「………」モグモグ

キョン「ほぼ無乳…明るいわけでもなく感情表現豊かなわけでもない…」

佐々木「しかしながら、ある層には長門さんの人気たるや、それはもう絶大なものらしいのだよ」

長門「………」

キョン「長門が笑っている。一見無表情だが俺にはわかる…多分」

佐々木「…思いっきりニヤニヤしているね…長門さん」

キョン「従順でおとなしくついてきてくれるところかな」

佐々木「つまりペットのようになついてくれるから可愛いと?」

キョン「ペットの可愛さとはまた違うが、女の子がなついてくれたら嬉しく思う奴はいるだろ?」

佐々木「ふむ。ならば男のいいなりの女性がキョンの好みだということかな?」

キョン「人聞きの悪い言い方をするな!!」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:48:59.15


佐々木「そんな女性がそうそう存在すると思っているのかい?」

キョン「だからこそ、長門の存在には希少価値があるってことだろ」

佐々木「まあ、僕ならばキョンのどんな要求にも応えてあげられるんだけどね」

キョン「マジで!!?」

佐々木「くつくつ…至って大マジさ」

キョン「じゃ、じゃあ…その…俺の身体でひとりエッチとかやってもらえんだろうか?」

佐々木「くっくっく。なるほど、身体はキョンのものだが御奉仕活動するのはあくまで僕ということか」

キョン「やってくれるのか!!?」

佐々木「くつくつ…お安い御用さ。だが、残念ながら今の身体は僕のものだ」

キョン「次に入れ替わったらやってくれればいいさ」

佐々木「なんならキョンが僕の身体を使ってしてくれても構わないのだよ」

キョン「マジでか!!!!?」

佐々木「マジでさw」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:50:11.41


長門「………」ジーーッ

キョン「いや、じょ、冗談に決まってるじゃないか長門!!(ぐはぁ!長門がいること忘れてた)」

長門「そう」

キョン「当たり前じゃないか!…それよりも学食はうまかったか?」

長門「値段の割にはまあまあ」

キョン「そ、そうか…(そんだけ食っておいてそれか…)」

佐々木「くつくつ…。残念だったねキョン」

キョン「くっくっく。チャンスは今だけってわけでもないしな」

佐々木「それについてはどうなるかの約束は出来ないね」

キョン「うそだろ!!?いつでも構わないようなことを言ってたじゃないか!!!」

佐々木「くつくつ…。そのときの気分によるね。女性とはわがままな生き物なのだよ」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:51:21.77


佐々木「…はぁ。まったく、健全な男子高校生の行動力には驚かされるよ」

キョン「これが最初で最後のチャンスかもしれないんならやるしかないじゃないか!!」

佐々木「やれやれ。まあ、僕としたくて仕方がないんだから可愛くはあるがね」

キョン「正直辛抱たまりません。…許可を」

佐々木「くつくつ…いつでも構わないよ。…初めてだから優しく扱ってくれよ」

キョン「えっ!!?初めてなのか!?マジで!?」

佐々木「これまた大マジさ」

キョン「俺が佐々木の初めての相手になるのか…」

佐々木「くつくつ…。男の人はそういうのは嬉しいらしいね」

キョン「じゃあ…いれるぞ?」

佐々木「う、うん////」





57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 18:52:25.55


ハルヒ「まったくキョンったらどこほっつき歩いてんのよ」

ハルヒ「あたしにあ、あんなことしたまま戻ってこないなんて////…戻ってきたら死刑よ死刑!」

「あっ…あんっ…ああん…んんっ…」

ハルヒ「!!?…な、なによ今の声は!?」

「くうっ…こ…これは…んんっ…気持ち…い……」

ハルヒ「…こ、このドアから聞こえるわよね」ドキドキ

ハルヒ「ちょっと!どうかしたの!?大丈夫?誰か呼ぼうか?」ドンドン

キョン「この声はハルヒか!!?」

佐々木「くつくつ…。声が大きすぎるんだよキョン」

ハルヒ「ちょっと!!開けるわよ!?」

キョン「ちょ!!?待っ―――」

ガチャ


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:52:37.69


ハルヒ「どうかしたの―――!!?」

佐々木「あ…入れ替わってる…」

ハルヒ「…ちょっとキョン…女子トイレでなにやってんのよ!!?それにその制服はみくるちゃんのじゃないの!?」

キョン「いや、これには色々と複雑かつ数奇な事情がだな…」

佐々木「くつくつ…。さて、どうしたものかね」

ハルヒ「あんた…マジで死刑よ死刑!!!」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:58:15.32


キョン「さ、佐々木!!フォローしてくれ!!このままだと本当にヤバい!!!」

佐々木「それはわかっているのだが…ふむ。」

ハルヒ「いいから早く出ていきなさいよ!ここは女子トイレなのよ変態!!」

キョン「エロキョンやアホキョンではなくズバリ変態か…」

佐々木「…どうやら本当に怒っているみたいだね」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:04:26.12


佐々木「こういうときの為のなにか切り札はないのかいキョン?」

キョン「少なくともこの場に適したそんなもんは持ち合わせてねえ!!」

佐々木「やれやれ。仕方がない。やるだけやってみるとするか」

ハルヒ「なにぶつぶつ独り言言ってんのよ!?とにかくすぐに出ていきなさいよ!大声だすわよ?」

佐々木「そんなことをしたら僕はもうこの学校には来れなくなってしまうよ?」

ハルヒ「あんたが悪いんだからしょうがないでしょ!自業自得よ」

佐々木「そうじゃなくて…つまり、もう学校でハルヒと一緒にいられなくなるといっているんだよ」

ハルヒ「…そうね。ついでにSOS団団員もクビね」

佐々木「そうなるだろうね。で、…それで本当にいいのかい?」

ハルヒ「……なにがよ?」モジモジ

キョン「おっ!?顔を赤らめてモジモジしてるぞ!?」

佐々木「(くつくつ…。どうやらまだ脈ありのようだね)」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:14:35.65


佐々木「僕はSOS団の団員だからね。団長さまと一緒にいれなくなると非常に困るわけだが…」

ハルヒ「…あたしだって困ってるわよ////」モジモジ

キョン「いいぞ佐々木!!よくわからんがなんか良い気がするぞ!!」

佐々木「くつくつ…。なら、この場は僕のことを信じておとなしく引いてはもらえないだろうか?」

ハルヒ「引けるわけないでしょ!!!」モジモジ

佐々木「おや?どうしてだい?ハルヒは僕と一緒にいたくはないと言うのかい?」

ハルヒ「一緒にいたいわけないでしょ!いいからとっとと出てけぇぇぇっ!!!!!」

キョン「ガーーン!」

佐々木「くつくつ…キョン。それは口に出すものではないよ」

ハルヒ「もう!!お、お願いだから早く出ていって…」モジモジ

キョン「…出ていこう佐々木……」

佐々木「…そうだね」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:23:58.52


キョン「こうなったら長門や古泉、朝比奈さんに正直に相談するしかないか…」

佐々木「くつくつ…。きっとみんな力を貸してくれるのよ」

キョン「ああ。あいつらは俺の大切な仲間だからな」

佐々木「大切な仲間か。…心地良い響きだね」

キョン「ああ。ハルヒも含めてな。…失いそうになって気づくとはな…」

佐々木「くつくつ…。その通りだよキョン。君が涼宮さんに一途なら何の問題も起きなかったんだ」

キョン「…反省してるさ……って!?半分はお前のせいじゃないか!!!」

佐々木「くつくつ…。まったく細かいことをいつまでも。そんなだから短しょ―――」

キョン「わあぁぁぁぁぁぁっ!!!口にするなといっとるだろうが!!」

佐々木「そういえば…ドタバタして聞き損ねていたが…どうだった?」

キョン「なにがだ?」

佐々木「くつくつ…僕のあそこに指をいれた感想を聞いているのだよ」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:31:19.04


キョン「おまっ!!?」

佐々木「んこ?」

キョン「違う!!!だから、そういうことは口にするなと何度言えば」

佐々木「くつくつ…。まあまあ。誰が聞いているでもなし構わな―――」

長門「………」

キョン「…長門……その…どこから聞いてた?」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:34:02.71


長門「あなたが涼宮ハルヒに一途なら何の問題も起きなかった…辺りから」

キョン「ノオォォォォォン!!よりにもよってそこからかよ!!!」

佐々木「くつくつ…。日頃の行いが悪いからそうなるのだよ」

キョン「お前にだけは言われたくねえ!!」

キョン「あの、長門…さん?とりあえず一緒に部室まで行ってもいいですか?」

長門「…構わない。…ただし、あまり近よらないでほしい」

キョン「長門にも嫌われたあぁぁぁぁぁぁ!!!」

佐々木「くつくつ…。噂にたがわぬフラグクラッシャーぶりだね」

キョン「うるさい!お前が言うな!!」

佐々木「ならば、君の唇で僕のこの口をふさいでみるかい?」

キョン「いいからお前は黙ってろ!!」

佐々木「くつくつ…。冷たいじゃないかキョン。僕の中は暖かかっただろう?」

キョン「もう、ホントやだこいつ」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:42:45.26


キョン「と、いう訳で俺の学校生活、いや、人生の大ピンチなわけだ。お前らの力を借してほしい」

古泉「話はわかりました。…が、その前になにか言うことがあるのではありませんか?」

みくる「あ、あたしの制服を返してください~」

長門「今のあなたには軽蔑以外の感情は抱けない」

キョン「一刻を争うんだ!!いいから早く助けてくれよ!」

古泉「確かに。…僕が気がついたのは機関から閉鎖空間が発生したとの連絡があったからな訳ですし」

キョン「だろ?ハルヒの機嫌がなおらないとこの世界そのものが危ないんだろ?」

みくる「あたしの制服~」

古泉「百本譲って僕を襲撃したところまでは許すといたしましても…」

キョン「あっ!」

古泉「財布まで持っていきましたよね?それに、頭を踏み潰すどうこうに佐々木さんとの不純異性行為…」

キョン「そ、それは佐々木がだな…」

佐々木「女の子に責任を押し付けるつもりかい?」

キョン「事実じゃねえか!!」

みくる「あたしの制服…」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:56:19.56


古泉「やれやれ。本当はちゃんと反省してもらいたいところなのですが…」

キョン「は、反省してるとも!!二度と淫乱な女に惑わされることはないから!」

佐々木「くつくつ…。随分な言いようだねキョン?」

古泉「僕とあなたの仲です。今回は不問と致しましょう」

キョン「すまん古泉!恩にきるぞ」

佐々木「くつくつ…。勘ぐりたくなる疑わしき仲だね」

長門「おホモだち」

キョン「ちげえよ!!」

古泉「くっくっく…」

キョン「お前も少しは否定しろよ!!!」

みくる「あたしの服…」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:57:53.99


古泉「話は簡単ですよ。涼宮さんの機嫌を損ねたのがあなたであるのなら…」

長門「取り戻すのもまたあなた」

古泉「そういうことです」

キョン「いや、だが女子トイレで朝比奈さんの制服姿でパンツに手をいれてるところを見られたんだぞ?」

古泉「最低ですよね」

長門「切腹するべき」

みくる「万死に値しましゅ」

佐々木「むしろ、産まれてきたことを謝罪すべきだね」

キョン「お前ら助ける気ないだろ?」





75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:59:52.34


キョン「長門!お前の情報操作でなんとかならないか?」

長門「話しかけないでほしい。ガチホモが移る」

キョン「こ、古泉…なにか策があるんだろ?」

古泉「さて?あいにくと僕はそのような事態に陥る不純な行いをしたことがありませんから」

キョン「朝比奈さ―――」

みくる「あたしの制服~」

キョン「…さ、佐々木さん?」

佐々木「やれやれ。舌の根も乾かないうちに僕に頼るつもりかい?」

キョン「くっ…いいだろう!俺ひとりで解決してみせるさ!!」

古泉「お手並み拝見させてもらいます」

長門「また泣きついてくる確率91%」

キョン「お前ら覚えてろよ!!」うわあぁぁぁぁぁん!


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:10:29.16


佐々木「とりあえず着替えないとね」

キョン「体操服なら持ってきてるが」

佐々木「ふむ。身体が入れ替わったときのことを考えるとそのほうが無難かもしれないね」

――――――――――――――――――――――

キョン「よし、着替えも終わったことだしハルヒを探すとするか」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:18:50.85


佐々木「やあ、谷口。ハルヒを見なかったかい?」

谷口「ん?涼宮なら…って誰だ?」

キョン「…また入れ替わっちまったか。まあ、今回は体操服だからまだマシか」

谷口「んん?…おおぉぅっ!!?」

佐々木「な、なにを興奮しているんだい?この人は?」

キョン「さあ?アホの谷口の考えることは俺にはわからんが…」

国木田「どうしたのさ谷口?おかしな声を出して…って佐々木さん!?」

キョン「よ、よう国木田」

国木田「どうして北高に佐々木さんが?」

谷口「そんなことは問題じゃない!!!」

国木田「だから、なにを興奮しているんだよ谷口?」

谷口「この女、ノーブラだぞ!!!?」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:31:04.56


佐々木「ちょっ!!?キョン!!前を隠して!!////」

キョン「えっ?…あ、あぁ」ササッ

谷口「だあぁぁっ!!それじゃあよく見えないだろが!!腕を広げろ!!!」ガシッ

国木田「ちょっと!!?谷口!?なにしてんのさ!?」

谷口「うっさい!!目の前にAA+の女がノーブラでウロウロしてるんだ!!」

国木田「だからって無理矢理は駄目に決まってるじゃないか!!?」

キョン「はなせ!!このバカ!」

谷口「男の前にふらふらとそんな姿で現れる奴のがバカで悪いに決まってる!!」

国木田「それとこれとは話が違うでしょ!嫌がってるじゃないか!放しなよ」

谷口「これ以上邪魔をするならいくらお前といえでもおぅっ!!!?」ドサッ

ハルヒ「…このバカ、なにやってんのよ?」

キョン「ハ、ハルヒ…」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:41:46.27


ハルヒ「あら?確か佐々木さん…よね?なんで北高に…それにその体操服はキョンのよね?」

キョン「あっ…ええっと…危ないところを助けてくれてありがとう…」

ハルヒ「答えになってないわよ?」

キョン「いや、これには色々とだな…」

ハルヒ「…とにかくここじゃ目立つからあたしに着いてきて」

キョン「え…あ、ああ」

ハルヒ「ちょっと国木田。そのアホの後始末はよろしくね。あと…」

国木田「わかってるよ。このことは誰にも話さないから」

ハルヒ「話が早くで助かるわ。じゃあ、行くわよ」

キョン「あぁ」

佐々木「////」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:49:42.25


ハルヒ「おっはよ~!」ガチャ

古泉「おはようございます涼宮さ!?」

みくる「あ、おはようございます涼宮さ!?」

キョン「………」

ハルヒ「ちょっと着替えるから古泉くん、外してもらえる?」

古泉「え…あ、はい」

ハルヒ「悪いわね」

―――――――――――――――――――――――

ハルヒ「あれ?みくるちゃんのメイド服は?」

みくる「あ、あのぅ~そのぅ~」アセアセ

ハルヒ「ひょっとして持って帰っちゃったの?」

みくる「えっと…はい。ごめんなさい」

ハルヒ「謝ることはないわ。そこまで気にいってくれてたんなら益々新しい衣装の集めがいがあるってもんだし」

みくる「は…はははは…」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 21:52:07.14


ハルヒ「じゃあ、佐々木さんはあたしの制服を着るといいわ」

キョン「えっ?いや、だって…」

ハルヒ「ノーブラなんでしょ?制服なら映ることはないから大丈夫よ」

佐々木「涼宮さん優しいじゃないか…////」

キョン「あ…じゃあ、お言葉に甘えて…」

ハルヒ「武士の情けってやつよ」

長門「(涼宮ハルヒはたまに優しい)」

みくる「(基本的には優しいんですよね…涼宮さんって)」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:01:06.13


ハルヒ「で?なんで佐々木さんはキョンの体操服を着て北高にいるのよ?」

キョン「いや、その…なんと言ったらいいのか…」

ハルヒ「なるほど。黙秘権を行使するつもりね」

古泉「あの…きっと話したくても話せないような理由があるのだと…」

ハルヒ「話せない理由ってなによ?」

キョン「(だから話せないって言ってるだろうが…)」

ハルヒ「…キョンが目的なわけ?」

キョン「!!?ち、違う!!断じてそれはない!!」

ハルヒ「…ふ~ん。まあ、信じてあげるわ」

佐々木「器の大きさといい…かっこいいね涼宮さん////」

キョン「(…佐々木?)」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:10:35.79


ハルヒ「じゃあ、今日の団活はここまでね」

ハルヒ「…キョンのやつ、結局来なかったわね…」

キョン「き、きっとキョンも何か大切な用事があったんだよ…のよ」

ハルヒ「…SOS団よりも大切な用事ってなによ?…佐々木さんはキョンの肩を持つんだ?」

佐々木「妬きもちとはヒロインの鏡といえる行為だね」

キョン「まあまあ、とにかく今日は解散して帰るとしようじゃないか」

ハルヒ「そうね。じゃあ、あたしの家に寄りなさいよ佐々木さん」

キョン「えっ!!?な、なんで!?」

ハルヒ「あたしの家に帰ってからあたしの私服を貸してあげるから」

キョン「あっ…そうか。制服を返さないと明日困るもんな」

ハルヒ「そういうこと。私服なら返すのはいつでも構わないし」

佐々木「キョ、キョン!!?やったよ!涼宮さんの家にいけるよ!!」

キョン「お前はなにを無駄に興奮しているんだ?」





95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:14:23.86


ハルヒ「佐々木さんってキョンと同じ中学だったのよね」

キョン「えっ?…あぁ…そうだけど」

ハルヒ「中学のときのキョンってどんな風だったの?」

キョン「いや、特に今と変わらないと思うが…」

ハルヒ「今と…って、今のキョンのこともよく知ってるの?」

キョン「いや、…変わらないかな~?って…さ」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:21:25.46


ハルヒ「キョンっていつもやる気のなさそうな顔してるじゃない?」

キョン「そんなことはないと思うけど(いつもやる気のない顔で悪かったな!)」

ハルヒ「でも…なんだかんだいってあたしのわがままに着いてきてくれるのはキョンだけなのよね」

キョン「え?」

ハルヒ「古泉くんに有希もみくるちゃんも一緒にいてくれるんだけど…文句を言うのはキョンだけなの」

キョン「………」

ハルヒ「文句だけを言う奴ならいっぱいいたけど…それなのに一緒にいてくれるのはあいつだけ…」

キョン「…キョンが来なかったから気になるのか?」

ハルヒ「…あんな奴でもあたしのSOS団の大切な団員だからね」

キョン「大丈夫だ。明日には普通に元気な姿を見せるから」

ハルヒ「ふふっ…あたしがこんなこと言ったことは絶対に内緒だからね。特にキョンには」

佐々木「惚れてまうやろー!!////」


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:27:49.38


ハルヒ「着いたわ。さあ、遠慮せずにあがってちょうだい」

キョン「あ、お邪魔します」

ハルヒ「今日はあたししかいないからそんなにかしこまることないわよ」

キョン「えっ!?そうなのか?」ドキドキ

ハルヒ「うん。飲み物でも用意するから適当に座ってて」

佐々木「キョン!!やったよ!今夜は涼宮さんと二人っきりだよ!!!」

キョン「今夜は…って、泊まるつもりかよ!?」

佐々木「くつくつ…。いや、すまない。柄にもなく興奮してしまったね」

キョン「まったく…落ち着いてくれよ」

佐々木「そうだよね。三人だったよね」

キョン「訂正すんのはそっちじゃねえ!!!」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:35:21.31


キョン「…意外と女の子らしい部屋なんだな」

ハルヒ「ちょっと?意外とはないでしょ!?意外とは」

キョン「あ、す、すまん。もっとシンプルな部屋を想像してたからつい…ん?」

ハルヒ「あっ!!?…こ、これも内緒だからね!!!」パタッ

佐々木「キョンの写真だよ!?女の子が部屋に男の子の写真を飾ってるってことは…」

キョン「みなまでいうな!!////」

ハルヒ「わ、わかってればいいけど////」

キョン「いや、お前に言ったんじゃなくて―――」ガシャン

ハルヒ「ちょっと大丈夫?風邪ひくといけないからお風呂に入っちゃいなさいよ」

キョン「えっ!?////」

佐々木「くつくつ…。見事なフラグ立て能力だね」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:45:42.67


キョン「フラグ立てもなにも…今の俺はお前じゃないか。フラグもなにもあったもんじゃないだろ」

佐々木「くつくつ…キョン。上を見てごらんよ」

キョン「え?なにかあるのか――あっ!!?////」

佐々木「涼宮さんの下着だよw…さらに鏡を見てごらんよ」

キョン「……ブッ!!!////」チラッ

佐々木「僕の裸体さwww」

佐々木「くつくつ…童貞をからかうのは愉快だねぇ」

キョン「処女のくせに調子にのるんじゃありません!!」

佐々木「これで涼宮さんが背中を流しに入ってきてくれたら完璧なのにね」

キョン「アホか!?どこのエロゲだ。そんなことがあるはずが――」

ハルヒ「…佐々木さん…背中流してあげようか?」

キョン「ぼふぅぅっ!!?」

佐々木「くつくつくつくつ」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:55:01.02


ハルヒ「佐々木さんって着痩せするタイプなのね」ゴシゴシ

キョン「よ、よく言われる…よ////」

ハルヒ「ふ~ん…綺麗な肌してるわよね?どういう風に手入れしてるの?」

キョン「いや、至って普通にだ…よ////」

佐々木「おいおい失礼じゃないかキョン!?僕がどれだけ丁寧にお手入れしているのかというとだね…」

キョン「んなこと知るか!!」

ハルヒ「!!?…な、なにがよ?」ドキドキ

キョン「っと!…いや、たまにおかしな独り言を言っちまうんだ。気にしないでくれ」

佐々木「勝手におかしな癖があることにしないでくれないか?」

キョン「やかましい!!お前のおかしな性癖をあげていったらキリがないだろ!」

ハルヒ「えっ!?せ、性癖がなに?////」

キョン「があぁぁぁぁぁっ!!!」

佐々木「wwwww」


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:04:46.84


ハルヒ「はい!おしまい」

キョン「あぁ、ありがとう。じゃあ、先にあがってるから…」

ハルヒ「ちょっと!?あたしにだけ洗わせるつもりなの?」

キョン「えっ?…まさか…」

ハルヒ「当然あたしも洗ってもらうに決まってるじゃないのよ」

佐々木「これはもはや特殊能力と言っても過言ではないよキョン!」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:08:05.30


キョン「(くっ…佐々木の身体を見てるから免疫が出来てるかと思っていたが…)」

佐々木「くつくつ…童貞のクセに免疫などつくはずがないだろう」

キョン「(考えてみれば今の佐々木はある意味自分の身体なわけだが…)」

佐々木「女性の身体を目の前にするのは初めてというわけだねw」

ハルヒ「なにぶつぶつ言ってんの?例の独り言?」

キョン「えっ!?あっ…そ、そうに決まってるじゃないのよ」

佐々木「くつくつ…。おかしな言葉使いになっているよ。落ち着きたまえキョン」

キョン「これが落ち着いていられるか!!!」

ハルヒ「ちょっと…本当に大丈夫なの?」クルリ

キョン「ちょ!!?こっち振り向いちゃらめぇ~!!!」

佐々木「wwwww」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:14:35.62


キョン「ふぅ…えらい目にあった」

佐々木「くつくつ…えらい良い目にあったの間違いだろうキョン?」

キョン「…思いっきり楽しんでるよな?お前」

ハルヒ「ええ。…佐々木さんは楽しくないの?」

キョン「へっ!?いや、た、楽しいぞ!楽しんでるとも」

佐々木「くつくつ…人間素直が一番さ」

キョン「お前のは素直とは言わねえよ!」

ハルヒ「ぷふっ…」

キョン「あ、こ、これもだな…」

ハルヒ「今日は当然泊まっていくわよね?」

佐々木「キョンのフラグ立て能力がすごすぎる件wwwww」


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:21:42.70


キョン「…これ、佐々木さんや」

佐々木「…なんですか、キョンさんや」

キョン「これは…その…どういう状況なんだ?」

ハルヒ「スーッスーッ…」

佐々木「…寝ているね。涼宮さんが…」

キョン「…全裸で」

ハルヒ「うぅん…キョン…んっ…そんなところまで…やっ…」

佐々木「くつくつ…。夢の中でキョンに身体をむさぼられ、現実でもキョンに…」

キョン「おかしな妄想を口にするな!!てか、今の俺は女じゃねえか!!」

佐々木「くつくつ…。いつからキョンは身も心も女の子になってしまったんだい?」

キョン「たった今からだ!!そうさ、俺は女なんだ!!女同士が一緒に寝てなにが悪い!!」

佐々木「全裸でwwwww」

キョン「〆>℃↑⊥!!!」


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:25:18.64


佐々木「キョン、再度確認しておくよ」

キョン「…なにをだ」

佐々木「涼宮さんはあくまでキョンのことを僕だと…同じ女の子だと思っているわけだ」

キョン「だから…なんだ?」

佐々木「その涼宮さんの気持ちを裏切って、涼宮さんによからぬことをしようものなら…」

キョン「わかってるよ!一生軽蔑するってんだろ」

佐々木「くつくつ…。そうじゃないよキョン」

キョン「はい?」

佐々木「信じていたものに裏切られて陵辱される…考えただけで身震いが止まらないよw」

キョン「…お前の言葉を一瞬でも真剣に聞いた俺がバカだった」

佐々木「くつくつ…。バカなりに身をわきまえてはいるようだね」

キョン「くっ…こんなに女を殴りたいと思ったのはハルヒ以来だ」

ハルヒ「あんっ…キョンったら♪…」クスクス


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:28:47.16


キョン「平常心だ!隣で寝ているのはハルヒではなく…そうだ、妹だ!!」

ハルヒ「う~ん…キョン…」むぎゅっ

キョン「…くっくっく」

佐々木「…キョン?」

キョン「そうさ。俺が悪いんじゃない。所詮世の中は弱肉強食。弱いやつやバカなやつが泣くのが自然の摂理」

佐々木「キョ、キョン!?…落ち着こうじゃないか!そうだ!こんな小話を知っているかい―――」

キョン「このあと捕まろうが世界がどうなろうが知ったことか!!俺はハルヒをむさぼるんだあぁっ!!!」ガバアッ


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:32:16.20


佐々木「…入れ替わったね」

キョン「なんでだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」

佐々木「…その…大変言いにくいことなんだが…」

キョン「なんだよ!?この期におよんでなにを言うつもりだよ!!」

佐々木「…キョンのあれが…その…カッチカチなんだけど…」

キョン「…つまり…どういうこと?」

佐々木「キョンの余りに強すぎる肉体の性欲が精神を凌駕した結果、身体が入れ替わったみたいだね」

キョン「精神を肉体が超えた…だと!?」

佐々木「普通に言わせてもらうよ…このドスケベ」





129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:35:03.33


キョン「くうっ…なんてこった。…こんなところで寸どめをくらうとは…」

ハルヒ「あっ…はあぁぁ…ん…くっ…うぅぅ…ん…」ビクビク

キョン「ちょっと待て!!お前はなにをやってるんだ!!?」

佐々木「……えっ?」ちゅぱちゅぱ

ハルヒ「ぅぅ…っ…んっん…」ハァハァ

キョン「…なんでお前がハルヒの身体を舐めまわすように陵辱しているのか説明を請うぞ!」

佐々木「なぜって…キョンの身体がそうさせてるんじゃないか」

キョン「俺のせい!!?」

佐々木「まさか男の子の性欲がこれほどのものとはね…もう、怖くて一人では出歩けないよ」

キョン「こいつ…あくまで自身の行いを正当化するつもりか!!?」


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:39:07.72


佐々木「童貞に涼宮さんをくれてやろうというのだ。処女ぐらいは僕にくれたって罰はあたらないだろう?」

キョン「バッ…バッキャロゥ!!!処女を喰らわずして本当に頂きを制覇したと言えるのか!!?」

佐々木「これだから童貞は…」やだやだ

キョン「童貞だから初めての相手は処女がいいんだよぉぉぉぉぉっ!!!」

佐々木「そんなことを力説されても僕は知らないよ」

キョン「ちょ!!?マジでやめて!!そこは俺が最初に突きやぶるって決めてたんだからぁ!!!」

佐々木「くつくつ…。挿れちゃうよ?」スッ

キョン「佐々木さまぁ!!!お願いだから!!後生でござるうぅぅぅぅぅ!!!!」


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:42:03.67


ハルヒ「…なによ…うるさいわねぇ……って!!キョン!!!?」

佐々木「あっ!!!……や、やあ、ハルヒ」

キョン「wwwww……って笑ってる場合じゃねえ!!!」

ハルヒ「ちょ!!?ど、どうしてあんたがここにいるのよ!!?なんであたしのパジャマを着てんのよ!!?」

キョン「さ、佐々木!!休戦だ!助けてくれえ!!!」

佐々木「くつくつ…。ハルヒ…」

ハルヒ「な、なによ!!?近寄らないでよ変態!!!」

キョン「終わった…人生17年…短い人生だった…こんなことなら朝比奈さんに無理矢理でもさきっぽだけでも挿れておけば良かった」

佐々木「冷静に考えてみたまえ。ハルヒの家にハルヒのパジャマを着てハルヒと同じベッドに入った僕がいる…」

佐々木「現実的にそんなバカなことがあるはずないだろう?」

ハルヒ「…そ、それはそうだけど…でも!実際に今あんたはあたしの目の前に!!??」

佐々木「………」チュッ

キョン「長門だって俺の言うことならあんなことやこんなことだってきっと…」

ハルヒ「(キョン///////////)」


137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:44:30.37


キョン「つまり…どういうこと?」

佐々木「恋する乙女は理屈ではないと言うことだよキョン」

古泉「…とりあえずは涼宮さんが満足したから元に戻ったということでしょうか?」

佐々木「そうだと思うよ。ようするに困ったらキスをしてあげれば大抵は解決するということじゃないのかな?」

キョン「なん…だと!?」

長門「やはり、この星の涼宮ハルヒという生物は興味深い」

古泉「ほらwあのときもアイラブユーでチュッとすれば解決していたんですよw」

キョン「やかましい!」

佐々木「くつくつ…。そういえば、処女喪失には怒ったのにキスには怒らなかったね?」

キョン「ああ。…キスはすでにしてたりするからなw」

佐々木「なんだと!?…涼宮さんはビッチだったのか」

キョン「どうしてそうなるんだ!!?」

佐々木「いや、中の人的に考えて」

キョン「イメージだけで物事を語るな!!」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 23:46:59.20


佐々木「くつくつ…。可愛いよね涼宮さん」

長門「…わたしでは駄目?」

佐々木「…えっ?」

長門「わたしでは涼宮ハルヒの代わりにはならない?」

佐々木「…長門さん?」

長門「あなたはご飯を沢山食べさせてくれた良い人」

佐々木「(…本当にペットのような愛情表現なんだね)」

佐々木「(…まあ……これはこれで////)」



みくる「あたしの制服返してくだしゃいよ~」



おわりw


144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 00:09:30.59


なんにしてもよかった乙



146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 00:27:16.54


乙かな





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