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iPhone 6 / Plus用 80倍望遠レンズ発売。重さ1kg超、35mm換算で2320mm相当 - Engadget Japanese


ユニークなガジェットや周辺機器を扱う上海問屋が、iPhone 6と6 Plusに装着する望遠レンズ『 DN-12738』を発売しました。......と、これだけを記載するとありがちな製品のように思えますが、写真を見て分かるように倍率が特徴。なんと80倍です。

iPhone 6自体のレンズはExif情報によると35mm換算で29mm。本機を組み合わせることで2320mm相当となります。その分価格も2万7999円(税込)と高価。本体サイズ86×385mm(直径×長さ)、重量1045gといろいろな面で破格、言い換えればエクストリームな製品です。

上海問屋 iPhone6/6 Plus用80倍望遠レンズ DN-12738

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11 枚




気になるのは画質ですが、上海問屋側が用意した、おそらく神田明神であろう寺社を撮影した作例があります。これを見る限り周辺光量や解像度の低下はそれなりにありつつも、価格を考慮すれば望遠レンズとしての能力は評価できるものでしょう。この点に関しては、対応モデルがスマートフォンとしては画質に優れるiPhone 6とPlusに限定されているという点もありそうです。



装着は専用ケースを介する方式ですが、高価な製品だけあり、ケースは6用とPlus用の2種類が付属する豪快な構成。さらに付属品として、専用ミニ三脚とそれを固定するマウントリング、ミニ三脚用のポーチまでがセットになっています。



冷静に見ると三脚用のポーチがあって本体用ケースがないのが不思議な感じはしますが、そこを除けば、本体を購入して欲しくなるものは一通り揃っていそうです。

ちなみにミニ三脚は、本体の重量を支えるために付属するもの。本体素材は軽量なアルミですが、先述したように本体は1kgを超えるため、手持ちでの撮影は手ブレなどの面から推奨されません。




また、三脚を取り付ける際の足の向きも指定されています。これは本体の重量バランスを適切に支えるため。これらを装着した状態は(定型句としてではないレベルで)レンズとiPhoneのどちらが本体かわからない印象です。


iPhone用の望遠レンズは、ビジュアル的にも楽しいこともあってか製品数は多いものの、一般的な外付け望遠レンズでは10倍から20倍程度が多いことを考えると、この製品はいろいろな意味で破格です。間違いなく良い意味で、上海問屋らしい遊び心にあふれた製品と呼べるでしょう。
iPhone 6 / Plus用 80倍望遠レンズ発売。重さ1kg超、35mm換算で2320mm相当

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