ヨルダン軍パイロット殺害の時期で新たな議論 すでに殺されていた?
ヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の「殺害」
映像は、その時期と狙いを巡って新たな論議を巻き起こしている。
ヨルダン軍の発表通り中尉が約1カ月前に殺害されていたなら、
「イスラム国」(IS)は中尉の生存を偽ったまま、ヨルダンで
収監されている前身組織メンバー、サジダ・リシャウィ死刑囚と
フリージャーナリスト、後藤健二さんの交換を要求していたこと
になる。ヨルダンや日本は中尉の生死を確認できないまま、
ISに振り回された格好だ。
ISにとっては、ヨルダンが死刑囚を釈放すれば「成果」を
アピールできるし、釈放しなければ後藤さんや中尉の運命を
ヨルダンに負わせることができた。もっとも、仮に死刑囚が
釈放されていたとしても、後藤さんが解放されたかどうかは
疑わしい。ヨルダンは死刑囚の釈放後に中尉の死を突き付けられる
可能性もあった。
ISがはじめから死刑囚の釈放を期待せず、後藤さんを解放する
つもりもなかった可能性もある。中尉の奪還を最優先したヨルダン
政府が、その「生存確認」なしに死刑囚を釈放することは考え難い
からだ。ISの真の狙いは、「人質殺害」の責任をヨルダンに転嫁し、
揺さぶりをかけることだったと考えられる。
ヨルダン紙エルガットのファヘド・ヘイタン編集顧問は毎日新聞の
取材に「ISは最初から、後藤さんも、中尉も解放するつもりなど
なかった。人質解放交渉は、彼らの存在を誇示するための宣伝に
利用しただけだ」と分析する。
一方、中尉の「殺害」時期に関するヨルダン軍の発表には、確たる
根拠が示されていない。ISも新たな映像でその時期に触れていない。
真実はいまだ、ISとヨルダン政府など関係機関との情報戦の中で
かすんだままだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000027-mai-m_est
テロリストと交渉しても仕方ないことがよく分かる事例。
ヨルダン国民の怒りは痛いほどわかる。
自分もはらわたが煮えくり返る思いだ。
しかし、ヨルダンは今こそ国王のもとに結束して、
冷静に行動して頂きたい。
ISILを一刻も早く壊滅させられるよう、
世界が協力していくことを願います。
ヨルダンが、IS内にスパイを送り込んでいたのなら、
中尉殺害の時期はあらかじめ察知していたかもしれない。
しかし、後藤氏の命がかかっていたため、軽々しく、
公表できなかったのではないか。
まともに交渉出来る相手ではない事が分かった。
交渉するつもりもなかったはず。パイロットは気の毒だ。
許せない行為です。
後藤さんより以前に殺されていたことだけは、確かだろう。
交渉のカードとして、最強だったハズのパイロットの命と
死刑囚の交換が一度も切られなかった事で良く分かる。
すでに殺害されているという見方が濃厚ですね。( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯
コメント
ジョゴが持ってた写真にもどうがの鉄格子が写ってたしなぁ