ホラー映画の別エンディングは成功? 台無し?
パッケージでリリースされた映画の中には、公開された映画とはまた別のエンディングが収録されていることがあります。これは、完成試写会の時の会場の反応が悪かったために差し替えられた「オリジナルのエンディング」なんです。
今回は兄弟メディアコタク・ジャパンに掲載されていた「有名ホラーの別エンディング」から、いくつかエンディングを見てみましょう。
■「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(1986)
劇場版で公開されたエンディングは、オードリー2に勝利した人間がその後は幸せに暮らす(?)ハッピーエンド。
オリジナルエンディングはオードリー2がオードリーとシーモアを食べて、アメリカ国内で大暴れし、最後は自由の女神を制圧するエンディング。
こんなに制作費が掛かっていそうなエンディングを丸ごとカットしたのはさぞかし勇気がいたことでしょう...。
■「パラノーマル・アクティビティ」(2009)
オリジナルバージョンは、警察が来るまでケイティがベッドルーム座りこんでいる、とても尺が長いものでした。
そしてDVDに収録されている差し替えられたバージョンは、悪魔に取り憑かれたケイティがカメラに向かって来て、包丁で自分の喉をかっ切って絶命してしまうエンディングになっています。
その後、スティーブン・スピルバーグ監督の助言があって作られた劇場公開バージョンが、カメラに向かってケイティが笑顔を見せたと思ったら、突進してきて画面暗転。
その後のエンドクレジットで、ミカの死体が後日警察によって発見されたものの、ケイティーは行方不明との旨が表示されるというものでした。
コタク・ジャパンでは「28日後...」、「ハンニバル」「キャリー」などの別エンディングを紹介していました。
その中には残酷なエンディングだったり新たに希望が生まれるものだったりと様々な別エンディングが紹介されていました。別の世界線を見る気分で、楽しんでみてください。
source: コタク・ジャパン
(ギズモード編集部)
- パラノーマル・アクティビティ (字幕版)
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- リトルショップ・オブ・ホラーズ ディレクターズカット [Blu-ray]
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