うつ病かどうかを科学的に診断できる可能性がある方法発見されました。


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4日、徳島大学の大森哲郎教授らの研究グループが発表したもので、うつ病を「DNA反応」による血液

検査により、診断できる方法を開発したとのこと。

うつ病はストレスやさまざまな要因で発症しますが、その際、「メチル基」と呼ばれる分子が遺伝子と結合

する「メチル化」というDNA反応に注目。

研究グループは、うつ病患者20人とそうでない人19人の2つのグループから血液を採取し、「メチル化」

の程度を測定。

すると、18種類の「メチル化」反応の値を組み合わせることで2つのグループに判別することができました。

この発見により、精度の高いうつ病判定ができる可能性があると説明しています。

今後は実験の規模を拡大し、実用化につなげるとしています。

科学的な診断が可能になれば、治療法にも大きな影響を与えそうです。