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さくら「大神さんって女性に興味ないのかしら?」



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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:10:34.15


大神「今日も異常無しっと・・・」

見回りを終えた大神が呟く
既に時間は日付を跨いでおり、皆眠っているようだった

大神「ふぁー!明日は休みかぁ・・・何しようかな」

言いながら大神は自室に戻る
パタン、とドアが閉じられると廊下は静寂に包まれた

紅蘭「・・・・・・ええで」

見計らったように紅蘭が部屋から顔を出し手まねきをする


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:12:24.32


さくら「ふふ・・・なんかドキドキするわね」

同じように部屋から顔を出したさくらが囁く
その手にはいくつかのお菓子が持たれていた

紅蘭「早ぉ!早ぉ!静かにやで!」

コソコソとさくらが紅蘭の部屋に向かう

紅蘭「ふっふっふ・・・今日はとっておきを用意したでぇ」
さくら「こ・・・これお酒じゃないの!?」
紅蘭「明日は休みなんやし固いこと言いっこ無しやで」

そして二人は紅蘭の部屋でグラスを合わせる


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:12:51.94


さくら対戦だと……?



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:15:11.70


さくら「乾杯・・・ふふっ」
紅蘭「舞台も順調やしな!中祝いっちゅーとこかな」

さくらの持参したお菓子に手を伸ばしながら
二人は話を続ける

さくら「どうかしら?美味しそうだから買ってみたんだけど・・・」
紅蘭「うん!こりゃ旨い!さすがや!」
さくら「よかった!」
紅蘭「さすがお菓子ばっかり食べてるだけの事はあるな」
さくら「ひっどい!そんなにお菓子ばっかり食べてません!!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:18:08.09


紅蘭「冗談やないの冗談!」
さくら「食べなくても結構ですけど?」
紅蘭「そんないけずせんといてやぁ」

言いながら二人は楽しそうに笑う

紅蘭「しっかしここのところえらい平和やなぁ」
さくら「そうねぇ」
紅蘭「華撃団の出撃も全然無いなぁ」
さくら「平和なのはいい事なんだけどね」
紅蘭「もちろんもちろん!それはそうなんやで」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:22:10.26


さくら「やっぱり光武に乗らないと調子でない?」
紅蘭「あははーそれもあるなぁ」
さくら「それも?じゃあ他には?」
紅蘭「え・・・ほら・・・やっぱり・・・なぁ?」
さくら「なぁ?じゃ分かんないわよ」
紅蘭「大神はんにかばわれてないなぁ・・・と」
さくら「!!!」

真っ赤になりながら紅蘭は続ける

紅蘭「あの瞬間って『あぁ、ウチはこの人に守られてんねんな』って」
さくら「・・・・・・」

さくらはコクコクと相槌をうつ


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:26:05.27


紅蘭「胸が熱ぅなるというか・・・満たされるというか・・・」
さくら「必殺技とか一緒にしてくれた時もそうならない?」
紅蘭「そう!そうやねん!何か繋がってるというか・・・」
さくら「分かる!分かるわ!紅蘭!!」

二人はグラスに入った酒を一気に飲み干す

紅蘭「大神はんってそんなにゴツくないやろ?」
さくら「ええ、どちらかと言えば細身な方よね」
紅蘭「でもな・・・守られてる時に見るあの背中・・・」
さくら「大きいの!凄く頼りがいがあるっていうか!」
紅蘭「そう!それ!」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:29:07.19


紅蘭「しかもその後に『大丈夫かい?』みたいな!」
さくら「あー!あれ駄目です!反則です!!」
紅蘭「あれずるいよな!あんなんされたら『大丈夫です!』って言うてまうよな!」
さくら「言っちゃう言っちゃう!!」

空になったグラスに酒を注ぎながら
二人は次第にヒートアップしていく

さくら「大神さんって・・・」
紅蘭「ん?」
さくら「大神さんって女性に興味ないのかな・・・?」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:32:06.40


紅蘭「いやー!それはないやろー!」
さくら「でも!花組にはこれだけ女性がいるのに、そういう話聞いた事無いし」
紅蘭「んー・・・」
さくら「皆だって大神さんの事好きなのはバレバレなのに」
紅蘭「確かに大神はんの鈍感っぷりは酷いけどな」

一拍置いて紅蘭が切り出す

紅蘭「でも大神はんたまにお風呂覗いたりしてへん?」
さくら「!!!」






14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:35:11.11


さくら「という事は・・・」
紅蘭「でも大神はんの事やからなぁ・・・事故とか偶然かもなぁ」
さくら「あ・・・あたしも覗かれたりしたのかな・・・?」
紅蘭「んー・・・分からんなぁ・・・ウチなら大歓迎やのになぁ」
さくら「えぇえええ!!!!!」

さくらが目を剥いて紅蘭に近づく

紅蘭「近っ!顔近いって!さくらはん!」
さくら「ご・・・ごめんなさい・・・でも紅蘭・・・それ本当?」
紅蘭「う・・・うん・・・」
さくら「は・・・恥ずかしくないの?」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:39:08.87


紅蘭「は・・・恥ずかしいよ!そら!」
さくら「なのにいいの?その・・・見られても」
紅蘭「大神はんが『女』としてウチを見てくれるんやろ?」
さくら「そう・・・なるわね」
紅蘭「じゃあ・・・ええかな・・・」
さくら「キャー!!!」

近くにあったクッションを抱きしめて
さくらがゴロゴロと転がる

紅蘭「さくらはんは・・・?そういう事考えた事ないん?」
さくら「そりゃ・・・無い事は無いけど・・・」
紅蘭「せやろ!どんな事?どんな事?」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:42:42.91


さくら「ど・・・どんな事って・・・そんな恥ずかしい事」
紅蘭「そんな恥ずかしい妄想しとるんかいな」
さくら「ああぁぁああ!嘘!嘘です!!」
紅蘭「ええやないの!今日だけ!ここだけの話なんやし」

そう言って二人はまたグラスに口を付ける

さくら「お・・・お風呂・・・」
紅蘭「お風呂?」
さくら「一緒に入りたいなぁ・・・とか・・・?」
紅蘭「裸で?」
さくら「そ・・・そりゃそうだけど・・・そんな聞き方ある!?」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:46:09.35


紅蘭「ほぉー!洗いっことかするん?」
さくら「・・・する」

グビリと酒を飲み下す

紅蘭「・・・タオル?」
さくら「・・・素手」
紅蘭「おぉおおぉおおおお・・・」

既に酒の瓶は3本目に突入していた

紅蘭「・・・前も?」
さくら「・・・前も」
紅蘭「ほほぉおおお・・・」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:50:10.71


紅蘭「それって覗かれるより恥ずかしない?」
さくら「でも知らないうちに覗かれてるよりは・・・同意の上で・・・」
紅蘭「なるほどなぁ・・・」
さくら「紅蘭だって・・・もしそういう事になれば・・・するでしょ!?」
紅蘭「・・・うん・・・」
さくら「ほ・・・ほら!」

3本目の酒は早々に無くなりつつあった

紅蘭「ほな・・・ほなな」
さくら「うん」
紅蘭「大神はんが求めてきたらどうする?その・・・か・・・身体を」
さくら「!!・・・・・・こ・・・紅蘭はどうなの?」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:53:03.00


紅蘭「ウチ!?ウチは・・・んー・・・」
さくら「じゃあ!いっせーのーでで言いましょうよ!お互いに!」
紅蘭「え・・・ええよ!」

グラスを床に置き、二人は向き直る

さくら「いっせーのーで・・・」

一瞬のち、二人の声がハモる

さくら「する!」
紅蘭「する!」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:56:02.96


紅蘭「・・・するよなぁ」
さくら「・・・そういえば紅蘭って・・・その・・・経験は・・・?」
紅蘭「・・・無い・・・・・・さくらはんは?」
さくら「あたしも・・・まだ」
紅蘭「お・・・大神はんは・・・あるんかな?」
さくら「それは・・・興味深いわ・・・」
紅蘭「ありそうやなぁ・・・あんだけ素敵なんやで?」
さくら「でも!海軍士官学校って男性専用じゃないですか!?」
紅蘭「そうか!あ!!!加山はんなら知ってるかも!!」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 18:59:15.52


紅蘭「大神はんって優しそうやんなぁ」
さくら「優しいじゃない?どうしたの?」
紅蘭「いやいや・・・その・・・そういう行為の時でも」
さくら「!!」
紅蘭「髪とか撫でられながらされたいなぁ・・・」
さくら「あたしはギューってされたい・・・かな」
紅蘭「どうしよう!ああ見えて凄い激しかったら!!!」
さくら「いやー!!!ううん!いやじゃない!!!」

キャーキャー騒ぎながら
二人は身もだえする






42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:02:02.91


紅蘭「よっしゃ・・・ほな今日は特別や」
さくら「?」

そう言うと紅蘭はゴソゴソと何かを取り出す

さくら「その箱は?」

手には幾重にも鍵のかけられた箱が持たれていた
小さい弁当箱程度の大きさだが厳重に守られている

紅蘭「ふふふ・・・皆には内緒やで」

言いながら紅蘭が開錠していく
カチャリと最後の鍵が開き、中身にゆっくり手を伸ばす


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:04:51.27


紅蘭「じゃじゃーん!!!」
さくら「こっ!!これは!!!」

紅蘭の手には数枚の写真が握られていた
そのどれもに大神の姿が写っている

紅蘭「大神はん隠し撮りコレクションや!」
さくら「い・・・いつのまにこんな・・・」
紅蘭「帝劇内の防犯カメラの管理はウチがしとるんやで・・・ふふふ」
さくら「でも・・・部屋の中にまではついてないし・・・」

大神が自室のベッドで眠りこけている写真を手に
さくらは呟いた


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:08:32.84


紅蘭「そこはほれ・・・ミニロボ君撮影仕様とかやな」
さくら「す・・・凄い」
紅蘭「でも大神はん隙が無いからなぁ・・・これだけ集めるのも大変やったで」
さくら「紅蘭!!こ・・・これ!!」

そう叫んでさくらが手にした写真には
上半身が裸の大神が写っていた

紅蘭「それは運も良かってん!シャワー浴びようとした大神はんが・・・」
さくら「焼き増しして!!」

紅蘭の言葉を遮ってさくらが詰め寄る


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:12:04.34


紅蘭「えぇえ~・・・これはよぉ撮れてるやつやしなぁ・・・」
さくら「お願い!お願いします!!」
紅蘭「そこまで言うなら焼き増ししたらん事もないけど・・・」
さくら「本当!?紅蘭素敵!!」
紅蘭「ただし!条件を1つ聞いてもらおかな!」
さくら「う!・・・・・・どんな?」

ニヤニヤと笑いながら紅蘭がさくらに指を突き付ける

紅蘭「その写真の使い道を教えてもらおかな!」
さくら「!!!!」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:15:09.43


さくら「使い道も何も・・・・ねぇ」
紅蘭「ん?ん?」
さくら「ブロマイドみたいに・・・部屋に飾ったり・・・」
紅蘭「寝る前にチューしたり?」
さくら「そうそう・・・って何言わせるのよ!」

真っ赤になりながらさくらが叫ぶ

紅蘭「ごめんごめん!でもするんやろ?」
さくら「いや・・・そりゃするかもしれないけど・・・」

ブツブツ言いながらさくらがグラスに口をつけ
半ばヤケっぽくゴクゴクと喉を鳴らしながら酒を流し込む


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:19:05.05


紅蘭「一人で慰めたりもするん?」

ブフゥウウウウと勢いよくさくらの口から酒が放たれた

紅蘭「うわっ!さくらはん!きちゃない!」
さくら「げほっ!ごほっ!だだだだって!紅蘭が急にそんな事言うから!!」

涙目のさくらが慌てて答える
その反応を見て紅蘭はまたニヤニヤと表情を緩ませる

紅蘭「いやいや照れんでもええやん!ウチらかて健康な乙女やで!」
さくら「いやいやいや!あたしな・・・何も言ってないじゃないの!」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:25:02.43


紅蘭「分かる分かる、大神はんとイチャイチャする妄想してたらそらな」
さくら「だっ!だから!そんな事!!」
紅蘭「ほんで?どんな事妄想してするん?」
さくら「紅蘭!」

さくらの言葉を止めるように
またも紅蘭がさくらの眼前に一枚の写真を突き出す

さくら「・・・これは」

そしてその写真にはさくらと大神が仲睦まじく
肩を並べて写っていた






58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:31:03.08


紅蘭「正直少し妬けるからどうしようかと思ってた写真やけど」
さくら「・・・」
紅蘭「いらん?」
さくら「・・・・・・お風呂の延長で・・・」

観念したかのようにさくらはポツリと呟いた

さくら「あたしが大神さんの背中とか洗ってあげて・・・」
紅蘭「ほうほう!」
さくら「その手がどんどん前のほうに・・・」
紅蘭「ほうほうほう!!」
さくら「そしたら大神さんもピクンって反応しちゃったりして」
紅蘭「ほうほうほうほう!!!!」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:34:07.51


さくら「大神さんは『さっ!さくら君!まずいよ!』とか言うんだけど」
紅蘭「ひゃあぁ!言いそう!大神はーん!!!」
さくら「あたしも胸とか・・・押しつけちゃって」
紅蘭「・・・ゴクリ」
さくら「大神さんも次第に我慢できなくなっちゃって・・・」
紅蘭「なるなる!」
さくら「見つめ合って口づけするの・・・凄く激しく」
紅蘭「うひゃぁ・・・」

二人とも真っ赤になりながら続ける

さくら「大神さんのも・・・その・・・大きくなっちゃてて・・・」
紅蘭「分かるでー!大丈夫やでー!」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:35:32.64


こういう空気好きだわwww
マジでやってそうw



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:39:07.01


さくら「あたしが手で・・・その・・・ね?」
紅蘭「うんうん!手でな!」
さくら「大神さんがあたしで感じてくれてるの想像しただけで変になりそう」
紅蘭「分かるわ・・・大神はんのそういう表情見てみたいなぁ」
さくら「そこまで言ったら後は分かるでしょ!」
紅蘭「分かる!分かってしまうで!」

ガシッと握手を交わす

紅蘭「そこまでいったら後はもう一気やな!」
さくら「そう!抑えきれない二人は欲望のままに・・・」
紅蘭「やー!!さくらはんやらしぃー!!」
さくら「きゃぁー!!紅蘭こそ!!!」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:42:31.23


紅蘭「しかし大神はんも大神はんやで!」
さくら「そうよね!こんなに魅力的な女性がいっぱいいるのに!」
紅蘭「まさか・・・」
さくら「?」
紅蘭「ウチらが知らんだけで・・・もう大神はんには特定の女性が・・・」
さくら「嘘!やめて!!そんなのありえないわっ!!!」
紅蘭「でも休日にもどこか行くような素振りも無いしなぁ・・・」
さくら「そうよ!ましてやデートなんて!」

一拍間をおいて紅蘭が口を開く

紅蘭「まさか・・・花組の誰かと・・・夜中に逢引を・・・」
さくら「いやぁああああ!!!!」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:46:08.32


紅蘭「でもそう考えると辻褄が・・・」
さくら「合わない!合わないわ!!」
紅蘭「じゃあ・・・もし!もしもな!」
さくら「・・・うん」
紅蘭「もしも大神はんが花組の誰かと付き合うとして!」
さくら「うん」
紅蘭「誰が一番大神はんの好みなんやろか?」
さくら「おぉ!」

アルコールがまわり思考力の低下した脳みそを
必死で稼働させる

紅蘭「まぁアイリスは無いわな」
さくら「そうね、あれは無いわ」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:46:54.03


まさかの米田vs大神



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:51:24.95


紅蘭「あれは女って感じちゃうもんなぁ」
さくら「まだまだ女児って感じよね」

二人は声をあげて笑う

紅蘭「ほなレニも無いかな?」
さくら「そうねぇ・・・未発達だし・・・」
紅蘭「せやなぁ・・・まだまだ少女やなぁ」
さくら「レニ自身もそういうの興味なさそうだし」
紅蘭「レニはどこか達観しとるからなぁ」
さくら「凄いわよね・・・あの歳で・・・」
紅蘭「そんだけ過酷な過去やったんやろな・・・」
さくら「ここではそんな事忘れて欲しいわね」
紅蘭「・・・全くやね」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:55:26.38


さくら「カンナさんは?」
紅蘭「あっはっは!あんなんオッパイの大きい男やないの!」
さくら「あはははは!それ酷いわ紅蘭!」
紅蘭「色気が足らんわ!色気が!」
さくら「確かに・・・色気より食い気って感じ」

ケタケタと笑いながら続ける

さくら「色気ならすみれさん?」
紅蘭「あー確かになぁ・・・」
さくら「あのいかにも誘ってます!と言わんばかりの格好!」
紅蘭「でも大神はんはああいうケバいのアカンのちゃうかな」
さくら「そうよねぇ・・・大神さんには合わないわ」






93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 19:58:12.51


紅蘭「織姫も無いやろなぁ」
さくら「無い無い」
紅蘭「なんちゅーか子供なんよね」
さくら「そうそう、昼寝好きだしすぐわめくし」
紅蘭「まだまだ恋愛ざたは早いなぁ」
さくら「大神さんより父親のほうが好きそうだわ」
紅蘭「ま、親と仲がええのはええこっちゃけどね」
さくら「ええ」

ニコリと二人は微笑みを漏らす

さくら「後はマリアさんか・・・」
紅蘭「これは強敵やでぇ」


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:02:36.50


紅蘭「なんせ大人の魅力って感じやろ!」
さくら「プロポーションもいいわ」
紅蘭「そういやボルシチも作れるしな・・・才色兼備や」
さくら「でも小言が多いのよねぇ」
紅蘭「あはは、多い多い!」
さくら「あれは結婚するとなると大変そうでしょ?」
紅蘭「しかも銃の名手ときとる」
さくら「怖っ!」
紅蘭「男はもっとおしとやかな方がええんとちゃうかな?」
さくら「そうよね!気が強いのはちょっとね!」

直後に紅蘭が顎に手を当てながら
神妙な表情を作る


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:06:05.16


紅蘭「となると・・・」
さくら「?」
紅蘭「ウチかさくらはんが有力っちゅー事になるな」
さくら「!!」
紅蘭「ウチは大神はんの為なら何でも出来るで!」
さくら「あ・・・あたしだって!!」

紅蘭の発言にムキになってさくらが答える

紅蘭「料理かて頑張るし!夜の世話かて!!望む事全部する!」
さくら「そんなの!あたしだって!むしろして欲しいもの!」
紅蘭「大神はんが望むならお尻の穴かて捧げるわ!!!」
さくら「きゃぁあああぁあ!!!!」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:11:38.84


同時刻

紅蘭の部屋の前には大神を始めとする花組全員の姿があった

マリア「隊長・・・」
すみれ「言いたい放題ですわね・・・」

呆れながら呟く

カンナ「うるさくって眠れやしねぇ・・・」
レニ「どうしよう・・・」

頭を抱えながら大神が唸る

大神「内容が内容だけに中に入って注意するのも気が引けるし・・・」


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:13:15.61


お約束だなw



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:13:17.42


ちょ、大神までいんのかww



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:13:46.01


やっぱり聞こえてたwwww



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:15:17.32


織姫「ぶっとばしてやりたいデスけどね」
アイリス「こんな恥ずかしい話聞かれてるから許してあげようよ」

それぞれが複雑な表情のまま立ち尽くす
部屋の中からはそんな事を知らない二人の声が聞こえてくる

カンナ「誰がオッパイの大きい男だよチクショー」
すみれ「おほほ、当たってるじゃないですの」
マリア「こら二人とも」
織姫「しっかし隊長さんも幸せ者デスねー」
大神「はぁ・・・」

重い溜息が漏れる


130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:15:31.28


大神さんwwwwwwさすがですwwwwww







139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:19:21.22


マリア「お説教は明日にしましょうか」
大神「そうだね・・・そんな気力もないよ」
レニ「でもこのままじゃ眠れない・・・」
大神「みんなで布団を持って地下でも行くかい?」
織姫「それいいデスねー」
アイリス「お泊り会みたいー!」

そう話がまとまった時
ひときわ大きい声が部屋から聞こえてくる

紅蘭「ウチはもっとやらしく大神はんに迫れるもん!!」
さくら「あたしだって!!!」

全員がやれやれと首を振りながら
その場を後にする

帝劇の夜は更けていった


おしまい


140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:20:27.19





146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:21:35.40


生殺しかよ
おつ



147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:22:02.19


乙!
面白かった!またやってくれ!

でもすみれはやらん



155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/30(水) 20:23:52.03


おお終わった!


>>1乙!楽しい時間をありがとう





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