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キヤノンEOS M3発表。像面位相差AF強化で合焦速度3.8倍、専用EVFも用意 - Engadget Japanese

キヤノンは、AF速度が従来比3.8倍に向上したミラーレスカメラEOS M3を発表しました。

センサー上にAF用の画素を配置することで像面位相差AFを行うハイブリッドCMOS AFを刷新。水平方向のAF画素密度を増加させることでAF速度を高速化し、サーボAFの追従性となめらかさを向上させたほか、像面位相差AFだけで高速に合焦させることも可能です。

Canon EOS M3 AF速度3.8倍、操作系も刷新したミラーレスカメラ

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7 枚




センサーはAPS-Cサイズで有効2420万画素のCMOS。映像エンジンはDIGIC 6。測距点はEOS M2の31点から49点に増加しました。

操作系も変更されており、EOS M/M2には無かったグリップを設け、ホールド性の向上を図りました。背面にMFボタンを新設するとともにピーキング機能を新搭載し、精密なピント合わせが可能になっています。また、上面には露出補正ダイヤルとモードダイヤルを新設し、より迅速な設定の変更が行えるようになりました。液晶モニターはタッチ対応で垂直方向に180度可動する3型104万ドットのチルト式。内蔵ストロボも新たに設けました。


オプションとして、電子ビューファインダーのEVF-DC1(3万3000円)を用意。画素数は236万ドットで、90度までのチルトが可能。要望が多かったことから追加したオプションです。なおEOS M/M2には未対応。

機能面では、お気に入りの撮影パラメータを6つまで保存できるクリエイティブアシストやNFCを新搭載しています。

発売時期は3月下旬。店頭価格はボディ単体が5万6800円、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMの標準ズームキットが7万1,800円、標準ズームに望遠ズームのEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMを加えたダブルズームキットが9万6,800円、標準ズームとパンケーキレンズのEF-M22mm F2 STMを加えたダブルレンズキットが8万5800円。本体カラーはブラックとホワイトの2色です。

丸みを帯びてやわらかい印象だったEOS M2と比べて角ばった印象を与える外観。グリップや操作部位の追加に大きな変更が加えられており、旧機種よりも硬派なイメージです。また、やや地味な変更ポイントですが、ストラップの取り付け部がM2までの独自仕様から通常の金具に変更されているので、汎用ストラップが使用できるようになっています。
キヤノンEOS M3発表。像面位相差AF強化で合焦速度3.8倍、専用EVFも用意

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