『週刊漫画ゴラク』連載、「極!!男塾」の第23話
「トバ」を牛耳るキングからの挑戦を受けたサガは応じるためキングの豪邸へ。極組も付いて行ったところ執事からストップがかかります。招いたサガ以外は入れないと。しかしギャンブルに勝てば全員入れてもいいとのことで出陣したのがリーダーの学帽政。前作「私立極道高校2011」の主人公が満を持して登場です！

執事が提案したギャンブルとはジャンケン。ただしグーで勝てば一発、チョキで勝てば二発、パーなら五発殴れてどちらかがくたばるまで続けるというもの。トバ名物「愚猪覇(グーチョッパ)」というこのギャンブルを受けた政はいざ勝負開始！

勝敗は五分五分かと思いきや執事の連戦連勝。政は一方的に殴られてばかりです。「イカサマやってんじゃねえのか!?」と日の丸たちは疑うものの真相は別。政は気が付いたらしく試しにやってみて確信を得ます。執事がやっていたのは「ミキリ」という高等テクニック。筋肉のごく僅かな動きを洞察して何を出すのか読んでいたのです。真相を知ったところで対策法が無ければどうしようもありません。そこで政は── 拳を地面に叩きつけた！

拳が血まみれになっては筋肉の動きがわからない、だからミキリは通用しないと踏んだ政。そればかりではない。ならば負けても殴られる回数が一番少なくて済むチョキを出してくるだろうことまで読んでました。執事は思った通りの行動に出たのでようやく殴る番になった政。たった一発、けれど政にとっては殴る番が巡ってきただけで充分でした。なぜなら！

どんな相手だろうと一発あれば倒せるから！
魁組・暁組と比べて存在力が一段と低い極組。ゆえに学帽政がどれほどの強さか知らない人が多すぎます(私もですけど)。今回の戦いで少なからず政の強さを知ってくだされば幸いです。　つづく