花と嘘とマコト 「一人の少女が死体のあの子と過ごした、最後の夏の物語」
あさの氏がWEBコミックサイトChampionタップ!で連載されていたコミックス「花と嘘とマコト」【AA】が6日に発売になった。
連載開始時のコミックナタリーによると『死体の少女マコトと暮らす女性「私」のガールズストーリー。マコトは死体だが食事をし「私」とコミュニケーションも取れる。なぜ死体が動くのか、徐々に明かされていく2人の関係が見どころ』だったもので、今回発売になったコミックスの折込チラシは『耽美的でノスタルジックな作風。ネット上では百合好きな方々からも好評価!! 「死体」と暮らした少女の夏物語』で、オビ謳い文句は『あの夏、私は死体と暮らしてました。一人の少女が死体のあの子と過ごした、最後の夏の物語』。
発売日のアキバでは、とら秋葉原店AのPOPが『死体となった1人の少女と暮らす、歪んだ絆から生まれる偽りの生活を描いた、衝撃と感動の奇妙な夏の物語』、ZIN秋葉原店のPOPは『死んでるあの娘と過ごした夏の日々。生きてる彼女と死んでる彼女の歪なカンケイ』が付いてた。
6月、夏休みの少し前。ある日突然に彼女は死んだ―。死んだはずの死体の「マコト」と私があのアパートで過ごした偽りの夏の日々。少しずつ明らかになる、悲しくいびつな2人の関係とは…。センチメンタル・サマー・ガールズ・ショート 裏表紙
なお、「花と嘘とマコト」【AA】の感想には、totemさん『序盤のややコミカルな日常生活を経て、次第に話の背景が明かされていく展開がとても切ない。しかし、二人の行く末を描いた最終話で、どこか救われたような気がした』、SOUL-JAZZ SOLDIERSさん『序盤から中盤にかけてのハナの行動には淡い希望に縋る人間の弱さが強く出ていると思う』、猫ウルフさん『世界観がしっかりしているからか、主人公とその周囲の動きが非常にリアルで、ファンタジー的な内容でありながら説得力が凄い。特に最小限のモノローグで描かれる最終話はもう「感動」という言葉すら薄っぺらく感じるほどの感動』などがある。
「花と嘘とマコト」コミックス情報 / あさの氏のTwitter
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【関連リンク】
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「花と嘘とマコト」コミックス情報
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「麻宮さんの妹」のあさの、死体と暮らす女性描いた新連載
【感想リンク】
ハナの行動には淡い希望に縋る人間の弱さが強く出ていると思う
「愛する人が生き返った」面を掘り下げてる
切ない。めっさ切ない
ほんの少しのロスタイムと、その先にあったものの話。とても好きだ
百合・ストーリー両面で完成された傑作だと思う
胸に残るお話でした。なんだろう拙いんだけどスゴくクルものがある
今日発売のコミックの中で一押しです。淡く悲しい感じの百合が好きな人には是非
動きが非常にリアルで、ファンタジー的な内容でありながら説得力が凄い
少女たちの気高さと優しさにひたれる物語となっております
花と嘘とマコト 感想 - 読書メーター
花と嘘とマコト (少年チャンピオン・コミックス・タップ!) あさの by G-Tools |