『エグゼドエグゼス』はもともとアーケードゲームであり、ファミコン版は『ファミリーコンピュータMagazine』でおなじみ徳間書店が発売した。その完成度はお世辞にも良いとは言えなかったが、ファミコンの性能の問題で、画面がチラついてしまうのを
敵のフラッシュ攻撃ということにしてまうなど、なにかとネタを提供してくれたソフトだった。
そんな中、徳間書店は高得点を獲得したプレイヤーにカセットのラベルステッカーを配るというキャンペーンを行った。方法はゲームオーバー時に出てくるパスワードを徳間書店に送るというもの。得点によってもらえるステッカーの色が違っていた。内容は以下。
ロイヤル純金ステッカー 10名 プラチナステッカー 100名 ゴールドステッカー 500名 シルバーステッカー 2000名 |
これらは先着順だったという。しかし、85年という、かなり初期のキャンペーンだったせいで、いまいち認知度が低いのか、市場ではシルバーステッカーバージョンをたまに見かける程度だった。ロイヤル純金ステッカーバージョンにいたっては、まったく見かけたことがない。
こちらは先日、落札されたゴールドステッカーバージョン。
入札合戦は起こらなかったようだが、かなりの高額である。プラチナバージョンや、純金バージョンには、いったいどれだけ価値があるのだろうか……
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