昨年Beats を買収して以来うわさされているアップルの新しい音楽配信サービスは、今年の前半にも始まるかもしれません。

アップル系ニュースサイト9to5Mac の「情報源」によると、アップルはコードネームCopper と呼ばれるiOS 8.4 にBeats ベースの新音楽配信サービスを組み込むことを検討中とのこと。

情報源はiOS 8.4 がApple Watch の発売後にリリース予定とも述べており、クックCEO の予告通り4月にApple Watch が発売されるのであれば、新サービスも今後数か月以内に始まって不思議はありません。



とはいえiOS は8.1.3 が2週間ほど前に提供されたばかり。iOS 8.2 は開発者向けに提供中ですが一般向けには提供されておらず、iOS 8.3は今日から開発者向けに提供が始まったばかりです。

このような状況から、iOS 8.4 はApple Watch の発売直後ではなく、毎年6月の開発者会議WWDC で新サービスとともに発表という可能性も考えられます。


なおBeats はアップルに買収された後も、独立したブランドとして音楽配信サービスやヘッドフォンなどを販売しています。国内でも「b」のロゴが入ったヘッドフォンを目にする機会はよくありますが、一方で音楽配信サービスは国内向けに提供されていません。

海外では数年前から新しい音楽の聴き方として定着している、月額10ドル程度または広告が表示されるかわりに無料で聴き放題の音楽配信サービスですが、Beats のほか最大手のSpotify も国内ではサービスを提供しておらず、ソニーがSpotify と提携して開始予定のPlayStation Music も日本は対象外です。

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またアップルの音楽サービスでは、iTunes Match が米国から遅れること2年半後に国内提供開始という前例があるため、新サービスが今年前半に発表されたとしても国内で始まるまで時間がかかるかもしれません。

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