「最後の浮世絵師、明治の広重」と呼ばれた小林清親(こばやしきよちか)(1847~1915)の画集が没後100年を記念して青幻舎から出版されます。江戸幕府の崩壊を体験し、変貌した新しい都市東京を舞台に、光と影を巧みに操る風景画「光線画」でセンセーショナルなデビューを果たしました。江戸から明治という激動の変換期に描き出された江戸・東京の風景や人物、動物に加え、風刺画、戦争画など貴重資料280点が掲載されています。
また、練馬区立美術館で2015年4月5日(日)~5月17日(日)の期間で「没後100年 小林清親展」が開催されます。20数年ぶりに公開される写生帖、新発見の資料を加え、小林清親像、また江戸・東京の姿を検証する展覧会となっています。こちらも要チェックですね。
小林清親 文明開化の光と影 小林 清親 青幻舎 2015-02-20 |