膨らませた星空で楽しむプラネタリウム
昨年2014年にロンドンのカンニング・タウンで行われた光がテーマのイベント「Light Night Canning Town」では、インスタレーションアートが大盛況。万年渋滞の高速道路A13高架下がメイン会場となった、今回2回目のイベントの目玉はデザインスタジオLoop.pH製作の「Osmo」というプラネタリウムでした。
空気を入れて膨らませたドーム型のプラネタリウムの素材は、銀マイラー。緊急サバイバルブランケットや宇宙船などにも使われている素材です。Loop.pHのMathias Gmachlによると、星図は実際の夜空をベースにして作られているもので、RhinoとGrasshopperのプログラムを使って、In the Skyによる88の星座を2Dマップから3Dにしています。そのため、ただ私たちが座って星空を眺めているようにではなく、自分自身が地球になったかのようにさまざまな角度から見えることができるようになっているんです。
これが3Dモデルの完成図。
床が平らなので完璧とは呼べないけどね。
Osmo, A beginners guide to constructing the cosmos from Loop.pH on Vimeo.
ビデオでは初心者のための宇宙創造ガイドと題されていて、Osmoの幻想的な世界を楽しむことができます。学校に作ったりしたら子供たちが喜びそうですね。
source: Loop.pH
Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文]
(NAOKO)
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