パシフィコ横浜で2月15日(日)まで開催中のカメラ・写真イベント CP+ 2015より。カシオブースでは2月9日に発表したばかりのEXILIM新製品 ZR1600や、セパレート式カメラ FR10限定色、ゴルファー向けカメラ第6弾の EX-FC500Sなどを出展しています。会場よりブースレポートをお届けします。
CP+は一般消費者向けに開かれた国内最大規模のカメラ・映像関連見本市。開幕2日目の来場者数は1万6474人を数え、カシオブースも賑いを見せています。
EX-ZR1600
2月9日に発表したばかりの EXILIMシリーズ新製品 EX-ZR1600です。
180°回転するチルト式液晶、フロントシャッターボタン、手のジェスチャーでシャッターを切れるモーションシャッター機能を搭載。自撮りを楽しめるよう配慮しています。
また最大の特徴はBluetooth SmartとWiFiに対応すること。WiFi対応のカメラはもはや珍しくありませんが、EX-ZR1600は事前に設定を済ませれば対応スマートフォンとBluetoothで常時接続し、シャッターを切った際など必要に応じてWi-Fiに繋ぎ変え、撮影した写真を即座にスマートフォンに転送可能。撮影した写真のSNSへのアップロードが簡単になります。
写真をスマホに自動送信するEXILIM EX-ZR1600発表。BluetoothでWiFiや電源を制御
EX-FR10
こちらはレンズとモニターが分離するカメラ。2014年9月に発売した製品です。
特徴は2つに分離して自由なアングルで撮影できること。各種のアタッチメントが用意され、ウェアラブルカメラとしても、後ろ姿まで撮れる自撮りや、広角を活かした「みんな撮り」などさまざまな用途に使えます。カメラ部は防水防塵・耐衝撃のタフ仕様を備え、アウトドアに持ちだしてアクションカメラ的にも利用できます。
カシオ EX-FR10レビュー:セパレートを自由に気軽に使いたいデジカメ、動画GoPro比較
レンズを木に固定しての定点撮影を再現した展示。
アタッチメントで犬の頭部に固定した利用シーンです。
民生用デジタルカメラとしては初のヒット商品となった カシオ「QV-10」の発売20周年を記念し、QV-10カラーリングのEX-FR10リミテッドエディションも展示されています。
QV-10はカシオが1995年3月に発売したカメラ。カメラとしては世界ではじめて液晶モニタを搭載したほか、カメラが回転し自分撮りができるという点でも当時としては画期的。デジタルカメラ市場がその後発展するきっかけとなった歴史的な製品といっても過言ではありません。
なおこちらは参考展示とのことで、市販化の時期は未定です。
EX-FC500S
2014年11月28日に発売した製品。カシオのゴルファー向けデジカメとしてはシリーズ第6弾。スローモーション映像や姿勢を分析するガイドライン表示などでスイングを分析する機能を搭載します。
CP+ 2015 カシオブースでは実際にゴルフスイングを分析するコーナーも設けられています。