灰原「くんくん、これは工藤君のパ○ツ!」
コナン「傘忘れちまってよ…雨に降られた」
阿笠「大丈夫か? ちゃんと天気予報を見て外出しないからじゃぞ」
コナン「へいへい…悪いけど博士、風呂貸してくれねえか? このままじゃ風邪引いちまう」
阿笠「わかった、沸かして来よう。とりあえず以前君が泊まりに来て置いて行った服が残っているから、それに着替えなさい」
コナン「おう、ありがとな」
コナン「おう灰原。パンツの方までは濡れてねえし大丈夫だよ」
灰原「上がる前に、とりあえずタオルで乾かして。カーペットが濡れちゃうでしょ」
コナン「わーってるって」
灰原「その分なら、服の方は少し乾燥機にかけておけば乾きそうね」
コナン「そうだな。へっくし!」
阿笠「新一、風呂の用意ができたぞ」
コナン「サンキュー博士」
灰原「……」
阿笠「新一が上がってきてすぐ飲めるようにコーヒーでも作っておくかのう」
灰原「そうね。そうしてあげて」
灰原「……」ガチャッ
灰原(5分は出てこないでしょう…)ガサガサ
灰原(…あった)
灰原(工藤君のパンツ…ふふ、子どもらしい柄のトランクスね)
灰原(できればブリーフとかボクサーの方が好みなんだけど)
灰原(まあ贅沢言ってられないわ)スンスン
灰原(ハァ……工藤君のニオイ……///)
灰原(んぅ…工藤君自身のニオイと、ほのかなアンモニア臭……工藤君の汗のニオイも加わって……おふ……)スーハースーハー
灰原(くらくらしてきたわ……部屋の芳香剤にしたい……工藤君のニオイに包まれたい……)スーハースーハー
コナン『おーい、誰かそこにいるのかー?』
灰原「ッ!」
灰原(落ち着きなさい……行為を見られたわけじゃないんだから)
灰原「私よ」
灰原「洗濯してたバスタオルの補充にね。あと洗剤とかトイレットペーパーのストックとかも」
コナン『ふーん。まだかかるのか? そろそろ出てえんだけど』
灰原「出てくればいいじゃない(工藤君の江戸川君にも興味あるしね」
コナン『オメーが居たら出にくいだろ』
灰原「あら、子どもの体なら見られてもノープロブレムなんじゃなかったかしら」
コナン『まだ根に持ってんのかよ…』
コナン『俺が悪かったよ……だから早めに切り上げてくれねーか』
灰原「はいはい……」スゥゥゥゥゥゥゥゥゥハァァァァァァァァァ
灰原(名残惜しいけどここまでね…)パサ
阿笠「おう新一、コーヒーができておるぞ」
コナン「さすが博士、気が利くじゃねーか」
灰原(今工藤君は私が鼻をこれでもかとつけたパンツを穿いているのね…)ニヤニヤ
阿笠「ほっほっほ。ところで新一、週末に予定している登山の件なんじゃが」
阿笠「実は近場の温泉旅館の女将さんがワシの知り合いで、部屋を用意してもらえることになったんじゃ」
灰原「」ガタッ
阿笠「ほっほっほ、ワシの人脈に感謝するんじゃぞ!」
阿笠「そこは美肌の効能があるという温泉じゃし、哀君も楽しめるんではないかな?」
灰原「そうね、楽しみだわ」
灰原(大感謝よ博士!! 登山で蒸れに蒸れた工藤君のパンツを楽しめるなんて最高だわ!!)
コナン「ふー、ごちそうさん。そろそろ服も乾いただろ」
灰原「ええ。傘貸してあげるから、明日返してね」
コナン「おう、サンキュー」
灰原(週末が楽しみだわ……)
光彦「や、やっと麓ですか…」
歩美「歩美、もうへとへと~…」
元太「俺も、棒が足になっちまうぜ…」
コナン「それを言うなら足が棒に、だろ…」
灰原(工藤君、すごい汗…これは期待できそうだわ)」ニヤリ
阿笠「まあまあ…車まで戻れば後は温泉で一泊じゃ…元気を出しなさい…」
コナン「ハハ…博士が一番堪えてんじゃねーか」
コナン「さてと、夕飯前にひとっ風呂浴びるかオメーら!」
元太光彦「賛成ぇー!」
阿笠「ワシはちょっと女将さんと話をするから後にするわい」
灰原「私もちょっと旅館の中見てからにするわ」
歩美「歩美も後にするー」
灰原(チャンスは脱いだ衣類をバッグに詰めてからでもあるけれど…やはり脱ぎたてが至高)
灰原(狙うなら工藤君が温泉に入っている間に狙うのがベストね)
コナン「おう」
灰原(すれ違いざまにシャツにシール型盗聴器を張り付けて、と…)ペタ…
灰原(これでタイミングが図れる)
歩美「あっ、哀ちゃん、歩美ちょっとおトイレ行ってくるね!」
灰原「ええ」
灰原(ああ…早く嗅ぎたいわ…工藤君の蒸れ蒸れパンツ…///)
コナン『しっかし汗かいちまったなー』ガサガサ
光彦『ホントですねー、跡が残っちゃいそうです』
元太『俺なんか見ろよ、水たまりに転んだみたいになってるぜ!』
コナン『うぇっ、マジかよ…』
光彦『元太君、汚いです…』
灰原(小嶋君のシャツとかどうでもいいから! 早く脱衣所から退きなさい!)イライラ
灰原(ブリーフ!!? やった!! 最高だわ!!)
光彦『コナン君はトランクス派ですか?』
コナン『おう』
光彦『僕はブリーフ派です! こう、ちんちんが包み込まれる感じが心地よくて!』
灰原(聞いてないわよそんなの…でも、レアな工藤君のブリーフを嗅げる機会なんて今日だけ…興奮してきたわ…)ドキドキ
元太『俺もトランクス派だぜ! スースーする感じが気持ちいいんだよな!』
コナン『元太、お前そのせいでこの間体操着の短パンから見えてたぞ。注意しろよな』
光彦『元太君、きもかったです…』
灰原(工藤君のもたまに見えてたわよ…眼福だったわ///)
光彦元太『おー!』
灰原(今だわ!)タタタッ
灰原(三人の声はしない…もう入ったようね。追跡メガネを使ってカゴを特定して…)ピピピ
灰原(あそこの棚ね! さあご馳走はすぐそこ――)
歩美「あ、哀ちゃん!?」
灰原「え…吉田さん!? どうしてこんなところに!?」
歩美「え、えと、ちょっとね! 哀ちゃんは?」ニコニコ
灰原「私は…ええと、そう! 部屋に鍵ごと忘れ物をしてしまったから、江戸川君が持ってる鍵を借りようと思ったのよ!」
灰原「携帯に連絡しても応答がないから、もう温泉に入ってしまったと思って、鍵だけ取りに来たのよ」
歩美「そうなんだ。でも鍵なら博士も持ってるはずだし、博士のところに行った方がいいと思うよ?」
灰原「そ、そうね…でもまあ、せっかくここまで来たんだし、江戸川君の鍵を借りていくわ…」
歩美「あっ、それがコナン君のカゴなんだね? 歩美も鍵探すの手伝うよ!」
灰原「え? いいわよそんな、探すのに困るほどごちゃごちゃしてないし…」
歩美「いいからいいから!」ガサガサ
灰原「あっ、ちょっと…!」ガサゴソ
歩美「ないねー、鍵」ガサゴソ
灰原(なんてもどかしいの…!)ガサゴソ
歩美「コナン君、フロントに預けたんじゃないかなぁ」スッ
灰原「!!」
灰原(今…早くてとても見えなかったけれど、吉田さんがカゴから何かを取り出して懐に入れた…)ガサゴソ
灰原(そして私が適当に引っ掻き回している工藤君の衣類の中から、脱ぎたてブリーフの生温かい感触がなくなった…)ガサゴソ
灰原(間違いない…吉田さん、あなた、工藤君の脱ぎたてブリーフが目当てで張り込んでいたわね!!)
歩美「やっぱりないみたいだね。哀ちゃん、博士のところへ行ったほうがいいよ」
歩美「歩美も一緒に行くからさ。ね、行こ!」
灰原「…待ちなさい吉田さん」
歩美「え? どうしたの哀ちゃん」
灰原「どうしたのじゃないわ。あなた、自分が今何をしているのかわかっているの?」
歩美「……」
歩美「酷いよ哀ちゃん! 歩美そんなことしないもん!」
灰原「私だって、あなたにこんなことを言いたくないわ。今ならまだ間に合う」
灰原「今盗ったものを出して。取り返しのつかないことになるわよ」
歩美「し、してないもん! 何も盗んだりなんかしてない! 哀ちゃん酷いよ!」
灰原「…そう。じゃあ」
歩美「えっ? ちょっと、浴衣の中に手を入れないで…あんっ」
灰原「これは何なのかしらね」ゴソッ
コメント一覧
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- 2015年02月15日 22:55
- 光彦が死んでない。 やり直し!
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- 2015年02月15日 23:56
- はいばら完全に変態キャラになってるやん
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