15人のアーティストが競った「小児病院を可愛くする」会
これはかわいい!
廊下にも手を抜かない。これを見てすぐに「消化器病棟」に見えるほうがおかしいという、出来具合
ここは「呼吸科」だということですが、まるでおもちゃ屋さんのように、木製のアニマルがおでむかえ
病院には楽しいことなんて何もない。なんか暗いし、全てが滅菌されているように見える。それを何とかしようと立ち上がったのが、バイタル・アーツという芸術家団体
「病院を可能な限り明るく、楽しい場所にしよう」。病院はその性質からシンプルで清潔にする必要があるというインテリア上の制約にも関わらず、それを守りつつロンドン王立小児病院を変身させた
大人と比べるとペイントの大きさが分かる
屋上のテラス。室外にもちょっとしたポイントが
単にきれいに飾り立てただけではなく、この芸術プログラムは、理学療法士、作業療法士、音声言語療法士や栄養士とコラボレーションしたもので、治療の成功を考えたものです
以前から、巨大なプレイルーム設置などに取り組んできた
よく見ると、右のおサルさんがお医者さん。こんなお医者さんなら怖くないですね!
「子どもが病院でむずがる」悩みは世界共通
ただでさえ自分の状況を適切な言葉で説明出来ない上に、泣くし怯えるから、血圧も体温も狂いまくり
1歳2ヶ月の息子が病院での診察の際にこの世の終わりみたいに泣きまくります。泣き、暴れ、逃げ回る
(た、体力あるじゃねえか…)
子供の診察は手間がかかります。幼い子は何がどのように辛いかなどは訴えません。そうなると、子供の表情が病気の重篤さを判断するうえで非常に大切になりますが…子どもは泣く
「正確な診断をつける」という意味では、いかに泣かせないで診察できるかで決まってしまうところが大きいのです
泣いてしまうと診察の情報量は極端に落ちてしまうんだそう
ごきげんうるわしく平静な状況で診察台まで持ち込めるかどうかで、ほぼ勝負が決まるのが子どもの診察
いかに子供に警戒心を抱かせずに情報を引き出せるか。いかに子供に「このオッサン(小児科医)は安全だ」と思わせるか。そういった努力は医者には必要だと思います
おもちゃで釣る、隙をみて注射する、内服薬はバナナ味にする、「タミフルはムコダインと混ぜるとピーチ味になる」…など、お医者さんサイドも工夫が絶えない
GettyImages Photo by Photodisc / Photodisc
薬の飲み合わせグルメとか…小児科医のお医者さん…大変そう
診察の困難さから、社会問題にも発展しつつある
減少が叫ばれる、産婦人科・小児科
当たり前のことだが、小児科の患者は子供で、大人とは比較にならない時間と手間がかかる。何もかも大人以上に手間がかかるにもかかわらず、小児科の診療報酬は一般内科と同じ
大学の医局などには佃煮にするほど医者が余ってます。しかし小児科医は少ない。「小児科はキツイ・汚い・給料が安い」大抵はこんなキツイ仕事は選ばない
もしも自分が医者なら…と思っても、確かに…
日本にもNPO団体として、病院を温かな空間にし、患者を対象にするアートプログラムを実施する団体などは存在する
小児科病院でのアートワークショップのボランティア募集などの活動も行われている
院内ということでの制約は厳しそうですが、広がっていくといいですね
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