レイコップ・ジャパンは、布団クリーナーの新モデル「レイコップ RP」を2月28日に発売します。主な特徴は、約70℃に暖めた温風による布団乾燥機能「ドライエアブロー」を搭載した点。販売価格は税別5万5370円です。会場より実物写真をお届けします。
レイコップ RP 製品発表会
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18 枚
レイコップシリーズは、除菌用UVランプ(紫外線)を照射しながら、毎分数千回の微振動でハウスダストをたたき出し、ハウスダストを吸引する機能を備えたふとんクリーナーです。
レイコップはこれらを「光クリーンメカニズム」として特許取得しており、ただ吸引するだけの掃除機に比べてより効果的に布団のハウスダストを除去できるとしています。
日本市場には2012年2月に参入し、2013年3月にはスタンダードモデルの「レイコップ RS」とエントリーモデルの「レイコップ LITE」を発売しています。
今回発表した「レイコップ RP」は、内部で約70℃に暖めた空気を布団に吹き付け、布団の水分を吹き飛ばすふとん乾燥機能「
ドライエアブロー」を付加したプレミアムモデル。
微振動を与えるたたきパッドも従来モデルの2個から4個に増え、UV出力も20%向上しています。
レイコップ社によると、睡眠中の発汗量は一般的にコップ1杯分。レイコップ RPを布団の上でゆっくりと1往復させることで、布団の水分を吹き飛ばし、表面を約40℃台に暖められるとしています。
タッチアンドトライコーナーで実際にレイコップRPを試したところ、1往復で表面がほどよく温まりました。寝室が冷える冬場や、布団の湿気が気になる梅雨時に役立ちそうです。
なお暖かい空気が出るまで起動から30秒ほどかかるため、すぐ使いたいという時には多少待たされる感があります。
レイコップ RPは布団だけでなく枕やベッドシーツの上でも利用できます。
ハウスダストを吸い込める範囲は表面から深さ3~5cmまで。
ローラーが従来モデルより大型化されており、布団の上で重量を感じずにスムーズに滑らせることができます。とはいえ持ち上げる際は、女性の場合は両手が必要になるという印象です。なおワイヤレスではないため、電源ケーブルをコンセントに繋いで使用する必要があります。
表面を殺菌するUVランプが発光している様子です。なお通常時は安全性に配慮し、布団に接している時以外はUVランプは発光しない設計になっています。
温風の吹き出し口は上下に2つ付いています。なお底面には抗菌加工が施されており、布団の上で滑らせても清潔に使用できるそうです。
発表イベントにはレイコップ・ジャパンCEOの 李 誠晋氏 が登壇。
去年1年間で日本市場において約100万台のレイコップシリーズを販売したことを引き合いに、日本で需要が高まった理由について、花粉やPM 2.5の問題を挙げました。
イベントに登壇した家事アドバイザーの藤原千秋さんは、『
自分は布団を干したい派なんだけど、ドライエアブロー機能で布団を干せないストレスがなくなった』と、レイコップ RPを試用した感想を語りました。
レイコップ RPは2月28日に全国の家電量販店などで発売予定。価格は税別5万5370円です。