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ソニー、メガネ型AR端末SmartEyeglassを10万円で開発者向け販売。SDKも提供 - Engadget Japanese


ソニーがメガネ型AR 端末SmartEyeglass Developer Edition SED-E1を開発者向けに販売します。

昨年9月に発表されたSmartEyeglass は、ソニー独自のホログラム光学技術によって実現した薄型レンズや各種センサを搭載。スマートフォンと連携し、テキストや画像を視界に重ねて表示する両眼型の拡張現実端末です。

85% という高い透過率のレンズに加え、表示色を緑のみにすることでカラー表示よりも低消費電力かつ最大輝度が高く、表示が見やすいことが特徴です。

Sony SmartEyeglass

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8 枚





主なハードウェア仕様は、レンズが解像度419 x 138ピクセル、緑単色256階調表示、フレームレート15fps、最大輝度1000cd/m2、透過率85% 以上。

そのほかBluetooth 3.0、802.11b/g Wi-Fi、加速度センサ、照度センサ、ジャイロスコープ、電子コンパス、マイク、ノイズキャンセリング用マイク、3MP カメラなど。コントローラにはスピーカーを備えます。

メガネをたたんだ際の寸法と重さは、約180 x 39 x 72mm、約77g。電源はリチウムイオン充電池でカメラ未使用時で約150分動作します。対応OS はAndroid 4.4。

SED-E1 は専用サイトで日本、アメリカ、イギリス、ドイツのアプリ開発者向けに2015年3月10日(火)発売。国内価格は税別10万円。欧州各国では法人向けに販売します。

またSED-E1 の発売とともに、先行リリース版SDK も正式版にアップデート予定です。

今後ソニーは2016年内の一般ユーザおよび法人向け販売に向けて開発を加速してゆくとしています。

公式動画では着用者の女性が小顔ということもあり違和感が拭えませんが、ヘッドホンを着けて歩くことを普通にしたソニーの過去を考えると、将来的にはSmartEyeglass を掛けて歩くのも普通のことになるのかもしれません。

CES 2015で試用したところ、輝度と透過率の高さによるクリアな表示と、視界の中央にテキストなどが表示される両眼型のメリットを実感しました。

一方でフレームレートが低いため、頭を素早く振ると表示が遅れる点は改良の余地があると感じました。

試用レポート記事もあわせてどうぞ。

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