129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2000/11/17(金) 17:03
父が肝臓癌で死亡して10年になります。
年に一度くらいの割合で同じ夢を見ます。
私は病院の中庭に立っていて、父の病室を屋外から窓越しにのぞき込んでいます。
窓にはまっているのは半透明のすりガラス。
ベッドから上体を起こす父のシルエットに、私はつとめて冷静を装いながら
話しかけます。夢の中の私はもちろん、父が死んだことを知ってます。
「お父さん、お見舞いに来たよ」
「うん」
「どう?」
「ちょっと寒いけど心配すんな」
「そう・・・」
ここまで来ると、涙が滝のようにあふれて会話が成立しません。
朝起きると枕がぐしょぐしょになってます。