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なんというサプライズ…!東京マラソン2015に挑戦、必死の思いで完走すると…嬉しすぎるプレゼントが待っていた:らばQ
2015年02月25日 17:00
 


毎年多くのランナーが集まる一大イベント、東京マラソン。

9回目を迎える今年も、36,000人の参加枠に対し、10.7倍という過去最高倍率を記録するなど、年々その人気は高まっています。

そんな東京マラソン2015に、友人が完走を目指して挑むと聞き、どれほど大規模なイベントなのか、完走までを追ってみました。

すると…完走の先には、ランナーにとって嬉しすぎるプレゼントが待っていました。


東京マラソン2015に挑むのは、友人の大澤直人さん。

仮装など楽しいイメージもある東京マラソンですが、なにしろ42.195kmもの距離を走る過酷なスポーツ。完走するにはやはり体作りが重要なため、日ごろから地道にトレーニングを重ね、万全の準備をしてきました。


そして2015年2月22日、東京マラソン2015当日。

スタート地点の都庁前へと向かってみると…ランナーだけでこの人数!?

この日は小雨がややパラつくあいにくの空模様となったものの、36,000人のランナーが集まるスタート地点は、そんな天気などまるで関係ないかのように熱気に包まれていました。


そこにやってきた大澤さんに今の心境を聞いてみると、元々マラソンは走っていたものの、まさか東京マラソン2015を走れるとは思わず、今年は例年ほどトレーニングができていなくて、完走できるか不安なのだそう。

「でも取材されるからには、なんとか完走します!」

そう言い残し、大澤さんは入場ゲートへと消えていきました。

東京マラソン2015は参加者があまりにも多いため、タイムが速い順にA〜Kのブロックに分かれてランナーがスタート。

ちなみに大澤さんは最後尾のKブロック。なんとか走る姿を撮ろうとカメラを構えたのですが…


7車線もある車道を埋め尽くす、おびただしい数のランナーたち。

こっ…この人数の中から一人を見つけ出すなんて無理すぎる…!


そこでもう少しランナーの間隔が広がる、9.5km地点へ移動してみると… いた!

まだ全コースのおよそ4分の1にも満たない地点ですが、軽快に走っていく姿は、たやすく完走しそうな頼もしささえ感じさせてくれます。


しかし19km地点で私を見つけて近寄ってきた大澤さん、意気込みでも聞かせてくれるのかと思いきや…

「すいません、ちょっと(完走)無理かもしれないッス!」

…と、不穏なひと言を残してコースの彼方へ…えっ、どうしたの!?

一抹の不安を感じながら、21.3km付近の銀座駅前で待ってみるも…あれ、見当たらない!

まさかリタイヤ…?いや、単に見逃しただけ…きっとそうに決まってる!


32km付近の茅場町の沿道で大澤さんを待ってみると…いました!

しかし走るというよりは、歩いているような…大丈夫なのでしょうか。


35.5km付近の入船橋でも、ペースは保ちつつも苦しそう。

彼を見送った数分後、テレビで中継を見ながら移動していると、35km地点に到達していないランナーがリタイヤに!

そう、東京マラソンは広範囲に道路を封鎖してしまうため、封鎖予定時間に走り切れないランナーは強制的にリタイヤになってしまうのです。

だいぶ苦しそうだったけど、あと残り約7km、ペースを保ってなんとか頑張って…!


そしてフィニッシュへ。祈るような気持ちで探すものの、大澤さんの姿は一向に見えません。

位置予測ではもうゴールしているはずなのですが…フィニッシュエリアにはランナーとごく一部の人しか入れず、状況がわからないのがもどかしい!


と思ったら… 来ました! 胸元に輝く完走の証のメダル!

疲れ切っているのに、ちょっと無理したどうだと言わんばかりのドヤ顔も、あの努力の前には文句のつけようがありません。いや、ホントによくぞ走り切りました!

ぼろぼろになりながらも、42.195kmを無事完走。半年間積み上げてきた地道なトレーニングが実を結んだこの瞬間。

思わず追っていたこっちまでちょっと感動しちゃったじゃないですか…!

完走したその先には…嬉しすぎるプレゼントが待っていた


興奮冷めやらぬ思いで歩いていると、セイコーのブースにランナーが集まっていました。

見ると大きな用紙に、フィニッシュタイムを記入しているようです。


タイムを記入する大澤さん。

なるほど、デジタル数字を塗り潰して、完走したタイムにするんですね。


「いやー、実は15km地点で足を痛めちゃってたんですよ。でも撮影されてるのにリタイヤしてなるものかと、必死でゴールを目指して来たんです。」

19km地点で弱音を吐いていたのはそのせいだったんだ…。

「撮影が無かったら多分リタイヤしてましたよ。でもおかげで、初挑戦の東京マラソン2015で、ギリギリでしたけど完走できました!」


ちなみに完走に要した時間は、6時間8分13秒。

決して速いとは言えない、むしろもう少し遅れていたら強制リタイヤになりそうなほどギリギリのタイム。ですが私たちにとっては、とてつもなく大きな成果として心に刻まれる、特別な時間となりました。


すると、書き上げたタイムを掲げて写真撮影。

記念写真?と思いきや…この後、あまりにも嬉しすぎるサプライズが待っていました。

タイムの行方を追うと…凄いところに掲出されていた!


東京マラソン2015当日の夜、渋谷駅に来てみると…ブースで撮影していた写真がそこに。


それをどうするのかと思いきや…壁一面にタイムがビッシリ!


…あっ、大澤さん!?

まさかこんなに大々的に…そんな…嬉しすぎるじゃないですか…!


人通りの多い渋谷駅の通りに、大々的に掲出された、ランナーのタイム。

東京マラソン2015のオフィシャルタイマーであるセイコーが、こんなにも大々的に掲出して盛り上げに徹するなんて…!こんな粋なプレゼント、なかなかできることじゃないですよ…!


掲出は渋谷だけでなく、新橋駅にも…


銀座・和光のショーウインドウにもびっしり!

その他東京メトロの電車内などにも掲出されたそうで、一体どれだけの費用がかかっているのか想像もできませんが、努力の成果がこうした形で讃えられるのは、ランナーや応援していた人たちにとって、セイコーからの思いがけない嬉しいプレゼントとなったようです。

オフィシャルタイマーセイコー 市民ランナー応援サイト

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