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4000人→20人 これが競争率200倍を勝ち抜いたエントリーシートだ! 少年画報社編 てんこもり。


4000人→20人 これが競争率200倍を勝ち抜いたエントリーシートだ! 少年画報社編

こんにちは、元編集者のもらたんです。
就活生のみなさん、エントリーシート書いてますか?
僕も就活生の時にはいっぱいエントリーシート書きました。
その中で一番すごかったのは、少年画報社で、ESの時点で4000人から20人にぶわーっと足切りされたのですが、
僕はその20人に残りました。ははは、どうだ!
そんな、高倍率を勝ち抜いた奇跡のエントリーシートをいつか公開したいなあと思っていたのですが、データを紛失してずっと公開できませんでした。
しかし、就活時に使っていたカバンから、紙のESが出てきたのです! すごい!
というわけで僕が大学4年の時に書いたESを公開します!
今から数年前のものです!
文章が拙い! 恥ずかしい!
でもまあいいや! 大目に見てください! どうぞ! 


少年画報社 課題作文 まんが出版社にとって必要な要素とは 1200字

 まんが出版社に限らず、出版社に務めている者ならば誰しもこう考えているはずだ。最高の本を作りたい、と。

 ここにも同じように最高の本を作りたいと悩む一人の男がいた。彼の名はもらたん。

「本を作る仕事がしたい」と考えていた彼は、インターネット上の文学に目を付け、大学を卒業してすぐにネット文学を書籍化する会社を設立した。社員は、元出版社勤務などを雇った。そして会社を立ち上げて数か月後、とても面白い本を作り上げ、世に送り出した。

 しかし売り上げは散々たるものだった。

 本が全く売れない。それどころか書店にも並ばせてもらえない状況。社内には在庫の山。良い作品には自然と結果がついてくると考えていた彼の自信はもろくも崩れ去った。

『こんなに素晴らしい本なのになぜ売れない? …俺には運がなかっただけだ。いや違う、才能がなかったんだ。…もうこれ以上考えるのは辞めにしよう』

 気分を変えようとテレビをつけた。彼が嫌いなお笑い番組、エンタの神様が流れた。

 嗚呼、つまらない。なぜこの番組はつまらないのに人気があるのだろう。なぜ客はこんなのを楽しめるのだろう―。そんなことを思いながらふと客席に目が言った瞬間、観客が女性ばかりだということに気が付いた。

 かつてお笑いは男しか見ないと思われていた。しかし実際にはお笑いが好きな女性が大勢いた。そこにこの番組は目を付けたんだ。

『これだ! 本が面白いだけではだめなんだ!』。彼はようやく【成功する出版社】に必要な要素と向かい合える立場に立てた。彼はターゲットを絞らないことが商品を売る最善の方法だと考えていた。しかしすべての人が70点を下す微妙な本よりも、特定の層に100点の評価をもらい、その人たちに購入してもらえる本を作る方がはるかに重要じゃないか―。

 ついに目覚めた彼は特定のマーケットの発見、確実に売れる本の制作、この2つの課題をすぐにクリアしてしまう。

 かねてから彼には活字離れが叫ばれている若者に本を読んでほしいという想いがあった。ターゲットは若者だ。活字に苦手意識があるなら漫画を読んでもらおう。ネット文学を漫画化するんだ! およそ2000万人のマーケット、ビジネスも十二分に成り立つ。会社も今のままではだめだ。本を書店に置いてもらうために営業が必要だ。それも若者に読んでもらうための本という想いを理解し、制作と意思の疎通ができる営業が。そして社内全体で一つの意思を共有できる体制も。編集もただ本を作るだけでなく、未開のマーケットや細かい需要を見つける広い視野が必要だ。そして漫画家に我々の想いを理解してもらうためのコミュニケーション能力も。休んでいる暇なんかない、彼らの冒険は始まったばかりだ!





いやあ、若々しいですね。恥ずかしい。
大学4年の時の文章ですからね。
でもこれが200倍の競争率を勝ち抜いたのは事実ですからね。
いやあ、入りたかった。最終で落ちた。
ボロボロだった面接の帰りの新幹線の車窓から見える暗闇がトラウマで、今でも夜の新幹線が嫌い。
みんなも就活がんばってね、それでは!
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♯50436
え、落ちた自慢でいいなら講談社のES通ったぞ俺。
思いっきり小学館の漫画褒めて。
♯50437
俺も集英社のES通ったが、3時くらいで脂肪した
採用しておけば、ジャンプもいまのようにワンピ一強の凋落ぷりを見せずに済んだのに
見る目ないぜ(やれやれ)
♯50438
俺も春秋と一迅とエンターブレインのESは通ったぞ
最終まで行った事は無かったがw
♯50444
俺もグーグルの最終まで残った
一次だろうが最終だろうが落ちたもんは同じだから自慢なんてしたことないが
♯50447
俺も大統領の最終まで残った
かうんたっく

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