ジャーナリスト3人逮捕、無許可でパリ上空でドローン飛ばす
深刻化するドローン事情。
今週、火曜日水曜日と2日続けてパリの上空をドローンが飛行。エッフェル塔やコンコルド広場、アンヴァリッド軍事博物館などパリの名所の上を飛び、誰が何の理由で飛ばしているのかとニュースになっていました。結果、ドローンを飛ばしていたのは衛星テレビ局アルジャジーラのジャーナリスト3人だということがわかり、3人は逮捕。パリの夜空を撮影しようと、特に深い意図も計画もなく飛ばしていたのだとか。
パリ上空に航空機を飛ばす場合、1万9700フィート(約6,000メートル)未満の飛行は許可を必要とします。飛行が許可されるのは日中のみで、夜間は完全禁止。夜間飛行は完全違法。今回は、夜間2日連続での許可なし飛行で、逮捕されてもなんとも言い逃れできない状態でした。
米国ではドローン規制法案が今年にはいって発表され、一方ではアメリカ連邦航空局(FAA)がCNNとパートナーとなり、ジャーナリズムという現場でのドローンのあり方を話し合っているという段階。ドローンに対して世界がなんとなくデリケートな扱いをしている今日この頃です。ドローンでの報道の自由はいつまで続くのか、街の安全はどうやって守っていくのか、世界中でその話し合いが進んでいます。
image by pisaphotography/Shutterstock
source: AFP・BBC
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- madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2015年 04 月号 [旅特集・パリがすべて。]
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