『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.70　襲撃者
黒棒は確証はないが確信はあると、刀太の正体について語り始める。さぁ今まで謎だったことが遂に明らかにされるのか！ と思ったら、地下闘技場で威圧で刀太を串刺しにした"謎の男"が現れて会話は終了～。なんだよこれーっ！　ようやくわかると思ったのにさ。プロレスで例えるところの「両者リングアウト引き分け」な気分です。今はあまりないだろうけど80年代ぐらいまではけっこうあったんですよ。決着させず うやむやにして"次回に続く"ってな感じでさ。

でも代わりに謎の男から、刀太の正体に繋がるキーワードがいくつか発せられたのでソレを挙げていきましょう。
・「つまりアンタが粗悪な劣化コピーだってコトさ」
刀太がコピー？　そういや小夜子編で三太が刀太の素性を調べたら2082年生まれになっており、現在4歳でないとおかしいとあったな。もしクローン培養で育てられたなら4年でここまで成長することは可能だろう。たぶん。

・「こんな場所にお守りもなしで一人でいるなんてバカの極みだね」
刀太は襲われておかしくない人物だということか。確かにフェイトも狙っていたからね。だからこそ熊本時代は雪姫と一緒だったし、仙境館では精鋭のナンバーズと共に住まわせていたと。

・「はじめまして兄さん」
最大的なキーワードでしょう。勝手な予測ですが謎の男が正統な血統を受け継いだのに対し、刀太はそのコピーだと思います。ならば誰の？　となりますが、どう考えてもネギとしか思えません。ただ、「兄さん」とはどういうことなんだろう。刀太は14歳(自称)だから、謎の男はそれ以下の年齢ということか。けれどさすがに4歳以下ってことはないよね。

「その戦闘勘もイラつくよ　自分のものでもないくせに」
ネギのコピーとするならば並ならぬ戦闘勘を持っていて不思議ではありません。

雪姫・フェイト・龍宮クラスの強敵と巡り会えた嬉しさからか笑みをこぼす刀太。これに怒った謎の男は魔法を使って刀太を袈裟懸けに斬り、普通なら即死レベルの重傷を負わせます。トドメを刺そうとしたところで刀太にはまだ手段が残ってました。

闇の魔法の出現です。これもネギのコピーならば使えて不思議ではありません。謎の男が正統な家系としても技が遺伝するとは限らず、たぶん闇の魔法は使えないのでは？
謎の男は怯むことなく立ち向かう。負けるわけがないと思っているのだろうか。この続きは次回！
UQ HOLDER!(6) (講談社コミックス)　*3月17日発売