万能細胞とも呼ばれる「iPS細胞」(人工多能性幹細胞)から、軟骨生成する実験に

成功したことがわかりました。

画像:【iPS細胞から軟骨組織生成まで】 
iPS細胞から軟骨組織生成まで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000001-mai-soci.view-000

27日、京都大iPS細胞研究所の妻木範行教授らのグループが発表したもので、iPS細胞から生成

した軟骨組織をラットやミニブタの損傷したひざに移植したところ、支障なく、患部に生着したとのこと。

妻木教授は

「iPS細胞を使った関節軟骨損傷の治療法開発に向けた研究の大きな一歩を踏み出せた。
今後、安全性と有効性の確認を十分に行いたい」

と話しています。

これまでの軟骨治療では患者自身の体から健康な軟骨を取り出し、培養して損傷した患部に移植

する方法がありましたが、培養中に変質してしまい、移植後も痛みが再発するなどの問題がありました。

iPS細胞の活用と成果には本当にめざましいものがありますね。