少女「懐かしい夢を見て、私は泣いていました」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/03(土) 23:30:07.76
少女「幼い頃です」
少女「近所にある公園の銀杏の下をみんなで駆け回っていました」
少女「世の中の汚いことを何一つ知らない無垢な笑顔で、遊んでいたのです」
少女「誰もが子供だったのですから」
少女「その朝は布団から出る気になれませんでした」
少女「いつまでもこの微睡みの中に居たいと、ぼぅっと考えていたのです」
少女「私は学校を休みました」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/03(土) 23:39:07.09
少女「団地住まいなのですが、真昼の静けさには空恐ろしさを感じます」
少女「無機質なコンクリートが隣立しているのは、なんだか淋しくて」
少女「そこに居る私は砂漠の真ん中に往生する旅人のようでした」
少女「外出することにします」
少女「向かいのマンションのベランダに布団が干してあるのを見て、私は安心を覚えました」
少女「空は真青です」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/03(土) 23:46:31.95
少女「様々な光景が私を取り囲んでいる」
少女「それは不思議な捉え方なのですが、私は実感していました」
少女「足取りが軽く、弾みます」
少女「平日の白昼を堂々闊歩する背徳に似た感覚がたまりません」
少女「鼻歌が生まれては消えていきます」
少女「男性が鳩に餌をあげていました」
少女「おそらくあれが彼の仕事なのです」
少女「お勤め御苦労様」
少女「そんな風に呟きます」
少女「世界の何もかも、お勤め御苦労様」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/03(土) 23:53:42.74
少女「神社に参詣すると神主さんがいらっしゃいました」
少女「彼は不良か何かと勘違いして、私にお説教を施しました」
少女「私はただ懐かしい夢を見てしまっただけなのに」
少女「お説教の最中」
少女「こんな考えが頭をよぎりました」
少女「懐かしさに捉われてしまったなら、もう前を向くことは出来なくなるのでは」
少女「どうなのでしょう」
少女「神社の御神木も、鳥居も、賽銭箱も、そんなことは知らない様子なのでした」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/03(土) 23:59:54.79
少女「街をぶらつきます」
少女「怖い大人が徘徊しています」
少女「何か悪巧みをしているのでしょうか」
少女「街はそれを知ることもなく、平然と動いていました」
少女「私が何を企もうと」
少女「どんな悪事を画策しようと」
少女「世界はそれを知らずに、日々の営みを当たり前に繰り返す……」
少女「私がなにかとても矮小な存在であると、そんな風に思いました」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:10:14.62
少女「潰れたコンビニがありました」
少女「汚れた硝子越しに中を覗けば、かつての陳列棚が空っぽのまま幽然と並んでいました」
少女「私はここであんパンを買った覚えがあります」
少女「アルバイトの店員が知り合いで、ほんの少し会話をしました」
少女「彼女は別れ際、ありがとうございました、という事務的な挨拶の後で」
少女「また来てね、と朗らかに笑いかけてくれたのでした」
少女「ここに再び足を運んだ今、彼女はいませんでした」
少女「誰かに聞いた話では、たしか彼氏との子供を中絶していました」
少女「彼女のその後を私は知りません」
少女「コンビニが潰れていただけなのです」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:14:42.99
少女「誰も知らないような路地裏を通りました」
少女「誰も知らないような場所に、誰かが捨てた猫を見つけました」
少女「誰も知らない猫は誰かに拾われるのでしょうか?」
少女「私がその猫の頭を一撫でして慰めたことは、誰も知るはずがありません」
少女「哀れな猫を除いて」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:21:08.60
少女「錆付いたポストが立っています」
少女「何かを無性に入れたくなった私は、ポケットに入っていた十円玉を入れました」
少女「十円玉はポストの底に落ちて高い音を立てました」
少女「中には一枚の葉書も入っていない様子でした」
少女「私はポストに底があったことを意外に思いました」
少女「ポストの中は宇宙かもしれません」
少女「海の可能性もあります」
少女「しかし、底は存在していたのでした」
少女「なんだか興醒めでありました」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:29:05.00
少女「日が少しずつ暗くなります」
少女「夕暮れが空の端から侵食を始めていました」
少女「ビルには斜陽が突き刺さって、血を流したように赤いのでした」
少女「人で賑わうところをめざして歩きます」
少女「そうやって匿名の集団に紛れ込んだ私は、いたずらをしている子供のように」
少女「自分を暴く誰かを恐れて、こそこそと歩いておりました」
少女「やがて歓楽街に着いた頃、日はすっかり落ちていました」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:34:33.34
少女「そこは酒の匂いに満ちた場所でした」
少女「昼間みたような怖い大人が、スーツを着込んで店先に立っています」
少女「化粧で武装した女が辺りを浮浪し、声の大きい男が肩を組んで歩き」
少女「私はどこまでもこの場に似付かわしくない、ただの子供でした」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:41:02.92
少女「彼らは、自分が汚れたとは思わないのでしょうか」
少女「懐かしい夢を見ることはないのでしょうか」
少女「無垢であった自分と今の自分を重ねて」
少女「物寂しさに襲われることはないのでしょうか」
少女「歓楽街の灯りは夜を照らし、その喧騒は絶え間なく」
少女「嗚呼、と私は呟きました」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 00:46:29.32
少女「男が私に声を掛けてきました」
少女「愛想良く応対すると、彼は私を酒の席に誘いました」
少女「私は未成年であることを隠し、同伴することに決めました」
少女「度数の高い酒と知らず、その口当たりの良さに飲み過ぎてしまった私は、前後不覚に陥り」
少女「男の口元がいやらしく歪んだ光景を最後に、意識を混濁させました」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:00:33.74
女「ひどい頭痛に目を覚ますと、私は男の腕の中に居ました」
女「体を動かすと、股が鈍く痛みます」
女「私の身体は一晩で、私の物ではなくなっていました」
女「ホテルではないので、どうやらここは男の家のようでした」
女「何もない、つまらない部屋です」
女「冷蔵庫を勝手に開けると、空っぽでした」
女「部屋と同じように、空虚なのでした」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:00:54.39
いや、結構面白いと思うぞw
詩と物語を足して2で割った感覚だな
詩と物語を足して2で割った感覚だな
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:08:33.90
女「懐かしい夢を見ることは、おそらくもう無いでしょう」
女「どこまでも中途半端な、十代の殺那的な幻影は、消え去っていきました」
女「残ったのは、股間の鈍痛」
女「少しの感傷」
女「空虚な心、それらだけでした」
女「そして、私は男の家を後にしたのでした」
終わり
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:09:23.89
え 終わりですか
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:10:08.03
乙
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 01:15:36.94
>>1乙
久々に良いものを見れた、乾杯
おやすみ
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