WCCFtechは27日(現地時間)、米Intelが、低消費電力CPUファミリー「Atom」の命名体系を変更することを、正式に発表したことを伝えています。
発表されたところによると、この変更により今後Atomファミリーに属するチップは、「Atom x7」、「Atom x5」、「Atom x3」という3つの大きなカテゴリに分類されることになるとのこと。
なお、これは既にデスクトップ・モバイルPC向けのCPUファミリー「Core」シリーズにおいて導入されている命名体系と同じ仕組みに。Atom x7とAtom x3には、それぞれシリーズの中で最も高性能なチップ群と低性能なチップ群が、Atom x5にはその中間にあたる性能を保有するチップ群が属することになります。
確かに、現在Atomシリーズの命名体系は非常に複雑化しており、一見しただけではどのチップがどの程度の性能を把握するのが難しいのが実情です。しかし今回、この新命名法が導入されたことで、大まかな性能を一目で把握できるようになりました。
それにしても、MWC 2015の開催直前に発表されたところを見るにつけ、既に出荷開始が正式に発表されている「Cherry Trail」シリーズや(過去記事)、Intelとして初となる4G LTE通信対応の新型SoC「SoFIA」など、次世代Atomファミリーの登場への期待が否が応にも高まります。
果たして、MWC 2015ではどのような情報が開示されるのか。続報に期待です。
[WCCFtech]
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2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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Coreシリーズと同じか。大まかには分かりやすくなったな。
Core-M搭載製品は性能以上に価格ががっかり過ぎたので、次のAtomスマホ・タブレットに期待。
じゃあ PentiumとCeleronもそうしないといけないね
名前を変えたほうばいい
Atomのイメージ悪すぎ
なんかズレてるな
スマホ向けなのかタブ向けなのかデスクトップ・サーバー向けなのかとか
Wifi規格やUSB3.0対応・非対応やサポート可能RAM容量とかをパッと分かる様にして欲しい
Atomにはそもそもパフォーマンス期待しないよ
coreMですら猫跨ぎなんだから