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横浜ドリームランドに、「ヘイヘイおじさん」という名物従業員さんがいらっしゃいました。現在は何をしているんでしょうか? という投稿が、hondairieさんからはまれぽ.comに届きました。
調べたところ、今もお元気で、趣味の旅行や温泉を楽しむ日々を送っています。「人を喜ばせたい」というサービス精神は今でも健在でした。 (はまれぽ.com ほしば あずみ) この記事ははまれぽ.comの2012年の名作記事の再録です。最終ページにヘイヘイおじさんの最新情報も追加しました!
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はまれぽ.comは横浜のキニナル情報が見つかるwebマガジンです。毎日更新の新着記事ではユーザーさんから投稿されたキニナル疑問を解決。はまれぽが体を張って徹底調査します。ヘイヘイおじさんは今どこに?2002(平成14)年に38年の歴史に幕を閉じた横浜ドリームランド。
まだ東京ディズニーランドもなかった1964(昭和39)年の開園当初、総工費約200億円をかけ建設されたドリームランドは間違いなく国内屈指のレジャー施設だった。 そこに今なお伝説のように語り継がれる名物おじさんがいた。 その名も「ヘイヘイおじさん」。 検索の予測変換にも登場する
Wikipediaの「横浜ドリームランド」の項にも載っている
ヘイヘイおじさんは派手な衣装を身にまとい、「ミュージックエキスプレス」という回転系アトラクションを操作していた。
フィンガー5の『学園天国』を「ヘーイヘイヘイ…」と歌い、お客さんも「ヘーイヘイヘイ」と掛け合う事で有名で、また、ヘイヘイおじさんの気持ち次第で、アトラクションが逆回転したりスピードが変わったりするのも人気だった。 現役当時のヘイヘイおじさん
ドリームランドが閉園して10年経つ今でも、当時を思い出して「ヘイヘイおじさんは今どこに?」と思う人は少なくないようだ。
閉園時は既に定年を迎え嘱託として勤めていたというから、今は70歳を超えている。 果たして元気にお過ごしなのだろうか。 Wikipediaによると、閉園後は隣接するドリームボウルでボウリング指導員として勤めていたようだが、そのドリームボウルも2004(平成16)年には閉鎖。 現在は横浜薬科大学の食堂に生まれ変わり、6本のレーンを残すのみである事は、以前はまれぽでもお伝えしたとおり。 過去記事「大学図書館になった旧ドリームランドのホテルの中の様子は?」より
ドリームランドを買収したダイエーや跡地に建つ横浜薬科大学にヘイヘイおじさんの手がかりは残っていない。もうだめかと思いきや、意外と近くに手がかりはあった。
ドリームランド跡地に残る、もう一つの名残「相州春日神社」。開園に合わせて奈良の春日神社から分祀(のれん分けのようなもの)された、かつての「ドリームランド春日神社」は今でも薬科大学に隣接しているのだ。 もしかしたら何かご存じかもしれないと問い合わせてみると、なんとご本人を知っているとの事。だが連絡先がわからないので、知っていそうな人を紹介します、という事だった。 こうして連絡先を知っていそうな人を辿り、我々はとうとうヘイヘイおじさんにたどり着いた。
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