奇妙で不思議な形態感などから絵画だけでなく様々なモチーフになることが多いきのこ。
小林路子さんは日本の菌類画の第一人者と知られており、挿絵の仕事を機に約30年間、山野に通い、きのこを探し、絵に描く、という暮らしを続けています。
その小林路子さんの展覧会「小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ」が吉祥寺の武蔵野市立吉祥寺美術館で2015/4/4(土)~5/17(日)の期間に開催されます。
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1986年、書籍『キノコの不思議』(森毅編、光文社)の挿絵の仕事を機に、その魅力にとりつかれ、以来約30年間、山野に通い、「きのこ」を探し、絵に描く、という暮らしを重ねてきました。多種多様な「きのこ」と出会い、その一体一体と忠実に向き合い続けることで、緻密で類まれなる「きのこ」画の世界を築き上げた小林は、現在、日本の菌類画の第一人者ともいえる存在です。長年の観察と蓄積された知識にもとづくその描写はまた、学術界からも認められ、植物・菌類図譜の世界的コレクションを誇るイギリスのキュー王立植物園にも作品の一部が収蔵されています。
「ボタニカル(=植物の)・アート」とは一味異なる菌類画のテイスト。迫真的で幻想的で魅惑的な「きのこ」の森の入口へと皆さまをお招きします。
期間:2015/4/4(土)~5/17(日)
休館日:4/30(木)
時間;10:00~19:30
場所:武蔵野市立吉祥寺美術館
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
きのこ―小林路子画集 小林 路子 山と溪谷社 |
きのこの迷宮 (知恵の森文庫) 小林 路子 光文社 |