2015年03月04日

7年ぶり新刊　空想東京百景v2　「昭和30年代の平行世界〈東京〉、異能者たちの死闘 !」

小説「空想東京百景v2 殺し屋たちの休暇」【AA】が３日に発売になった。表紙オビが『講談社BOX史上、最大にして幻の奇書、本格始動!』という7年ぶりの新刊で、著者ゆずはらとしゆき氏の新刊案内『単体でもたっぷり楽しめるよう、豪華オールスター＆美女マシマシの娯楽大作に仕上げました』とのこと。

ゆずはらとしゆき氏の小説「空想東京百景v2 殺し屋たちの休暇」【AA】イラスト：toi8氏
舞台は昭和三十年代の平行世界〈東京〉

昭和三十六年九月十七日　港区赤坂＜地下カジノ＞

「あいつァ、とんでもない性悪猫ですぜ」

「わたしの女郎蜘蛛は――強烈なの♥」

メロンブックス秋葉原1号店

とらのあな秋葉原店A

コミックZIN秋葉原店

昭和三十年代の平行世界〈東京〉を舞台にした、講談社BOX・ゆずはらとしゆき氏の小説の七年ぶりの新刊「空想東京百景v2 殺し屋たちの休暇」【AA】（イラスト：toi8氏）が、３日に発売になった。

「空想東京百景v2」【AA】には、講談社BOXマガジン「パンドラ」に2008～2009年掲載分のFile:01『闇の中で見る虹』・File:02『殺し屋たちの休暇』、File:03『空虚でいびつな風景』に、書きおろしの続編File:04『水にナを記す愚者の群れ』、File:05『日照りのなかの幕間』、File:06『道化師のための予行演習』、File:07『優美なる死骸遊び』、File:08『死体置場の片隅から』を加えた（もくじ）みたいで、オビ謳い文句が『講談社BOX史上、最大にして幻の＜奇書＞、ついに本格始動！』、裏表紙には『昭和三十年代の平行世界〈東京〉を生きる〈異能者〉たちの死闘！』などなど。

著者のゆずはらとしゆき氏の新刊案内では『殺し屋・蓬莱樹一郎が主人公の~~ハーレムラブコメ~~〈伝綺活劇〉です。、現状、空想東京百景１巻は電子書籍版でないと入手困難だったりしますので、単体でもたっぷり楽しめるよう、豪華オールスター＆美女マシマシの娯楽大作に仕上げました。最後の一滴までよろしくお願いいたします！』とのこと。

〈呪詛爆弾〉投下によって改変された戦後──。殺人序列者が殺しの技を競う〈組織〉で暗殺任務に失敗した〈魔銃遣い〉蓬莱樹一郎に処刑の指令が下った。運命の分岐点に立つ彼の前に訪れたつかの間の休息、奇妙な〈殺し屋たちの休暇〉──。暗黒の魔窟に囚われた〈灼熱獄炎ノ魔銃〉の殺し屋・蓬莱の運命を操るのは、魅惑の美少女か？妖艶の魔女か？　ゆずはらとしゆき氏の新刊案内

また、「空想東京百景」特設サイトでの担当者コメントは『あの奇書が帰ってきた!2008年、講談社BOXに現れた奇妙な箱……。その中に詰め込まれていたのは、もう一つの昭和三十年代の<東京>を幻写する<奇書>にして<暗号>でした。読む人々を驚嘆の渦に巻き込んだ、あの世界が、パワーアップして再誕!　toi8さんの美麗なイラストとともに綴られる、パンドラの箱を、是非、開けてみてください』になってる。

なお、今回発売になった「空想東京百景v2 殺し屋たちの休暇」【AA】から3連続刊行で、4月2日に『空想東京百景〈V3〉殺し屋たちの墓標』が発売、4月27日に『空想東京百景〈異聞〉strange report』が出るほか、4月27日にはtoi8氏による漫画版「空想東京百景〈異聞〉Strange report」【AA】も出るみたいで、ゆずはらとしゆき氏は『七年間、溜めに溜めたコンテンツを一気に装弾/発射するという、なんというぶっかけカーニバル!』とも書かれている。

「空想東京百景」特設サイト　/　ゆずはらとしゆき氏のブログ