スペイン・バルセロナで開催中の携帯見本市MWC 2015より。日本のプラスワン・マーケティングは、freetelブランドのWindows Phone 8.1スマートフォン、その名も「
Ninja」を出展しています。
法人・コンシューマ向けに今夏までに国内発売予定。『
Office 365とのシナジーを発揮できる』と法人顧客向けメリットを強調します。
Windows Phone 8.1 freetel Ninja
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国内におけるWindows Phoneの発売は、KDDIが2011年夏に発売した東芝製スマートフォン
IS12Tを最後に途絶えています。
ところが2015年に入り、マウスコンピュータとプラスワン・マーケティングがWindows Phoneの国内発売を相次ぎ発表。京セラも
高耐久Windows Phoneを参考出展するなど、Windows Phoneが国内市場でもにわかに盛り上がりを見せてきました。
プラスワン・マーケティングが今回出展した「
freetel Ninja」は、Windows Phone 8.1を搭載したスマートフォン。
主な仕様は 64bit クアッドコアプロセッサ、5.0インチ 1280 x 720 マルチタッチディスプレイ、1GB RAM、8GB ストレージ、背面800万画素カメラ、フロント200万画素カメラ、2500mAhのバッテリー容量など。なお背面はメタルのように見えますがプラスチック素材です。
SIMロックフリーで、法人・一般消費者向けに今夏までに国内発売される予定。
Windows Phoneの発売意義について同社は「
Office 365とのシナジー」を掲げます。
担当者は『
Office 365をノキアのWindows Phoneと一緒に使うとすごく使いやすかった』とし、『
PCで作成した資料やOutlookのスケジュールがクラウド経由でスマートフォンにすぐ入る』『
Office 365をAndroidと一緒に使っている方も多いと思うが、Windows Phoneのほうがシナジーがあるわけで、その点をわかっていただけると響く』と法人顧客向けにメリットがあるとしています。
なおマイクロソフトがWindows Phone 8.1向けに提供するWindows 10無償アップデートについては、『
基本的には対応していきたい』と前向きな姿勢を示す一方、法人顧客にとってはアップデートが負担になるとし、アップデートをするしないの選択肢を設けるかも含め、現在検討中としています。
(同社のWindows Phone "Ninja"でエクセルを編集している様子)
なお一般消費者向けには『
アプリが少なくユーザーエクスペリエンスを想像しにくい』と訴求点に弱いことを認めつつも『
WEB閲覧やメールが中心なら問題ない。今後マイクロソフトがアプリを充実させれば、一般ユーザーにも広がっていくのではないか。マイクロソフトの頑張りに期待したい』と話しました。