こちらはイタリアの写真家Mario Giacomelli(マリオ・ジャコメッリ)さんの作品です。白い背景、氷上をスケートをする陽気な若き神父たちが捉えられています。白と黒の強烈なコントラストが非常に美しく、代表作とも言える1961〜63年に撮影された作品です。
Mario Giacomelliさんは2000年にアドリア海に面したセニガリアにて75歳で死去しています。日本では2008年と2013年に東京都写真美術館で展覧会が開催されています。略歴は以下が詳しいのでご覧下さい。
イタリア人写真家マリオ・ジャコメッリは1925年8月1日イタリア北東部のセニガリア生まれです。13歳の時、印刷所で雇われ、その後その印刷所のオーナーとなっています。最初はアマチュアの画家および詩人でしたが、1954年以降に独学で写真を学び印刷の仕事のかたわら写真家としてのキャリアをスタートします。 エチオピアやチベットなど遠方地での撮影も行なっていますが代表作は主に地元中心に旧式の改造されたカメラで行われています。
アマチュア写真家ですが、ニューヨーク近代美術館のジョン・シャーカフスキーやジョージ・イーストマン・ハウスのネイサン・ライオンズなどが収蔵作品に加えたり展覧会を企画するなど高く評価しました。
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