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アップル、次期 iPhone にも感圧タッチを採用?Apple Watchや新MacBookのForce Touch応用(WSJ報道) - Engadget Japanese


3月10日のアップル Spring Forward スペシャルイベントで発表された Apple Watch と新MacBook はまるで別ジャンルの製品ですが、新技術「感圧タッチ (Force Touch)」を採用した共通点があります。

軽く触れるタップと強めに押すプレスを区別する感圧タッチは、秋以降の次期 iPhone にも導入されるかもしれません。

国内4月24日発売予定のApple Watch にも、4月10日発売予定の新しいMacBook にも導入される感圧タッチは、軽く触れるタップと、力を入れて押すプレスを区別する技術。アップルウォッチでは画面に、新MacBook では新設計のタッチパッドに使われています。

アップルの表現では「ユーザーインターフェイスの新しい次元が開かれました」「マルチタッチの登場以来、最も画期的な新しい感知機能。それが感圧タッチです」。 お、おう・・・

参考リンク先 Wall Street Journal がお決まりの「詳しい筋」から得たという証言によれば、アップルは次期 iPhone にも感圧タッチの導入を計画しているとのこと。

Force Touch は押す力の強さを感圧センサで検出できますが、タッチパネルの方式として従来の静電容量式から感圧式に切り替えたわけではありません。軽いタッチも従来のように認識できます。

Apple Watchでは押し込んで文字盤の選択やワークアウトの一時停止など、いわゆる長押しのような操作オプションを即座に呼び出すために使われます。また MacBook ではアップル製アプリの一部が感圧タッチに対応しており、たとえば動画再生時に早送りアイコンを押し込むと段階的に再生速度を変更できるなど。

アップルは感圧タッチの技術を Apple Watch (iOSベースのWatch OS)でもOS X でも一般の開発者に提供し、感圧に対応した新たなアプリの導入を促す予定です。他にない売りとしてアプリを増やすつもりならば、iPhone や iPad で導入を計画していても不思議はありません。

とはいえもちろん、仮にこのサプライヤ筋からの情報が信頼できるとしても、アップルも他社も常にさまざまな新技術をテストしており、実際に製品で採用されないこともあれば、次期 iPhone ではなくさらに将来の話になる可能性もあります。


感圧以外の次期 iPhone のうわさとしては、サイズは iPhone 6世代からの 4.7インチと5.5インチで継続、解像度も同等ながら、新しい本体色を用意するとの話もあります。上記のサプライヤ筋によると、アップルは新たな iPhoneの本体色にピンクをテストしているとのこと。



なお、WSJのソースは特に触れていないものの、Apple Watch と新MacBook のタッチパッドで感圧と対のように導入された技術としては Taptic Engine もあります。これはいわゆるハプティックフィードバック、感触で反応を返す技術。リニアアクチュエータにより、一般的なバイブのブルブルよりも鋭く繊細な振動を伝えられる点が特徴です。

使い方はアップルウォッチでは手首を軽くトントンと叩くような通知機能として、新MacBook のタッチパッドでは物理的に下に沈まなくなった代わりに、クリックに応じて手前にわずかに動いて押し込んだかのような錯覚を与えたり、スクロールにカチカチという段階の手がかりを与えるなど。感圧もフィードバックも本体の薄さとトレードオフになりますが、iPhone でももっと繊細な動きで感触を伝えられれば、新たなインターフェースやアプリにつながるかもしれません。






アップル、次期 iPhone にも感圧タッチを採用?Apple Watchや新MacBookのForce Touch応用(WSJ報道)

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