36 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00:15:33 ID:p0SThIA4
私の地元に一匹の三毛の野良猫が居た
鼻先が黒いので私は「ハナクロ」と呼んでいた
そのハナクロは私が小3の時6匹の子猫を産んだ(子猫を産むまで性別不明だった)
だけど、その子猫の半分が車に轢かれて亡くなってしまった
それに耐えかねたのかハナクロは近所のオバチャン達に託すように残った三匹の子猫をオバチャン達の前に置いて
家の中に入っていく子猫をジッと見つめていたのだそうだ
そんなハナクロが去年の冬、人知れず姿を消してしまった

今では子猫も大きくなり一匹はオスだと言うのに女の子の様な声で鳴く甘えたとなった
もう一匹は先輩犬のご飯を横取りするほどの地位を確立するようになった
残りの一匹は家の前で何時も日向ぼっこをして時々近所の学生にちょっかいをかけられている
そんな姿を見てあの時、ハナクロのした決断は間違いでは無いと思えた今日この頃・・・
長文スマン