2015年03月13日 20:05
弱肉強食の厳しいジャングルの奥地で、ひな鳥が生き延びるのは簡単なことではありません。
アマゾンの密林に生息する「ハイイロモンキタイランチョウ」のひな鳥は、全く別の「ある生き物」に擬態することで、生存率を高めているそうです。
その生き物が何なのかというと……。
こちらがハイイロモンキタイランチョウのひな鳥。
親鳥よりもずいぶん派手と言うかファンキーというか、これでは外敵にすぐ見つかってしまうのでは?
しかし心配にはおよびません。
変身!
ぐるんと丸まって……。
別の何かになった!?
答えはなんと毛虫。
フランネル・モスという蛾の幼虫(猛毒あり)にそっくりなのだそうです。
映像はこちら。
laniocera - YouTube
動いていると完全に毛虫そのもの。
猛毒の毛虫と勘違いさせることで、天敵である大きな鳥などに襲われる確率を減らしているとみられています。
過酷なアマゾンならではの生命の神秘ですね。
オリジナルのフランネル・モス。(モザイクを外した画像はコチラ)
An Amazonian Bird’s Smart and Sneaky Survival Mechanism