WCCFtechは12日(現地時間)、DirecX 12環境下においては、米AMDのGPUシリーズ「Radeon」と米NVIDIAの「GeForce」とを組み合わせて、マルチグラフィックスを構築することが可能になる見込みであることを、米マイクロソフトが公式に明らかしたと伝えています。
※拡大クリック推奨
伝えられるところによると、今回マイクロソフトのテクニカルサポートスタッフによって、DirectX 12は「RadeonとGeForceを用いたマルチグラフィックス構築」をサポートする ”予定” であることが明言されたとのことです。上の画像は、その様子を収めたスクリーンショット。
これまでは、ハードウェア的にもソフトウェア的にも厳しい制約が多く課せられており、実現させることは困難を極めていましたが、どうやらDirectX 12においてはそれらを回避する方策が確立されることになりそうです。
既に、先月末にも同様の可能性を指摘する情報が伝えられており(過去記事)、その情報が正しかったことが今回示唆される形となりましたが、あくまで ”一スタッフによって言及された” だけに過ぎず、マイクロソフトという企業から正式に発表された訳ではありません。
また、例えDirectX 12のネイティブな仕様として「異種混合マルチGPU」の構築が可能になったとして、AMDやNVIDIA側がそれをサポートするかどうかはまた別の問題となります。
個人的には、米Intel製CPUに統合されている「Intel HD Graphics」の扱いがどのようになるかが気になるところ。続報に期待です。
[WCCFtech]
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
DirectX 12では「異種混合マルチGPU」が実現される見込み
2015年2月26日
米AMD、GPUにおける「VRAMの完全なスタック」実現の可能性を示唆
2015年2月3日
「Radeon R9 300」シリーズ、リブランド品を全排除して新GPUコアへ刷新か
2015年3月9日
NVIDIA、12GBメモリと80億のトランジスタを搭載する「GeForce TITAN X」を発表
2015年3月5日
「Mantle 1.0」、Khronos Groupの業界標準オープンAPI「Vulkan」に完全統合へ
2015年3月5日
米AMD「R9 M295X」のCinebench R15のベンチマークスコアが新たに公開
2014年10月27日
ラデとゲフォよりラデとIntel、ゲフォとIntelとのマルチGPUをサポートしてくれた方が良いと思うのは俺だけか…
ラデ&ゲフォのサポなんてAMDのAPUとグラボにゲフォのっけたパターンでしか有効性がねぇじゃん
Radeonに描画、GeforceにPhysXをそれぞれ担当させられたら完璧
それこそ意味ないんじゃないかな。
iGPUとdGPUの組み合わせのメリットって消費電力ぐらいしか思いつかないし、それならIntelとゲフォでもう実現されてる。
消費電力が重要なノートでAMDのシェアはあまりないし・・・
こいつのいいところはラデとゲフォの組み合わせができるってことと言うより、同じメーカーで違うクラスのGPUの組み合わせ(例えばGTX980とGTX960)ができることじゃない?
ラデとゲフォの組み合わせはドライバでグッダグダになる未来しか見えない。
ラデとゲフォに最適化されたゲームを再起動なしに起動可能と考えると案外便利かもしれないと思った。
なんでそこまでやらないといけないの?
イカなイカん あさひどうカメラ
自作はスポーツ、グラボマニアはアスリートだから・・・
できるわけ無いだろ
いつものできるできる詐欺だわ